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 テニス特集 庭球部男子 吉備雄也・前原健太朗選手



 インカレ開幕目前 大学日本一の庭球部を直撃!(3/6回)

 特集の第3回は今季ダブルスを組む吉備雄也(スポ2)と前原健太朗(スポ3)。吉備はルーキーイヤーの昨年、チームの中心選手として活躍し、関東学生選手権のタイトルも獲得。全日本学生室内選手権(インカレインドア)は学生王者の成瀬廣亮(スポ3)と決勝で対戦。接戦の末に敗れはしたものの、一年目から全国大会準優勝と大きく存在感を示した。一方の前原も昨年は江戸寛前主将(平18社卒、庭球部コーチ)と組んだダブルスで優勝2つ、準優勝2つと飛躍を遂げた。良き先輩として前原を「尊敬している」吉備と、そんな言葉に照れながらも吉備を「頼りにしている」と抜群の信頼を寄せる前原。シングルスだけでなく、ダブルスでも期待が寄せられる二人に注目だ。

虎視眈々と狙うは頂点/吉備雄也(スポ2)

年始めの大会で優勝し、今年も勢いに乗ってインカレに挑む(写真は3月の関東学生新進選手権のもの) ――インカレに向けて春から取り組んだことは
 (春関を終え)後ろでのラリーは、大学の上位の人たちと張り合えることがわかったので、これからはネットプレーが課題です。ダブルスに関しては、僕が返して前原さんが決めるという感じです。

――春関ではシングルス、ダブルスともに、もう一歩という感じだったが、今必要なものは何か
 やっぱりネットプレーが一番大事だと思います。ネットプレーを出さないとポイントが取りづらいです。大学の選手は足も速いし、ストロークでどんなに打っても、返ってきてしまうので。(メンタル面に関して)僕的には、自分は楽観的だと思います(笑)試合中に引きずったりとか、浮き沈みは他の人と比べて激しいとは思わないですね。

――インカレは例年暑さが厳しいが、ケガなどのコンディションは
 暑さに関しては大丈夫です。むしろ、僕は暑い時のほうが強いので。コンディションは、右ひざと左手首が不安なんですけど、大会までに完治させる事は無理なので、これ以上悪化しないように気をつけたいです。

――インカレでの目標と秋以降の目標は
 もちろん優勝はしたいですけど…ベスト8以上にはなりたいですね。去年はベスト16なので。ダブルスも、優勝したいです。夏関(関東学生選手権)は去年優勝してるので、また勝ちたいです。王座では自分も勝ってチームに貢献したいです。

――前原さんとダブルスの練習は
 ほぼ毎日、ペアがそろえば必ずしてます。ダブルスがかなりうまいですから、前原さんに任せてます。自分は出来ることをやって、でしゃばらないように(笑)

――パートナーの前原さんの印象は
 選手として本当によく練習に励んでいて、全体の練習の後も残って練習しているので、尊敬できますね。高校の時トップの選手だったので、憧れの選手でした。パートナーとしても、ピンチの時にダブルスの巧さを発揮して、カバーしてくれるので。頼りがいのある良い兄貴ですね。3年生のチーフをやっているので、しっかりしていて、厳しさもあるけど、人のことをよくわかっていてくれる良い先輩です。

自分のこころとの勝負/前原健太朗(スポ3)

フォアハンドが前原の武器。単複での活躍に期待だ(写真は昨年の全日本学生王座決定試合のもの) ――春関以降の練習で取り組んだことは
 とにかく動いて、体作りですね。暑さに耐えられる体作りに取り組みました。ただ、今はまだ涼しいので、これから暑くなってくると怖いですね。去年はワセダで3人(熱中症で)運ばれているので。体調管理はしっかりしないといけないですね。

――インカレはどんな大会にしたいか
 シングルスではベスト32、ベスト16と来ているので、今年は良いドローなので。ベスト8で吉備に当たるんで、なんとか勝てれば…という感じです。

――昨年はダブルスで準優勝。今年は
 ダブルスは一回戦から法政の乗田・芝田組で、総体(2003年高校総体)準優勝してるペアなんで。次は筑波の岩橋(昨年インカレシングルス準優勝)・鳥屋で…。去年ダブルスは準優勝で悔しかったので、今年ことはという思いがありますね。ドローは厳しいですけど。

――秋の団体戦を考えてもダブルスは外せないが
 そうですね。春関は男子ダブルスだけがまけたので、みんな意識してやっていますね。リーグ戦(関東大学リーグ)、王座(全日本大学対抗王座決定試合)を考えて、ダブルス強化をしています。

――シーズンがいよいよ本格化するが
 ここからインカレ、夏関(関東学生選手権)、リーグ、王座と試合しかないですね…(苦笑)ケガに気をつけてやっていきます。全日本選手権は雰囲気も違いますね。ただ、王座を獲りたい気持ちが強いです。

――春関ではメンタルが課題と言っていたが
 本当それだけ(メンタル)。ちょっとしたことで自分の力が出せなくなるんで。ずっと課題ですね。そこが弱いとこです。

――ダブルスのパートナー吉備君はどうですか。前原さんのことをべた褒めしてましたが
 いや、あいつはウソばっかりつきますからね(照笑)でも、うまくなりましたよ。ボレーもそうですし、速い球打たれたときの反応はいいです。サーブとリターンも安定してますし。ダブルスの動き、コンビネーションもわかってきて。頼りにしてますよ。吉備はバックサイドなんですが、プレッシャーかかるんですよ。集中が上がるとホントに良いプレーしてくれるので、吉備に任せておけばと思えるし。かなり頼りにしてます。一生懸命やってくれるし。

(取材・編集 西村佳恵、寒河江真奈、増田 仁) 


◆吉備雄也(きび・ゆうや)
吉備雄也  1986(昭61)年7月23日生まれ。182センチ、67キロ。福岡・柳川高校出身。スポーツ科学部スポーツ医科学科2年。右手打ち、左両手バックハンド。練習のない日や空いた時間は映画を見たり、読書をして過ごすそう。最近観た映画は『タイヨウのうた』だとか

◆前原健太朗(まえはら・けんたろう)
前原健太朗  1985(昭60)年9月15日生まれのA型。170センチ、56キロ。神奈川・湘南工大付属高校出身。スポーツ科学部スポーツ医科学科3年。右手打ち、左片手バックハンド。「映画が好き」というだけあって最近見た映画は『戦国自衛隊』、『海猿』、『ヒトラー』など多数。次に見たいのは『NANA』、『ALWAYS 三丁目の夕日』。最近の趣味はギターで、後輩の青田武仁(社2)に教わっているそうだ。もっぱら「ゆず」の曲を練習中。「いつか」その成果を披露したいとか







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