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春季関東バレーボールリーグ戦 女子1部
4月12日(土)東京・青山学院大学記念館
体力勝負で逆転勝ち!開幕白星スタート
「勝ちに不思議な勝ちあり」(麻生監督)と試合後には監督も苦笑い。春季関東大学バレーボールリーグ、女子1部の開幕戦。早大は東女体大を相手にストレート負け目前のピンチから追い上げ、フルセット(20−25、18−25、26−24、25−17、15−10)に及ぶ大逆転勝利を収めた。
チグハグな試合展開にスタンドからは溜め息がもれていた。連続ポイントで一気に差を広げたかと思えば、いつの間にか連続失点で離されている…。そんな不安定な内容の末、第1、第2セットを連続して落としてしまったワセダは、嫌なムードのまま第3セットに突入。またも先にマッチポイントを握られ、このままストレート負けかと思われた。ところがこの窮地を3連続ポイントで逆転してセットを奪取すると、体力勝負の様相を呈した第4、5セットでは一気に優勢に立ったワセダが、完全にペースを握り試合を決めた。
去年からがらりとメンバーが変わり、2年生も多くなった新チーム。さらに肩の怪我で大事をとるエース・森田が途中出場のみ。チーム内に「緊張もあった」(高橋)。開幕戦独特の雰囲気の中で驚くほど力が発揮できなかった。しかし一度ペースを掴めば、「春休み期間のトレーニングが間違っていなかったこと」(麻生監督)を証明するような躍動ぶり。「もっと早くから動いて走って自分たちのリズムに持っていきたい」(高橋)と課題も認識している。
落としてもおかしくない試合展開だっただけに白星発進の意味は大きい。1、2月の「過去にないくらいの体力トレーニング」(麻生監督)でつけた自信が最終的に結果に繋がったのだ。この勝利で波に乗り、常に自分たちのペースで戦えるようになれば、勝ちは“不思議”ではなくなるだろう。
(伊藤元輝)
◆コメント
春季関東バレーボールリーグ戦
早大
3
20−25
18−25
26−24
25−17
15−10
2
東女体大
【スタメン】
レフト 高橋里枝(スポ3)
レフト 石川純子(文2)
センター 宮野香織(スポ2)
センター 浅熊祐紀(スポ4)
ライト 菅野友美(スポ2)
セッター 河村江美子(スポ4)
リベロ 澤柳愛子(人3)
麻生監督
(試合を振り返って)今日は春季リーグ戦の開幕だったんですが、昨年とメンバーがだいぶ変わりました。先発には一般入試組が4人も入ってますし、チームも若返りました。だから、今日は全体的に連続ポイントが多く、セットの出入りが激しかったです。その中で3セット目の最後、踏ん張れたのは大きかったです。今年の1、2月は過去にないくらい体力トレーニングやったんで、そこには自信がありました。だから、試合の後半になって豊富な運動量で相手を上回れました。もちろん、若手の成長も非常に大きかったですね。あと、レフトの高橋が勝負どころ、スパイクを打つべきところで打ち切れたこと。まさに、エースの働きでしたね。(収穫と課題はありましたか)やはり春休み期間のトレーニングが間違っていなかったことが証明できたのが収穫でしょう。課題はやはり基本を徹底することですね。(もう1人のエース森田さんが途中出場のみでしたが)12月のインカレで肩を痛めてしまい、腕が上がらなかったんです。だから春季リーグ戦は出ない予定です。彼女は大学バレーボール界を代表するプレイヤーですし、日本の宝ですから。大事をとるということです。(次戦はインカレでの3位決定戦の相手、青山学院大ですが)今日は野村監督(現・東北楽天ゴールデンイーグルス監督)が言う『勝ちに不思議な勝ちあり』ってやつでしたね。この試合は1部に上がった年以来の開幕戦勝利だったんで、これを機に波に乗っていきたいですね。
高橋
(今日の試合を振り返って)3、4、5セット目は自分たちの流れで戦うことができたので、これからはもっと早くから力を出していきたいです。だいぶ去年とメンバーが変わって、初めてのリーグ戦。しかも、初出場となる2年生が多く、緊張もあったと思います。でも、もっと早くからコートを動いて走って自分たちのリズムに持っていきたいですね。(今日は場合に応じて、硬軟使い分けるスパイクを打っていました)自分でも思っていたんですが、コーチに試合中にスパイクの手がかぶっていると指摘されたんで、それを直しました。さらに、トスを待ってから打つ体勢に入るようにしました。また、思いっきり打つだけではなく、相手をよく見てコートで空いているところに打ちました。(春休みにはどんな練習を)ウェイトトレーニングやサーキットトレーニング、持久走をやって体力をつけました。その成果で、後半になるにつれてみんな動きが良くなりました。今日は本当に2年生みんなが良く頑張ってましたね。(コンビを組むレフト森田絵美(スポ3)がいなかったですが)1月から練習、ゲーム通じて森田がいなかったんです。最初はその分頑張らないといけないと思ってましたが、今はみんなを頼れるようになりました。(最後にひとこと)今年の目標は相手がどうこうということは関係なく、自分たちのできることを最大限に発揮して勝つことです。
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