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 春季関東バレーボールリーグ戦 男子1部  4月19日 東京・東京体育館



 バラバラバレーで日体大に完敗

成長著しい2年生の浅野
 開幕を連敗でスタートした早大は19日、春季リーグ第3戦目で昨季王者の日体大と対戦した。故障者続出により、新人2人がスタメン入りする苦しい状況で迎えたこの日の試合。若い力で勢いに乗りたかったが、持ち味のコンビバレーが機能せず、セットカウント0−3(17−25、14−25、14−25)でストレート負けした。

 出足は決して悪くなかった。連敗スタートの悪い雰囲気、故障者による戦力ダウンを感じさせない上々の滑り出しでペースを掴みかけた。昨季リーグ王者を相手に12―12で第1セットを折り返し、勝利への期待を抱かせる。しかし、甘くはなかった。ワセダの持ち味であるはずのコンビバレーが徐々に狂い始める。日体大の強烈なスパイクの前に、うまくレシーブが返らない。守りからリズムが崩れ、スパイクへの流れがうまくいかない。この悪循環から日体大に完全にペースを握られた。そうなってしまうと今のワセダに逆境を跳ね返す力はなく、第1セットを落としてしまう。立て直したい早大であったが、勢いづくのは日体大。第2、第3セットも日体大に主導権を握られたまま。ワセダは終始、自分たちの形を見つけられずに完敗した。

 選手たちの言葉からも課題が浮き彫りとなっている。「レシーブからつなぎどころからミスがあってうまく形をつくれなかった。(大学入学後間もなく)まだ連携の練習は、ほとんどしたことがない」(市川智之、スポ1)とコンビバレーが発揮できない現況を分析する。また、「練習量が足りてない、相手に向かっていく気持ちが欠けている」(徳武正哉主将、スポ4)状態で、リーグ戦を勝ち抜くことは難しい。 ワセダは、故障者続出のチーム事情に今後も苦しむであろう。しかし、主将・徳武の言うように「一戦一戦成長」していくしかない。現に、今季からアタッカーに転向した浅野智広(スポ2)は、一戦一戦その才能を伸ばしている。見つかった課題と勝ちに貪欲になって少しでも上を目指して欲しい。

(金森弘晃) 


◆コメント
春季関東バレーボールリーグ戦
早大
17−25
14−25
14−25
日体大
【スタメン】
レフト 高橋悠(スポ3)
レフト 浅野智広(スポ2)
センター 市川智之(スポ1)
センター 徳武正哉(スポ4)
ライト 長内貴志(スポ3)
セッター 佐藤晋(スポ2)
リベロ 山田健介(教1)
徳武正哉(スポ4)
(先週2連敗した後のこの一週間、具体的に何をしてきましたか)ケガ人が3人ほど出て、さらに苦しい状況になった。今のがその中のベストメンバー。このメンバーで戦えるようにしてきたが、3日では、やはり甘さと練習不足が出ました。 (やはり今のメンバーはまだ、しっくりこないですか)ん〜、というより満身創痍で、何をやれば良いかはわかる。チームをしっかり作らないと。若い力も入ってきたので、それで頑張る。 (日体大との間で大きく感じた差は)向こうはチームがしっかり作れている。でもうちにもダメな所がある。日体はチームが作れてる分、ノビノビできているが、うちは出来ていないのにノビノビも出来ていない。相手に向かっていく気持ちも欠けている。 (明日はエース清水が不在の東海大だが)どうであれ、一戦一戦成長していきたい。自分たち自身にも勝たないといけない。自分であれば、チームを引っ張ること。一人一人課題は違うと思うが、それをまとめあげて、少しでも勝ちに近づけるように頑張りたい。

長内貴志(スポ3)
(試合を振り返って)ケガ人が出てしまって、メンバーがかなり変わってしまった。それでも今いるメンバーで戦うしかない。こういう結果になってしまったが、本当にがんばるしかないです。(なかなか流れをつかめなかった)レシーブがやられてしまって、上がらなかった。こっちの特長であるブロックがもっと生かせるようにやっていきたい。(今日の試合の収穫は)メンバーがいなくても諦めない精神を貫けたことです。(明日の東海大戦に向けて)東海大も格上のチームだが、付け入るスキはあると思うので、精一杯がんばりたいです。

浅野智広(スポ2)
(心がけたこと)ケガ人が多くてスタメンが先週とは3人違って戦力が落ちるのは分かってたので、結果よりもチームとしてどうするかということを考えました。きょうは1年生が入って、自分は1つ上だしやりやすいような雰囲気にしてあげることを心がけました。自分たちが先輩たちに思い切ってやれと声をかけてもらってるように、自分も声をかけるようにしました。(試合を振り返って)あまり覚えてないです・・・もっとできるだろうな、できたらいいなと思います。試合を重ねる度に自分の課題が見つかるので、それに対して貪欲にならないといけないなと思いました。(日体大の印象)強いです。全体的に。レシーブがいいし、控えにも良い選手がたくさんいて選手層の厚さを感じました。選手層の厚さがうちとの1番の差だと思います。(今のポジションにはもう慣れましたか)はい。もともとこっちの方が合ってるんで(笑)(あすにむけて)変に考えてもダメだと思うんで、挑戦者なんだから思い切ってやろうと思います。勝ちよりも、自分たちの実力を出せるかどうかということの方にこだわりたいです。自分たちの持ってるものを出せないのが一番悔しいので。

佐藤晋(スポ2)
(きょうはセッターで出場でしたが)大学入ってからセッターではデビュー戦だったんですけど、やっぱり全然練習量が足りてないですね。コンビバレーを徹底して合わせていかないとまだ戦えないです。(バックアタックが多かったようですが、きょうの攻撃パターンは)普段よく合わせていた浅野や市川を使うようにしたんで、必然的に浅野のバックアタックとかが多くなりましたね。(あすの東海大戦に向けて)とにかく全力を出して自分の納得のいくプレーがしたいです。

市川智之(スポ1)
(リーグ戦初出場は緊張しましたか)緊張はありました。声をだしていったらほぐれてきました。(自分のプレーはできましたか)スパイクに関しては思ったより通用しました。でもブロックは、レシーブからつなぎどころでミスがあってうまく形をつくれなかったです。(東京体育館の雰囲気はどうでしたか)大きいんで早く慣れて明日戦える状態にしたいです。(大学入学間もないですがワセダの形はしっかり練習出来ていますか)自分は先輩のケガで急遽試合に出ることになったので、まだ連携の練習はほとんど出来ていなくて、試合の中で合わせてやってる状況です。(タイムをとった時にどんな話をされましたか)今のワセダの状態はよくないが、今それぞれのベストを尽くし、相手に挑戦、ぶつかって行こう、と話しました。(東海大戦に向けて)先輩とコミュニケーションをとって、自分の役割をしっかりこなしたいです。









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