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全日本大学対抗王座決定試合
10月26〜31日 岐阜メモリアルセンター
万感の思い、成就!王座6連覇達成!!/女子テニス
MVPの活躍を見せた伊藤絵主将・岩崎(左)組
今季の集大成ともいえる全日本大学対抗王座決定試合(王座)がついに決勝を迎えた。決勝の相手は関東大学リーグ戦でも苦戦を強いられた関東勢、亜大。ダブルスで1本を落としてしまったものの、それ以外ではほぼ相手を圧倒。4−1で亜大を下して王座6連覇を達成するとともに、男子とアベック6連覇という偉大な記録を樹立した。
「すべてはこの日のために」――。王座の頂を目の前にして、早大選手はこの日も熱戦を繰り広げた。先陣を切ってダブルス1に出場したのは田中優季(スポ4=愛知・椙山女学園)・大竹志歩(スポ3=東京・富士見丘)組。今季学生大会で無敗を誇る田中優・大竹組だけに勝利は盤石と思われていた。しかし緊張から硬さの取れない田中優・大竹組にはいつもの躍動感あるプレーが見られず、なかなかリードを奪うことができない。「動揺して頭の中が真っ白になってしまった」(大竹)と、競った試合展開での弱さを露呈した田中優・大竹組はそのまま立ち直ることができず、まさかの敗戦を喫してしまう。同じくして行われていたダブルス2の伊藤絵美子主将(スポ4=静岡・日大三島)・岩崎舞(スポ3=滋賀・栗東)組の試合は伊藤絵主将・岩崎組が終始主導権を握る。長らくの課題であった立ち上がりでもボレーを中心とした攻めで優位に立つと、第2セットでは1ゲームも奪われることなく勝利。ダブルスを1−1で折り返す。
シングルスはストレート勝ちし、ダブルスでの雪辱を果たした田中優
迎えたシングルス。レストの関係上、桑田寛子(社3=東京・早実)が出場するシングルス1が最初に行われる。ダブルスの結果を考えると決して良い流れとは言えない中での試合となったがエースには無関係だった。ラリーのペースを落とそうとする相手は緩い球を放つものの、この球は桑田にとって絶好球。しっかり溜めを作って放たれた打球はウィナーとなって相手コートに次々と襲い掛かる。相手に付け入る隙を与えないまま勝利を挙げ、もう一度流れを早大に呼び込む。勝てばその時点で王座優勝が決定するシングルス3にはダブルスで敗戦した大竹が出場。「失態を取り戻そう」と、ここまで好調のシングルスでは伸びのあるストロークで圧倒。優勝の懸かったマッチポイントでは「手も震えていた」なかで見事なフォアハンドウィナーを決めて試合終了。早大に悲願の6連覇をもたらした。
そしてシングルス2には田中優が出場。連覇は決定したものの、4年生の田中優にとっては早大選手としてこれが最後の試合なだけに、有終の美で飾りたい場面だ。「気合を入れ直して戦うことができた」と語ったように持ち前の技術力を存分に発揮してみせた田中優。1ポイント1ポイントを獲得するごとに気迫の声をあげる田中優の姿には、「4年間のワセダに対する思い」(田中優)がひしひしと感じられた。完璧な試合運びを見せた田中優はそのまま勝利。4−1というスコアで王座決勝を制した。
「1日1日がすべてこの日のためにある」(田中優)舞台、『王座』。そこにたどり着くまでには様々な困難が選手たちを待ち受ける。しかしそれを乗り越えて達成した6連覇という偉業には喜び以上のものを感じたことだろう。連覇の伝統を絶やさず後世へ――。『感謝』の思いをいつも心に抱いて、また早大の挑戦は続く。
(記事 中丸聡史、カメラ 鳥塚絢)
女子部の集合写真。王座を笑顔で締めくくった
◆結果
女子準決勝 対亜大
▽ダブルス
D1 ●田中優・大竹組(6−2、2−6、3−6)長谷川・伊波組
D2 ○伊藤絵主将・岩崎組(6−3、6−0)荒木主将・宮本組
▽シングルス
S1 ○桑田(6−2、6−0)荒木主将
S2 ○田中優(6−2、6−1)伊波
S3 ○大竹(6−1、6−0)山本
計 ○早大4−1亜大
※6年連続7度目の優勝
MVP=伊藤絵主将
◆コメント
土橋登志久監督(平元教卒=福岡・柳川)
――王座優勝おめでとうございます。率直なお気持ちを
ありがとうございます。すごくうれしいです。やはり毎年連覇というのはプレッシャーがかかるので、選手も緊張していたと思うんですけど、最高のプレーをし、最高のチームになってくれたなと。男女共に連覇をできたことというのは心からうれしいと思います。
――男子部は8−1、女子部は4−1と完全制覇には一歩及びませんでしたが
そこはもう意識していないので。勝ちを取ることだけで十分だと思っていました。
――今回は初戦からベストメンバーで入れ替えなしで臨みました。その意図は
やはり決勝がすごくタフな試合になると思っていたので、(関東大学)リーグ戦で負けた片山(翔=スポ4、福岡・柳川)や不調だった廣田(耕作=スポ3、佐賀・龍谷)などの選手を(実戦で)使って決勝に良い方向に持っていきたいという意図がありました。試したい選手もたくさんいたんですけど、それよりもチームの優勝を優先しました。
――来季はダブルスが男女共にペアの再編が必要となりますが
いまは勝ったばかりでまだ考えてないんですけど、やはり冬場からダブルス強化メンバーというような感じでどんどん色々な人を組ませて、春先にはしっかりとしたかたちを作っていきたいなと思っています。
――きょうで引退となる4年生へメッセージをお願いします
王座決勝でいつもそうなんですけれども、やはり勝つだけではなくて一番良いチームワークを発揮してくれたことに心から感謝するとともに、これからも早大庭球部で学んだことを、自分で見つけたことを大切にして頑張ってほしいなと思います。
森井大治コーチ(平2教卒=千葉・八千代)
――今回の王座についての総括をお願いします
男女とも本当に強かったです!
――女子の決勝でダブルス1の田中優・大竹組が負けてしまったことについては
強いペアなので、予想外ではありましたが、団体戦はそういうことが起こります。負けることが絶対にあってはならないことではないと思いますし…。一生懸命プレーした結果なので、仕方がないかなと感じます。ダブルスでも1本は取れていたので、そういう意味ではシングルスで勝負ができるのでよほど心配はしませんでした。
――男子の決勝でシングルス2の片山選手が負けたことについては
相手も強いですし、先ほども言いましたが誰かが負けるといったこともあるでしょうし、他の試合でもシングルスで負けそうな試合もたくさんありました。そういう意味では王座の決勝に出場する相手ですから、そんなに弱くはないので負けることも十分あると思います。しかし、最後の方で負ける試合や競っている試合の前に勝負を決められたのは大きかったかなと思います。シングルス2の片山が負けても、それは仕方がないです。彼も頑張ったと思います。
――男子7連覇、女子6連覇を達成されてのお気持ちは
本当に強いですよね。監督以下のやっていることが正しいことであると毎回証明しているのだと思います。それがまた毎年人が変わってチームができるので、他の大学よりもしっかりと練習も含めて正しいことを正しく行えているのかなと思います。それの繰り返しが連覇につながっているのだと感じます。
――決勝を前にして選手にお話しされたことは
とにかく自分たちを信じて、すべて出しきるようにと…。悔いを残さないように、一生懸命やるしかないと話をしました。
――今大会で引退される4年に向けて贈る言葉を
本当に4年間、お疲れさまでした!今の4年生は王座で一度も負けていない学年として卒業できることは幸せだと思います。当然、本人たちが努力しているので、そういう意味では報われて良かったなと感じます。4年連続で優勝する人は少ないと思うので、そのことを誇りに思って、卒業して、社会人になって頑張ってほしいなと思います。
伊藤絵美子主将(スポ4=静岡・日大三島)
――女子の王座6連覇を達成した率直な気持ちを聞かせて下さい
うれしいです。すごくまとまっていて全員で勝ち取れた一戦一戦だと思うんですけれど、やはり王座に入ってからも試合を通してチームが成長していったなと感じます。
――どのような気持ちできょうを迎えましたか
そうですね…。前日のミーティングでОBやОGの方々がレギュラーに対して喝を入れて下さったり、土橋さんからも、「いままでやってきたんだからあとはお前らがやるだけだ」と、背中を押して後押しして下さったのできょうは何の不安もなくコートに立つことができました。
――コートに入る前に目に涙を浮かべてらっしゃいましたが
土橋さんに「行ってきます」ということをダブルスに入る前に言ったんですけれど、「いままでしっかりやってきたんだから自信持って行け」と後押しされてちょっと…うるっときてしまいました。土橋さんに泣かされました(笑)。
――ダブルスは今回が岩崎さんと組む最後の学生大会の試合ということで、全日本学生選手権(インカレ)後に王座に向けて岩崎さんに一言をお願いした際には「ついてきて下さい!」というコメントを下さいましたが、王座が終わったいま、岩崎さんに何と伝えたいですか
『ありがとう』です。
――岩崎さんと組んだ3年間を振り返っていかがでしたか
自分の言ったことにちゃんとついてきてくれて、でもきちんと言い合える仲だったので、岩崎だったからここまでやってこられた、というのを本当に感じています。もう、感謝の気持ちでいっぱいです。
――きょうのダブルス1で田中優・大竹組が負けてしまったことについて
全然二人も悪くなかったんですけど、やはり亜大も王座に向けてしっかり練習して研究してきているな、という印象でした。自分たちが悪かったというよりも向こうがそれを上回って強かったということだと思います。でもそれを全然引きずらずにシングルスに入ってくれて、やはり二人もやるべきことをやっていたと感じました。
――主将になっての1年間を振り返ってみて、長かったですか、それともあっという間でしたか
いま思うとあっという間だったのかなと思うんですけど…やはりこの王座6連覇というか、優勝するまでの道のりがこんなに長いものなのかというか…。やはり簡単にはいかなくて、4年生になって連覇という重みを感じながら一年間を過ごしてきて、常に王座優勝ということが頭の片隅にありました。最終的にそれを優勝というかたちで成し遂げられたことは本当に良かったです。でも…短かったとは言えないですね。
――苦しかった時期はいつ頃でしょうか
やはり震災後ですね。あとは、リーグ戦は厳しい戦いがすごく多くて、そこは体力的にも精神的にもみんながしんどい状況だったと思うし、自分もそれを見せずにしっかりコートで引っ張っていこうという気持ちがあったんですけど、上手くいかないことも多くて。そこがやっぱりきつかったです。
――そんな中リーグ戦もよいかたちで終わることができ、主将の仕事をきっちり果たしました
いえ、全然です(笑)。土橋さんを筆頭に、本当にみんなが頑張ってくれたというか。土橋さんがあんなに熱く、本気で、自分たちが目標としている王座で、絶対に優勝に導くという強い意思の指導があったからこそやってこられたし、土橋さんに引っ張って頂いたと印象です。
――この4年間を過ごしたでワセダの庭球部は自分にとってどのような場所ですか
そうですね…なんだろう。なんて言ったらいいんでしょう。それぞれが成長できる場所というか、やはり庭球部と言っても各ポジションでサポートだったり色々なポジションがあると思うんですけど、…家族かな?いや…それぞれが高め合える場所ですかね。
――同期に一言伝えるとしたら
さっきも同期の中で言っていたんですけど、本当にこの6人だったからここまで4年間やってこられたんだと思うし、自分たちの代になって、本当に頼りないキャプテンだったんですけど、みんなで支え合ってこのチームが作り上げられたと思うし。ときには本気でケンカをしたりぶつかったこともあったけど、4年間を通してそういうことがあったからいまこういう気持ちになれているのかな、と思います。もう、感謝の気持ちでいっぱいです。
――後輩に一言伝えるとしたら
この一年間ついてきてくれてありがとう、という感謝の気持ちと、王座連覇ということをバトンタッチできたので、それに向けて新チームでさらに努力して、頑張って7連覇達成して下さい!
――これからもテニスを続ける伊藤さんですが、ワセダ庭球部で培ったものは今後の選手活動に生きてくると思いますか
はい!絶対に生きてくると思います!
酒井優理子副将(スポ4=福岡・柳川)
――王座優勝おめでとうございます。率直な感想を
ありがとうございます。うれしい気持ちとホッとした気持ちが入り混じっているのですが、でもやっぱりうれしいですね。昨季王座で優勝してから自分たちの代になった時に、「これからやっていくんだ」と思いつつも不安もあって、1年間で大変な時期もあったんですけど、最終的に「全部この日のためにやってきたんだ」と思うとうれしいし、何事にも代えられない財産になったと思います
――決勝前日のチームの雰囲気は
レギュラーとノンレギュラーでホテルは分かれているんですけど、毎日ミーティングはしていました。岐阜に来てからのミーティングは、「いまから何をどうする」よりも、いままでやることはやってきたので、後はやるだけだ」という気持ちの面の話でした。喝を入れつつも、リラックスした感じでした。
――ダブルスで1−1になってしまった時のお気持ちは
負けてしまった時は、不安というよりかはドキッとした感じはあったんですけど、選手の力もそうですけどチーム全員の力を信じて、「まだまだここから行くよ!行けるよ!」ということは言ったので、焦りというようなものはなかったです。
――田中優さんや大竹さんにも声をかけられましたか
大竹は特に、田中が4年生なので最後は勝って終わりたいという気持ちが強くて泣いていたりもしていたんですけど、大竹はまだシングルスもありますし、ベストを尽くしての結果だったので、みんなも「ナイスゲームだったよ」って言っていましたし、私も「シングルスに向けて頑張ろうね」と言いました。
――その大竹さんがシングルスで勝利し、優勝が決まりましたがその時の気持ちは
私はその時田中の応援をしていたので直接は観ていないんですけど、向こうのほうで勝ったということを聞いて、その時はホッとした気持ちが大きかったです。
――優勝の実感はありましたか
その時はまだなかったんですけど、全部の試合が終わって「優勝したんだ」と思いました。
――ご自身にとって最後の王座で連覇を達成できたことについて
戦力は揃ってはいると思うんですけど、その中で勝ちきるということは大変なことだと毎年思います。それが自分たちの代となると、4年間の集大成ということですごく思い入れも強いですし、勝たなくてはいけないというプレッシャーも少なからずあったと思うし、そういうものが絡み合った中での優勝だったので、本当に今までの王座の優勝の中で、自分たちにとって一番大きい優勝だったかなと思います。
――ご自身の4年間を振り返って
全然一言では言い表せられないんですけど、いままでずっとテニスをやってきたんですけど、大学4年間が一番濃かったと思います。それは先輩、同期、後輩などの仲間とのつながりもそうですし、この王座優勝という1つの目標に向かってみんなでやってきた過程があって、団体戦は良いものだときょう改めて思いました。充実した、悔いのないと言えるくらいの4年間だったと思います。
――大学の庭球部生活で学んだことは
本当にたくさんあって、何を言ったらいいか分からないんですけど、繰り返しになってしまいますが、王座を優勝するにしても、チームみんなの力だったり、監督、コーチ、OB・OGの方だったり、常に支えてくれる方々のおかげで、ここまで来られていると常に感じるので、私達だけでは王座優勝は成し遂げられなかったことだと思いますし、みんなで切磋琢磨(せっさたくま)してチームのレベルアップをしたり、チームでレベルを上げていくということは、早大の庭球部に入っていなかったら学べなかったと思います。高校を卒業して、そのままプロになったりして個人で活動していたら、このような喜びや過程を学べなかったと思うので、本当に早大に入って良かったと思います。
――同期へのメッセージを
同期には本当に「ありがとう」の一言です。1年生の頃からすごく仲は良くて、仕事とかの面でもぶつかったりしたこともあったんですけど、真正面からぶつかりあえる仲だったのでみんなでここまで成長して来られたと思います。本当にこの同期で良かったです。
――後輩へのメッセージは
同じになってしまうんですけど、本当に「ありがとう」と言いたいです。学年によって一緒にやってきた時間は違うんですけど、このチームになってからやってきた期間はみんな同じです。後輩の成長をすごく感じますし、来季もこのような喜びを味わってもらいたいので、そのためにはみんなで力を合わせてもっともっと成長してほしいと思います。
――副将に就かれた経緯は
昨季の王座の翌日に、土橋監督からお電話がありまして、「酒井に副将をお願いできるかな」と言われました。その場で「はい」と答えました。
――その時のお気持ちは
私たちの代は、「この人が主将だ」というのもなかったので、「誰がなってもみんなで引っ張っていこうね」というのを話し合っていました。それで伊藤(絵美子)が主将になったので、私は伊藤と一緒に引っ張っていこうと思いました。
――最後にニッケ全日本テニス選手権(全日本)の目標を
全日本に関しては、昨季予選で負けてしまってすごく悔しい思いもありますし、今季は特にケガとかもあって個人戦では結果を出せていないので全日本はインカレと同じくらいか、それ以上に目標にしている大会なので、あと数日なんですけど、もう一回気持ちを入れ直して、目標はまずは本戦に上がることで、そこで1つでも多く勝てるように頑張りたいと思います。
安部陽奈主務(社4=徳島市立)
――王座連覇おめでとうございます、率直な感想をお願いします
いやー…うれしいです(笑)。
――最高の舞台を作り上げたいとおっしゃっていましたが、それはできましたか
そうですね、何のトラブルもなく。自分がそういう手配をしたのもそうなんですけれど、皆が同じ所に意識を向けてくれたので最後までいくことができました。
――最後の王座を振り返ってみていかがでしたか
やはり後輩に対しての感謝の気持ちが優勝した瞬間に込み上げてきたのと、男女の同期でここまでやることができて本当に良かったな、と。一生の思い出だなと思います。
――同期の皆さんに一言頂けますか
今までケンカもいっぱいしたけれど、本当にありがとうございました。皆のこと、なんだかんだ大好きです(笑)。
――最後に後輩の方々に一言
皆はこれからアベック7連覇という記録にチャレンジすると思うんですけど、皆なら絶対にできると思うし、ずっと見守っています。
田中優季(スポ4=愛知・椙山女学園)
――王座連覇おめでとうございます、現在の率直な感想をお願いします
やはりチーム全員で勝つということを言ってきたので、それを色々なプレッシャーがある中で達成することができてすごくうれしいです。
――きょう行われたダブルス、シングルスの試合はそれぞれいかがでしたか
ダブルスは多分皆が勝つと思ってくれていたと思うんですけど、結果をしっかりと残せなかったことがすごく悔しいです。ただ細かい技術とかで多く課題は残るんですが、緊張して体が硬くなってしまった部分がある中でやれることはしっかりやれたと思っています。シングルスはきちんと気合を入れ直して戦う事ができたので、そういった意味ではチームとして全員でこの試合に臨めたということを感じたので、ダブルスの負けも上手くシングルスにつなぐことができたのかなと思います。
――今季初のダブルスでの敗戦が今回の敗戦ということでしたが
学生大会の中では昨季のインカレでしか負けたことがなく、負けそうになるシーンというのがほとんどなかったので、そういった場面になった時にいつもみたいに楽しくのびのび自分たちのプレーをするということができなかったことはすごく残念でした。やはり最後のこの舞台で負けてしまったということは本当に悔しいんですけれど、チームとしてはしっかり勝つことができたので、この負けは負けとして受け入れて、また前に向かって進んでいきたいなと思います。
――リーグ戦とは異なる対戦相手でしたが対策などはされていましたか
こちらのオーダーの予想としてはリーグ戦と同じ相手であると思っていたので少し予想外という部分もあったんですけれど、両方の相手と戦える準備はしてきたので、そういった意味では焦ったりということは無かったんですが、やはり負けてしまったのは残念です。
――改めて亜大の怖さを感じる試合となりましたね
私が1年生の時も2−2でギリギリの所まで、今季よりももっと危ない場面まですごく追い込まれたことを自分もその場で感じていて。亜大は王座優勝を経験しているチームでもあるし、王座というリーグ戦とは違った戦い方を経験しているチームなので怖いなとは思ったんですけれど、ワセダも常に5−0で勝っているチームではなくて。昨季は結構楽に勝てていたんですが、自分も1年生の時にそういう場面を乗り越えてしっかり勝ってきたということがダブルス1−1になった時に思い浮かんだので、今までの4年間の経験を最後に生かすことができたんじゃないかなと思います。
――シングルスではすべてにおいて素晴らしいプレーを見せていましたが
自分がミスをしてしまっても、相手がミスをしても、ポイントが決まっても、ほとんどすべてのポイントで声を出したりするなど、ダブルスの負けから気が引き締まって。そういう良い状態で試合に臨めていたので、細かいプレーどうこうではなく気持ちの面で、この本当に最後の、今季のワセダにとっても最後ですし自分にとっても最後の試合だったので、4年間のワセダに対する自分の思いを何とかプレーで表現したかっので、そういったプレーができたのは良かったです。
――最後は部員全員が応援してくれる中での勝利となりましたが
まさか自分の試合が最後になるとは思っていなくて。順番的には途中から入るのでシングルス1が残ると思っていました。なので(シングルス2の試合が最後に行われると)聞いた時はびっくりしたんですけれど、しっかり自分のこの4年間の最後の試合なんだということを噛み締めながら、またそのことを楽しみながらプレーができたと思います。
――自身最後の王座を振り返って
このチームになってからの事だけを振り返ってみても、もちろん楽しいことも多くあったんですが、すごく毎日がきつかったり本当に苦しいことも多くあって。でもそれを後輩や同期や監督など、本当に色々な人の支えや力で乗り越えることができて、この瞬間を皆で味わえたということがすごくうれしいです。
――またこの早大庭球部での4年間を振り返ってみて
本当に仕事などもきつくてテニスが思い通りにできなかったり、部活を正直辞めたいと思った時期もあったんですけれど、団体戦ってすごく良いなと思えるこの1日の瞬間のためにいままでやってきて。その瞬間というのはこの1年間だけでなく4年間の積み重ねがなければ味わうことのできないものなので、この庭球部で日本一を代々味わうことができてすごく4年間が充実していたと思います。
――これまでの4年間というのはこれからのプロ生活にも生きていくのでしょうか
もちろんこんな風に大勢の人たちの前でプレーできる選手になりたいですけど、やはりプレッシャーがある中で皆で1つの目標に向かってということは大学でしか経験できないことだと思うので、もちろんテニスの面でもプラスにつながっていくと思うし、大学に来ていなかったらこんなにたくさんの人と出会うことはできていなかったと思うので、人とのつながりという意味でもこれからの自分の人生やテニスにはプラスになっていくんだと思います。
――ペアを組まれてきた大竹選手に一言
最後は私も硬くなってしまい引っ張ることができずに、逆に足を引っ張る場面が多くなってしまって。本当に最後の試合なのに勝って終わることができなかったことは申し訳ないと思うんですが、いままで一緒にやってきて本当に楽しかったし、まだ大竹には来季もあるし、かなりチームの中心になると思うので、今回の負けを来季の7連覇のために生かして欲しいです。私もこれからのテニスに活かしたいし、大竹にもこれからのテニスに生かして欲しいと思います。
――またこれからの早大を率いていく後輩たちにも一言
連覇が積み重なるごとにすごくプレッシャーも大きくなって、それと比例して練習量も多くなったりして。色々な人が想像している以上に連覇というのはすごく難しくてプレッシャーだと思うんですけれど、この日本一になれるのは日本で1チームだけだし、この瞬間を来年も選手だけが味わうのではなくてサポートを含めて、皆が1日1日がすべてこの日のためにあるということを忘れずに、7連覇して欲しいと思います。
――最後に全日本選手権に向けての意気込みをお願いします
これからはやはりもっと上のレベルで戦っていきたいという風に思っているので、自分がどこまでできるのかということは自分でも楽しみですし、またこういった大学の試合とは違って自分は挑戦する立場でのびのびプレーすることができるので、こういった大学の試合以上にもっと積極的にのびのびと自分らしいプレーをして、1戦1戦頑張っていきたいと思います。
岩崎舞(スポ3=滋賀・栗東)
――優勝おめでとうございます、率直なご感想を
うれしいの一言です。
――6連覇達成となりましたが
6連覇って本当に言葉で表せないようなプレッシャーとか伝統とかいろいろなものがあって、6連覇という数字だけでは表せないいろいろなものがあると思うんですけど、それを全員で勝ち取れたということは、いろいろな人たちの支えがあってなんですけどすごい良かったなと思います。
――きょうの自身の試合の感想を
自分が試合に入る前に土橋さんに、「やることはやってきたからあとはやるだけ」と言われてそれで本当に自分の気持ちが固まったと思います。そして絵美子さんと3年間組ませてもらってそのことへの感謝の意味を込めて、あと試合前から言っていたんですけど、ほかの部員とか全員にその感謝の気持ちを表せるようにと思って入りました。それがしっかりプレーで表せたかなと思います。
――対戦相手のペアのことは良く知っていたと思うんですが
いろいろ分析とかもして、どのようなテニスをするとか良く分かっていたので、相手も自分たちのことを分析したりしていたと思うんですけど、それ以上にしっかりプレーできたのでやりにくさは感じなかったです。
――ストレートでの勝利でしたがその要因は
気持ちです(笑)。
――大会を通しての感想は
1年を通してこの大会のためにやってきたので、それを発揮できた大会だったかなと思います。
――試合後、伊藤絵主将と何か言葉を交わしましたか
絵美子さんには、3年間ついてきてくれて本当にありがとうと言われて、私は引っ張ってもらってありがとうございましたと。あと、全日本選手権があるんですけど学生大会で組むのは本当に最後なので、最高の締めくくりができたねという話はしました。
――自身の試合が終わった後、チームメートの試合をどうご覧になっていましたか
自分がコートの上ですることはできたので、あとは本当に全力で応援することだけを考えて、ダブルスは負けてしまったんですけど、全員が優勝のためにプレーしている姿を見て、本当に心から勝ってほしいと思って見ていました。
――4年生はこれで引退となりますが、メッセージをお願いします
庭球部に自分たちが入った時からずっといままで一緒にいろいろな仕事とかの面でもテニスの面でもいっぱい引っ張ってもらって、4年生がいない庭球部生活は考えられないくらい本当に大切な存在で、本当に寂しいです。感謝の気持ちがすべてなんですけど、ありがとうございましたと、そしてお疲れ様ですと言いたいです。
――伊藤絵主将は岩崎選手にとってどのような存在でしたか
主将としても一人の人間としても先輩としても、すべての中で特別な存在で尊敬できる先輩でした。やっぱり3年間組んできた分、性格とかもみえるし自分のことも近くで分かってくれてすごい気にかけてくれて本当に特別な存在で、感謝しています。
――王座が終わり3年生が主体となっていきますが
きょうはすごい良かったなという感じなんですけど、きょうからもうはじまるので、これからどのようにしたら良いとか考えられてないんですけど、こうやって王座で優勝して全員で本当に心から良かったなと思えるような、全員が同じ気持ちで戦えるような部活にしたいなと思います。
――最後に全日本選手権への意気込みをお願いします
昨年も絵美子さんと出させていただいているんですけど、絵美子さんと組むのはこれが本当に最後になってしまうので、勝ちたい気持ちもあるんですけど楽しみたいと思います。
大竹志歩(スポ3=東京・富士見丘)
――優勝おめでとうございます、いまの率直な感想をお願いします
大好きな絵美子さんが作り上げて下さったこのチームで優勝することができて、また男子と女子でアベック6連覇を達成することができて本当にうれしいです。
――ダブルスとシングルスの試合、それぞれ振り返ってみていかがでしたか
ダブルスは、私は1年生の時からリーグ戦も王座も出させて頂いているんですけど初めて負けてしまって。団体戦でもあまり競ることはなかったので、競ってしまったことで動揺して頭の中が真っ白になってしまいました。最後の方は情けないプレーをしてしまったなと思ったんですけど、その分シングルスは本当に王座優勝に貢献したくて1ポイント1ポイント必死に頑張ったので、貢献することができて良かったです。
――ダブルス1として出場する初の決勝というプレッシャーがあったのでしょうか
プレッシャーも少しはあったんですけど、プレッシャーというよりも、こんなに大勢いる部員の中で王座決勝という大事な舞台に出させて頂くという責任感を持ってプレーをしようと思っていました。ただ気負いすぎてしまったのかなと思います。
――これまでの試合と比べて何が良くなかったのでしょうか
いつも淡々と勝ってきていたので競った場面にすごく弱かったのと、自分の気持ちが緊張してしまったのもあるし、自分が崩れてしまった時にどう立て直していけばいいのか上手く分かっていなくて。その辺がダメだったと思います。
――全日本選手権に向けて改善していきたい部分はなんでしょうか
本当に全日本が優季さん(田中優)と組ませて頂くことのできる最後の試合なので、今回のようなみっともない試合をせず、常に攻撃的に、周りをよく見てプレーするように心掛けていきたいと思います。
――シングルスはきょうも完ぺきな内容だったと思いますがいかがでしょうか
ダブルスで自分が犯してしまった失態を取り戻そうと思っていたので必死にプレーをして。ボーラーと味方の応援とベンチコーチと、本当に全員で戦えた勝利だと思います。
――大竹選手の勝利でチームの優勝は決定した訳ですが、それについて意識などはありましたか
やはりセカンドセット5−0でチェンジコートの時に、次の1ゲームを取れば王座優勝が決まるということで手も震えていて。最後のゲームで40−0でマッチポイントになっても手が震えていて。自分が決めたという実感もある訳ではなく、結果的に4本取ることができた中の1本というかたちなんですけれど、その場ではすごくうれしい反面、緊張も大きかったです。
――今回の王座を振り返ってみていかがですか
3回目の王座で初めて単複全試合に出場させて頂いて、リーグ戦よりも本数も少ないですし違った緊張感があったので、やはり王座は何が起こるか分からないというのを感じました。でもその中で勝ち切ることができ、結果的に王座アベック6連覇を達成することができたので、最高の思い出になりました。
――今回のご自分のチームへの貢献度をどのようにお考えですか
シングルス3で出させて頂いたので勝ちを決めたりする重要なポイントだったりするんですけど、どの1本も大事なのでそういう意識でやっていました。
――今回の王座で引退するペアの田中さんへ一言頂けますか
本当に1年生の時からずっと組んで頂いて、私生活でもテニスのことでも面倒を見て頂いて。もう組むことができなくなると思うと私はどうなっていくのかなという不安もあるんですけど、一番は今までずっとどの大会でも組んで下さってありがとうございましたという感謝の気持ちでいっぱいです。
――4年生の皆さんにも一言お願いします
わたしは本当にこのチームが大好きで。いつも主将がいて周りの4年生がサポートしてという、すごく雰囲気の良いチームだったと思うので、こんな私たちを引っ張って下さって、王座アベック6連覇をさせて下さったことにありがとうございましたと伝えたいです。
――最後にこれから最上級生になる上での抱負を
まず絶対的な目標としては先輩方から受け継いだ伝統として王座7連覇を目指したいです。あとは今季作り上げてきたチームよりももっと良いものにできるように自分たちで考えて、全員がチームを好きになってもらえるような素敵なチームを作りたいと思います。
桑田寛子(社3=東京・早実)
――王座6連覇おめでとうございます。率直なお気持ちを
ありがとうございます。本当にずっと王座のために1年間やってきたことなので、優勝を達成できてすごくうれしいんですけど、自分はコートに立って連覇に直接貢献することができた立場なので、それに関してもしっかり自分のプレーができて、勝利をつかむことができて、みんなうれしいと思うんですけど、さらに自分も本当にうれしく思っています。
――ダブルスで1勝1敗とタイの場面での出番でした。今まで経験したことのない場面だと思いましたが
今回はシングルス1を残してコートに入ることなく、最後に残らなかったので。そのためにアップなどしっかり準備して、自分がやる試合は絶対勝とうと思っていたので、1−1でチームの勝利が決まってはいなかったんですけど、何でか分からないですけど全然緊張もしなくて思い切りコートでいつも通り自分のプレーもできて、逆に自分がやってやろうという気持ちからか、きのうの試合よりもはるかに良いプレーもできたので、すべてがプラスにつながっていって本当に良かったかなと思います。
――内容的にもウィナーを連発でした。前日のすごく苦しんだ試合から修正などは
全体的に動きが少し甘かった、足の動きなどちょっと動けてない部分があったので、そこが足りないと思い、きょうはそこを意識してやろうと思っていたのがちゃんとできたので良かったです。あと、相手がいつもと違って。いつもは宮本さんとやっているんですけど、今回は荒木さんで、相手をかえてきたことで結構ラリーのペースがゆっくりな分、しっかり構えて打つこともできたので、そこは自分にとってはよく動いたというか良い方向にいったかなと思います。
――いつもよりもバックハンドのウィナーも多かったように感じられましたが
そうですね。(フォアハンドとバックハンド)どちらもしっかりためて打つことができて、ためて打つことで相手もコースがあまり分からなくてエースを取りやすくなっていたので。本当に良かったと思います。
――王座の連覇は継続されました。来季は最終学年として迎えますが
いま、3年生として4年生と一緒にやってきて、きょう王座6連覇を達成したことですごい達成感はあるんですけど、1、2年生と違って3年生で優勝した今回は自信があった中で優勝できて、あとはやるだけと思ってやってきたので。上級生ってそういう状態なのかなと思ったので、自分たちの代でも来季は1年間しっかりやるべきことをやって、みんないなくなって悲しいとかじゃなくて、本当にもうやり切ったと思えるこの感じを来季もまた味わいたいなと思うので。また同期8人で来季も7連覇に向けて部を作りあげていきたいなと思っています。
――プレーに関して、来季はダブルスでも団体メンバーとして戦いたいというお気持ちは
はい。もうダブルスは練習しなければいけないことは確実なんですけど、練習してどうにかダブルスでも(団体メンバーとして)出られるように頑張っていきたいと思っています。
――きょうで4年生は引退となります。4年生への思いは
4年生には本当に仕事の面から、プライベートの面から色々なことを教えてもらったので、きょうは本当にいままで優勝した中でもわたしはかなり達成感があったなと思うんですけど、こうやって優勝することができて、4年生にそういう思いを味わってもらえたのは本当に良かったので、4年生にしっかり感謝の気持ちで恩返しができたかなと思います。その分、自分たちもこれからそれをつないで、また連覇をつなげていけるように頑張っていきたいと思います。
――王座後には全日本選手権が始まります。昨季の同大会ではシングルスベスト4と躍進しましたが、今回の目標は
昨季のベスト4もかなり一戦一戦苦しくて、なんとか勝っていけたという感じだったので、いまの目標は、すぐには負けたくないんですけど、特にここというのはなくて。でも、いまの自分のプレーは思い切りできる状態にあると思うので、練習してきたことをしっかり出して、失うものもないので、思い切りプレーしていきたいと思っています。
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