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 ニュース 12月7日



 早大コーチが白血病で闘病中

昨季の明治乳業杯全日本選抜選手権で優勝した長島選手
 早大OBで全日本選手権5連覇中の長島和幸(平16年人卒=現クリナップ)氏が急性骨髄性白血病で闘病中であることが12月1日、日本レスリング協会の発表で分かった。

 長島氏は群馬県館林高を卒業後、早大に入学。双子の兄の正彦氏(青学大OB)と共に活躍する。74キロ級で数々のタイトルを手にし、卓越したグラウンド技を武器に全日本学生選手権では3連覇を達成、2004年には世界学生選手権に出場し、銅メダルを獲得した。





今季の東日本学生リーグ戦、コーチとして選手を見守った
 早大を卒業後はクリナップに所属し、早大のコーチとして指導を続けながら現役選手として日本のトップで戦う。2008年から全日本選手権で5連覇を達成、2010年のアジア大会では銀メダルを獲得するなど中量級のエースとして抜群の成績を残し、ロンドン五輪での出場を目指していた。長島氏が早大に入学するのと同時期から指導しており、2人3脚で取り組んできた太田コーチは「病気と戦って、もう1度マットに戻ってきて欲しい」と話した。また、日本レスリング協会では公式HPで支援カンパの振込み先などを公開し、協力を募っている。

(記事 辻耕平) 








◆コメント
太田コーチ
9月の上旬に白血病ということが分かりました。僕にとっても、彼にとってもそうだと思うんですけれども、僕が早稲田大学のコーチになってからの第1期生であり、共に歩んできた選手です。北京オリンピックでは全日本であと1歩で優勝できずに、代表を逃してしまったので、なんとかロンドンオリンピックで代表を取ってほしいと思っていました。そういった病気にかかってしまって、何故、という気持ちです。練習についてはもちろん、食生活についても見本となる選手で、文武両道で本当に学生の模範でした。それが病気が分かったときには白血球が40万くらいだったそうで、生死の境をさまよったくらいひどい状況だったんです。僕も学生も同じくらいショックだったと思います。当初は面会謝絶で1ヶ月くらいした後にやっと見舞いにいけたのですが、そのときは普通に会話も出来ました。今はその会話を僕が学生に伝えるという形で指導しています。現役のコーチということで動揺は選手個々にあったと思いますが、「お前達が一生懸命戦うことは、彼が病気と戦う気持ちを支えることだから」と常々言ってきました。出来る限り気持ちを入れ替えて練習に励んでいます。今はなんとか回復し、ドナーも見つかったので、年明け早々に移植手術をする予定だそうです。我々がやれることは全日本であったり、全ての大会を全力で戦い、本人が叶えられなかった夢を学生が叶えることです。そうした時に、本人も病気と戦う力が出てきてくれると信じています。病気と戦って、もう1度マットに戻ってきて欲しい、それだけですね。







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