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暑さに負けず、上達みせるスクール生
ワセダクラブボートスクールが開講して約4カ月がたつ。日曜日の朝にもかか
わず、練習場である早大の艇庫には、エンジのユニフォームを着たスクール生が次々と
集まってくる。開講して間もなくは、慣れない準備や片付けをするのにコーチの
指示に従っていたスクール生たちも、もうすっかり慣れ、自分たちで協力して準
備や片付けに取りかかる。友達やコーチとも打ち解け、スクールを楽しんでいる
ことが伝わってくる。
スクールは学年によって3つのカテゴリーに分かれる。カテゴリー1は小学校
2〜4年生、カテゴリー2は小学校5.6年生、カテゴリー3は中学生。カテゴリーご
とに2艇ほどのボートを準備し、コックスとしてコーチが同乗する。練習内容はカテ
ゴリーによるが、スクール生たちは、ボート競技で使われるコックスの言葉やオールの
使い方にも慣れ、今はより速く漕ぐための練習が中心だ。ボートを並べて速さを
競う練習では、皆真剣な表情を見せる。
取材に伺った日、カテゴリー2の鈴木朋也君たちは、ナックルフォアに乗り、
約50分間の練習。皆で合わせて一本ずつ漕ぐため、オールの使い方の細かい点
を金子コーチから教わった。「遠くの水をつかむように」というコーチの説明を
聞き、自分のオールを見ながら一漕ぎ一漕ぎ丁寧に漕いでいた。
藤井裕也君、井手魁利君は「スタートの仕方を習った」「ここで友達ができた
ことが良かった」とスクールの様子を話してくれた。また、8月1日に初めて大
会に出場することが決まり、多くのスクール生が「勝つことが目標」と元気に答
えてくれた。
酒匂コーチは、「子供たちの上達が思っていたより速い。でもこれからです。
人数が集まると、それぞれのモチベーションも目標も違ってくる」。これまでス
クールは順調
だ。これからは子供たちが楽しんでボートを続けられることが、スクールを活気
づけることにつながっていきそうだ。
(廣瀬理沙)
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