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 特集 テニス・フューチャーズ直前特集・前編



 フューチャーズ直前取材・前編 成瀬廣亮

さらなる高みを目指す成瀬  125周年を記念して、亜大とならんで初の大学主催のフューチャーズ大会がワセダで開催される。その記念すべき第一回目に早大から佐藤文平、成瀬廣亮(ともにスポ3)、吉備雄也(スポ2)の本戦出場が決まっている。そこで、今季最終学年を迎える佐藤・成瀬の両選手に行ったフューチャーズ直前取材を2回に分けてお送りする。すでに大学の頂点を極めている二人。そんな二人にとっても今大会は「挑戦」になる。前編は成瀬のインタビューの模様を伝える。

 ――冬場はどのような取り組みをしていましたか
 成瀬 去年、良い成績を出せなかったので、今年は何としてでも成績を出さないと「成瀬はもうダメか」と思われてしまうし、最上級学年にもなるので周りから期待されています。だから今年は結果を出すために、冬場は技術的な部分ももちろん鍛えましたが、特に体を絞って動きをよくすることを課題に、コート上でダッシュして止まって切り返すといったトレーニングをやりこみました。

 ――2005年学生チャンピオンになり、去年はさらなるレベルアップを図る挑戦の年だったが振り返って
 成瀬 挑戦した分プレッシャーもかかりましたし、自分より弱い相手に負けるのではないかという不安もありました。あとトーナメントで上位に残らなかったらどうしようとか。もとのプレーが無くなったら残るものはないんじゃないかと不安でしたが、監督やチームメートにアドバイスをもらったりして、取り除きました。挑戦しながら勝ち続けることの難しさを知りました。

 ――今年の目標は
 成瀬 2年のときみたいに一年中負けなしで全部勝ちたいです。また、フューチャーズなどに去年以上に挑戦してATPポイントを取って、世界ランクを上げたいです。

 ――そのフューチャーズがワセダでも開催されるが、ホームコートでチャンスも広がると思いますが
 成瀬 大学主催が初めてで、しかもワセダのコートでやるってことで自分たちにチャンスが与えられたと思うし、期待もかかっていると思います。そのような状況ですので、OBや監督、コーチの方々からも期待が大きいので、その期待をプレッシャーにせず自分の力に変えたいです。また相手がほぼ全員プロなので、そのプロ相手に学生の自分たちが1つでも多く勝ちたいと思っています。

 ――どんな選手が出場するのですか
 成瀬 第1シードに本村(剛一=北日本物産)さん、寺地(貴弘=ミズノ)さん、あとは同じワセダ(入学予定)の杉田祐一、海外からは中国NO・1の選手や韓国の有力な選手なども出場する予定です。周りからは他のアジアの国よりワセダの(選手の)ほうが上といわれているので(笑)、そのような選手と対戦してみるのは楽しみなぶん、勝つのは本当に苦労すると思います。

 ――今年入学予定の杉田選手は、刺激になりますか
 成瀬 後輩のあいつには負けたくないという思いが強いです。逆にあいつに勝てば自分が日本代表に入れるわけなので、そう考えるとどうにかして勝ちたいです。後輩には負けたくない。でも後輩だけど、ライバルという感じですね。自分は杉田とはまだ試合やったことはないので、チャンスがあれば試してみたいです。

 ――こういった大きな大会を開くことによって学生テニスも人気を広めていければと思います
 成瀬 自分たちがこういう大きな舞台で勝てば、応援してくれる人も増えるかもしれない。観に来る人のためにもいい試合をして、またマナーも学生の模範だと思われるような振る舞いをして、ワセダを応援してあげたいと思ってもらえる庭球部にしたいです。

 ――フューチャーズの目標は
 成瀬 ベストは優勝です。でも、レベルが高い分、1回戦で負けてしまうかもしれない。その中で持っている力を全部出し切って、アピールして1ポイントでも多く勝ち取りたいです。

(取材・編集 田中友恵、宮沢直樹、寒河江真奈) 


◆成瀬廣亮(なるせ・こうすけ)

 愛知・名古屋高校出身。スポーツ科学部スポーツ文化学科3年。右手打ち、左両手バックハンド。05年に全日本学生選手権大会(インカレ)をはじめ学生タイトルを総なめにし、06年春に行われたフューチャーズ大会で初めてATPポイントを得る。去年はさらなる上を目指し、自分のプレースタイルを崩してまで新しい自分を模索した挑戦の年でもあった。

■日程

プレ予選 3月21・22日
予選 3月24・25日
本戦 3月26〜4月1日
会場 早大東伏見三神記念テニスコート

詳しくはワセダフューチャーズホームページをご覧ください





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