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テニス・フューチャーズ直前特集・後編
フューチャーズ直前取材・後編 佐藤文平
直前企画・後編は佐藤文平(スポ3)。当初は実力的に3、4番手あたりに位置していた佐藤だったが、努力を重ね、ついに去年の全日本学生選手権(インカレ)で学生頂点に立った。その後11月に開かれたニッケ全日本選手権でも大学生で唯一ベスト16入りし、もはやその実力は学生の枠を超えつつある。まだATPポイントを持っていない佐藤にとって、ワセダで開催される今大会はチャンスでもある。さらなるステップアップへ向けて。佐藤の挑戦は続く。
――冬場はどのような取り組みをしていましたか
佐藤
ユニバーシアード代表の選考会があったんですけど(2月22〜25日)、1日3セットマッチの試合を2試合ずつ四日間というハードスケジュールだったので、それに耐えられるような練習をしました。やることは変わってないんですけど、体力をつけるために元旦から走りこんだりいろいろやりました。
――去年を振り返って
佐藤
だんだんと力もついて、トーナメントでも学生レベルでは最終日まで残れるようになりました。さらに学生の頂点になって、それが自信にもつながりました。それがきっかけで今はもってないがATPポイントを取れるような実感もわいてきました。次のきっかけが見えた年でした。
――最終学年になりましたが
佐藤
あと一年早稲田のいい環境を利用して、もっと成長したいです。また卒業してからプロとしてやっていこうと考えているので、世界でやっていくためのメンタル、スキル、フィジカルを練習でしっかりつけていきたいです。
――大学院へいくともお聞きしたが
佐藤
はい、行く予定です。なぜかというと、自分自身のテニスの力をさらにあげるためです。自分が勉強しているバイオメカニクスをテニスに生かして、さらに自分自身アスリートとしてバイメカの実験に役立てるようになりたいです。例えば、サービスのスピードを上げるにしても、感覚だけに頼っていても限界があると考えています。バイメカで科学的に研究していって、どんどんレベルを上げていきたいと思います。
――ワセダで開催されるフューチャーズについて
佐藤
大学の模範となるプレーをしたいです。自分はまだ出場するか確定してないですが(取材後に確定)、予定ではワイルドカードとして出場する予定です。学生でも世界に通用するんだということを証明したいです。
――どれくらい勝ち進みたいですか
佐藤
今、ATPポイントを持ってないので、一回でも多く勝ってポイントとりたいです。各上の選手と試合をするので、初戦から気は抜けません。ベスト8までいったらそこからが勝負だと思います。学生大会とは違う緊張があるので、初戦から気の抜けない試合が続くと思います。
――今年入学予定の杉田祐一(三菱電機)も出場します
佐藤
杉田もたまに来て(ワセダで)練習しています。彼がきたときは全力であたっていきたいと思います。彼は高校を卒業したばかりなので、人間的に未熟な部分もまだあると思います。だから部を通して教えていけたらと思います。
――フューチャーズは注目を集めるチャンスですね
佐藤
もちろん強ければ注目されます。学生大会は、プロの大会と違って今のところまだあまり露出も少ないですけど。みんなにテニスの過酷さと厳しさを伝えられる選手になって、日本にテニスを広めていきたいです。
(取材・編集 田中友恵、宮沢直樹、寒河江真奈)
◆佐藤文平(さとう・ぶんぺい)
東京・私立東海大学菅生高校出身。右手打ち、左両手バックハンド。スポーツ科学部スポーツ医科学科3年。去年インカレを制し、全日本選手権でも16強入りを果たした。今年8月にタイ・バンコクで開催される第24回ユニバーシアード代表選手にも選出され、今もっとも成長著しい選手である。
■日程
プレ予選 3月21・22日
予選 3月24・25日
本戦 3月26〜4月1日
会場 早大東伏見三神記念テニスコート
詳しくはワセダフューチャーズホームページをご覧ください
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