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 ヨット特集



 夏は海へ行こう!ヨットの魅力に迫る



             「信じられますか?風の力だけで動くんですよ!」

 早大ヨット部の主将、高橋洸志(スポ4)はヨットの魅力を、目を輝かせながらこう表現した。今回は、まだまだマイナースポーツと言われているヨットに青春をかける、早大ヨット部にスポットライトをあててみたい。


 早大ヨット部は創部80年を超え、積み上げられてきた伝統がある。だがここ50年以上日本一から遠ざかっており、古き伝統を重んじるだけでなく、新しい改革を迫られている。「今年は『Revolution』というスローガンを掲げました。これまでの練習メニューなどは一新して、個々それぞれが明確な課題を持ってやっていけるように、意識改革をしていこうと思って」と高橋主将が言うように、自分たちの力で新しいことをやり、現状を打破しようという意気込みが今年のヨット部にはみられる。



          「海に出たら人間はちっぽけな存在なんだなって思いますね」


高橋主将 「ヨットというのは風の力だけで走るんです。そこがすごい魅力ですね。練習をすると風が見えてくるんです。自然ってすごいですよね。海に出たら人間はちっぽけな存在なんだなって思いますね」ヨットは自然が相手という数少ないスポーツではあるが、予想だにしないことが起こる自然という敵と相対するのではなく、味方につけられるかどうかを競うというのがこのスポーツの難しさであり、醍醐味でもあるのだ。 高橋主将はこのようなまだあまり知られていないヨットのことを多くの人に伝え、ヨットが今後どうやったら普及していくかということを真剣に考えている。そういった意味でも、入部してくる生徒が増え、新たにヨットの仲間ができることは、彼にとってこれ以上ない喜びである。部員は現在26人在籍しており、女子部員も7人と、ヨットに魅了され、のめり込んでいく人は着実に増えてきている。「ヨットのルールや競技内容は知らなくても大丈夫です。ヨットは見る競技というよりも実際に自分でやってみて始めて面白さがわかる競技だと思います」というように大切なのは、実際にやってみてヨットの面白さを肌で感じることなのだ。

 ヨットには、大学のヨット部でよく使われ、テクニックが要求される470級と、比較的オーソドックスなスナイプという2種目があり、 それぞれに違った魅力がある。また、「アテネ五輪のヨット競技の金メダリストは45歳なんですよ。年をとってからもできる生涯スポーツだってことはヨットの大きな魅力でもありますね」というようにヨットは老若男女問わず誰でも楽しめるスポーツなのだ。



                  「優勝することに意義があると思っています」


 現在の早大ヨット部は非常に優秀なコーチの方々のおかげもあり、また何と言っても高橋主将のリーダーシップでチーム全体がひとつにまとまり、悲願の日本一に期待が持てる。目標は?の問いには「50年優勝していないのはある意味チャンスです。だからこそ、ここで優勝したいです。結果が出なければ意味がありません。がんばることは誰にでもできる。2位3位ではなくて優勝することに意義があると思っています。」という頼もしい言葉も返ってきた。是非今後の早大ヨット部の活躍にご注目いただきたい。
(取材・編集 飯田唯、水上大輔、滝沢卓) 








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