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 春季関東バレーボールリーグ戦 男子1部  4月29日 東京・国士舘大学多摩校舎体育館



 接戦落とし、初勝利ならず 最下位でリーグ終了

頭を抱える高橋悠(右、スポ3)、と大木翔陽(左、スポ3)  春季リーグ最終日、いまだ0勝の早大は初勝利を目指し筑波大と対戦した。フルセットの接戦となるが最後を詰め切れず、セットカウント2−3(18-25 26-24 18-25 25-21 10-15)で今季7敗目。最下位でリーグを終えた。  

 結果的に負けはしたものの、選手たちが常日頃口にしている「自分たちのバレー」はできたのではないだろうか。ここにきてコンビバレーがやっと形になってきた。ブロック力の向上に伴ってセッターへのレシーブの返球率がぐんと上がり、今までは生かされきれてなかったセンターラインが息を吹き返した。徳武主将(スポ4)があざやかにブロードを決めれば、1年生ながらスタメン出場の市川(スポ1)が、コートの真ん中にクイックを豪快に打ち下ろす。レフト・ライトを中心にセンターをうまく絡めたコンビバレーで、2勝している筑波大相手に対等に渡りあった。

ブロックする徳武主将  1、3セット目は筑波、2、4セット目はワセダが奪い、勝負の行方は第5セットまで持ち越されることに。3連続ポイントで好スタートを切ると、すかさず筑波大にタイムアウトをとられる。ここから3連続失点で、流れは完全に相手のものとなった。あれだけハマっていた攻撃が決まらなくなり、コートチェンジ後に限っては決まったスパイクは浅野が放ったたった1本のみ。「最後、もう一歩」(徳武)。勝負どころで1本が出なかったのが痛かった。結局5点差をつけられ、ゲームセットを迎えた。

 またも初勝利ならず。しかし、「リズムに乗れていいバレーができた」(長内)というように選手にはある種の満足感が残ったようだ。「最終戦なので楽しく騒いでいきました」(市川)。声を出し、得点が決まったらコート中を走り回って喜びを表現する。バラバラで負けてしまった前2試合と本当に同じチームなのか、目を疑うほどの変貌(ぼう)ぶりだった。ムードが良ければ、これだけの力が出せると大きな自信になったに違いない。

 7連敗も、「途中アクシデントがあってメンバーが変わった。そのなかでチームになってきたのは収穫」と、徳武主将は意に介さない。収穫と言えばもう一つ、ライト長内(スポ3)とレフト浅野(スポ2)の活躍も挙げられる。この日の試合でも大活躍を見せた二人。卒業した大エース柴小屋(スポ20卒、現NEC)の穴は、きっとこの二人が埋めてくれるだろう。徳武ワセダ、次の戦いは6月の東日本インカレである。各チームとも若手主体で臨んでくることから、若手が十分に経験を積んでいるワセダにとっては有利な大会となることが予想される。好結果を残して、若さに自信という大きな武器をプラスしたい。

(加藤咲耶) 


★リーグ戦の全日程が終了し、優勝は日本体育大学
 平成20年度春季男子バレーボールリーグ戦が全日程を終了した。優勝は、全勝で無類の強さを見せた日体大であった。これで日体大は昨年の秋季リーグにつづき、2季連続優勝となった。エースの米山達也(体育4)も最優秀選手賞、レシーブ賞の2冠。合計5つの個人賞を日体大が占めた。

◆コメント
春季関東バレーボールリーグ戦
早大
18−25 26−24 18−25 25−21 10−15
筑大
【スタメン】
レフト 高橋悠(スポ3)
レフト 浅野智広(スポ2)
センター 市川智之(スポ1)
センター 徳武正哉(スポ4)
ライト 長内貴志(スポ3)
セッター 佐藤晋(スポ2)
リベロ 大木翔陽(スポ3)
徳武主将
(今日の試合)最後、いい形で終われた。勝負うんぬんは気にすることない。 (粘ってワセダらしいバレーができましたね)最後、もう一歩。もう一歩が何かを見つけないと。次の試合までに修正していく必要がある。 (結果的には7連敗)気にすることはない。途中アクシデントがあってメンバーが変わった。その中でチームになってきたのは収穫。それを伸ばすしかない。しっかりメンバーでやっていく。 (東日本インカレに向けて)とにかく一つでも上にいきたい。今、4年が一人しか出ていなくて責任がある。後輩の環境も作って、自分のバレーもまだ不安なところがあるので、自分も成長していきたい。

長内
試合へ臨む気持ち)リーグ最後だから1勝したかった。土日バラバラで負けたので、チームワークを出していこうと臨みました。 (チームとしてきょうの試合を振り返ると)序盤はミスが出て我慢の時間だったが、徐々に確認してきたことができてきました。リズムに乗れていいバレーができたと思う。 (ご自身の調子はよかったですよね)きょうは思いっきりやることを心掛けました。本当はもっと決めなきゃいけない。でも決まらなくても、みんなでカバーしあえた。他の人が助けてくれるので信頼してできました。 (最後セットがとれなかった原因は)あと1本あがっていれば、決めていればという感じ。ちょっとしたところで負けたという感じです。次の東日本インカレ、秋リーグまでは勝負どころの1本を大事に練習していきたい。 (先日は下級生を引っ張れなかったとおっしゃっていましたがきょうはどうでしたか)前は自分でイライラして、その感情を出してしまっていた。徳武主将がコートにいないとき(リベロと交代時)は2、3年が自覚をもってやれてたんではないかと思います。

浅野
(これで春季リーグが終わりました)いゃあ、負けちゃってごめんなさい。でも、高さ・レシーブ・体力の面という自分の課題を見つけることができたのが収穫です。また、今リーグを通じて関東1部での自分の実力がわかったんで良かったです。 (大会通していかがでしたか)めっちゃ疲れました。セットを通して体力不足でしたね。セッターが変わって、同期ということもあって自分にトスを上げやすいんですよ。一番練習とかでも合わせてましたし。だから、苦しいときに上がってきたトスを打ち切れる存在にならないと勝てないですね。上がってきたものは自己責任なんで。 (連敗が続いてモチベーションは)あれだけ負け続ければ切り替えられますよ。 (サーブは光ってましたね)まぁぶっ飛ばすだけです。 (東日本インカレに向けて)それを踏み台にして、やっぱり秋季リーグにつながるように頑張りたいです。

市川
(この前は、まだ連携の練習はまだできていないと言っていましたが)セッターの人と練習できました。リーグの2週目からOBの人に注意されたことを意識して練習してきた。(OBに注意されたのは具体的にどんな事ですか)クイックの時にネットにくっつく癖があったので離れるように直しました。 (良い雰囲気の試合運びでしたがチームで意識したことは)最終戦なので楽しくバレーができるように騒いでいきました。 (今日は、ブロックもたくさん決まっていましたが要因は)相手のセンターとサイドにトリプルブロックで運良く当てられました。 (良い形を、作れる時と作れない時の違いは)やっぱり迷っている時は遅れてとんでしまう。思い切ってやればそれなりの形ができると思いました。 (春季リーグを終えての収穫と反省)いろんな課題が見つかったことが収穫だと思います。1年から出させてもらえていい経験をさせてもらった。ブロックやサーブで見つかった反省点を良くしていきたいです。









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