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卓球部・秋季関東学生リーグ戦直前インタビュー
【特集】春秋アベック連覇へ〜王者の挑戦〜 第6回 塩野真人
リーグ戦直前インタビュー最終回を飾るのは、主将・塩野真人(スポ4)。春季関東学生リーグ戦では、明大・水野とのエース対決を制し、自らの手でチームを優勝に引き寄せた。部員からあつい信頼を寄せられる塩野もいよいよラストシーズン。唯一手にしたことのないのは秋のタイトルだけ。最後の1冠へ―。ラストチャンスに懸ける胸中に迫った。
―今季を順に振り返っていただきたいと思います。春季リーグ戦を振り返っていかがでしたか
「チャレンジャー」としてできて、結果が優勝に結びついたのでとても良い大会でした。
―春季リーグ4連覇の偉業達成だったわけですが
春は優勝できてうれしいんですけど、やっぱり秋取れてないので、今度は秋を取りにいきたいです。
―リーグ戦初日はトップの塩野選手が敗れるという波乱のスタートでもありました
気合いが空回りしたというか、勝ちたかったんですけど・・・。1番をやりたいと思っていったんですけど、それで1番でいって負けて、チームが負けたらちょっとやばかったですね。
―最終日、明大戦に臨む前の心境は
実力的には(メイジが)上なんで、「向かっていく」っていう気持ちしかなかったですね。
―優勝が決まった瞬間の気持ちは
いや〜、うれしかったですね。4年間の優勝の中で一番うれしい優勝でしたね。
―やはりその喜びには、主将としての責任を果たせたというのもありますか
やっぱり、(昨年)9月で下山(隆敬=平20社卒、現協和発酵)さんの代が引退して、けっこう上の代が強かったので、引っ張っていくのは厳しいというかつらい部分もあったので、それが春リーグで実ってすごいうれしかったですね。
―リーグ戦後は国際大会である荻村杯にも出場されましたが、世界の選手と戦ってみていかがでしたか
予選リーグを抜けられて調子は良かったんですけど、世界ランク2位(大会当時)の馬琳選手(中国)とやって、やっぱり技術の違いを見せ付けられ世界のカベを感じました。
―具体的に技術の違いというのは
回転量1つとっても全然違いますし、サーブとか3球目の速さとかですね。
―馬琳選手は北京五輪にも出場されていますが、注目はされていますか(この取材は8月22日に行われました)
まぁ、優勝してもらえたら(笑)。すごいうれしいというか、もっと励みになる気がします。でも、1番応援しているのは日本人の選手ですね。
―やはり世界は意識していますか
そうですね。やっぱり、卓球をやる以上は世界を目指してやりたいですね、これからも。
―いつ頃から世界を
高2、3年ぐらいに世界ジュニアに選ばれて、そこからいろいろ世界大会に出させてもらえるようになって、そのへんからやっぱ意識し始めました。
―世界では手応えとカベどちらを感じますか
カベを感じるときもありますけど、やっぱり手応えを感じるほうが多い感じがします。
―日本最強カットマンとの声もありますが
いや、まだまだですね、ほんとに。なんか気持ちにムラがあるというか、本当に安定して結果を出していきたいんですけど、結果が良いときと悪いときがあるんでその辺を直したいです。
―良いときと悪いときの違いというのは
たぶん気持ちだと思うんですよね〜。いろいろなプレッシャーとかあるときは自分のプレーができないときもあるんで。その辺の気持ちの使い方をうまくしていきたいですね。
―インカレを振り返っていただきたいと思います。ベスト16という結果をどのように受け止めていますか
自分のせいってのが一番大きいんで・・・。予選リーグも順調というか、相手もそこまで強くなかったので、自分の調子がいいっていうのもなかったですね。
―敗れたのが同じ関東勢の日大でした
今度、秋リーグでリベンジしたいです。
―日大の印象は
明選手が強いぐらいで、あとは大丈夫かなっていうイメージだったんですけど。やっぱり、甘かったですね。秋リーグでは、勝ちたいというか、勝たなければならないという感じです。
―インカレが終わってからの練習は
一つひとつの課題をチェックしながらやって、新しい技術も取り入れてやっています。課題は凡ミスをなくすこと、一つひとつの技術をチェックしながら、それで結果的に凡ミス減らせればベストだと思います。
―新しい技術というのは
回転量の違うカットを入れることです。
―塩野選手にとって秋は最後のリーグ戦となります
最後なので優勝したいんですけど、そこまで気合いを入れすぎると、また空回りしてしまうかもしれないので、気楽に・・・。いや、気楽って言っちゃだめだ(笑)。カットで(笑)。優勝目指して・・・。
―気負わずにですか
そうですね。気負わずに(笑)。
―世界を見据えている塩野選手の卒業後の進路は
卒業後は日産自動車さんにお世話になります。実業団でお世話になります。
―秋季リーグのヤマ場となりそうなところは
ヤマ場となるのは全部なんですけど、特にやっぱり優勝を考えるとなると、メイジですかね。
―メイジ戦はトップが勝った方が勝つというジンクスがありますよね
トップに誰が出てくるかわかんないんですけど、(全日本選手権チャンプの)水谷も出るかもしれないんで。
―水谷選手については
強敵というか、水谷がいるのといないのとで全然違ってくるので。春以上に厳しいというか・・・。
―塩野選手が入学されて以来、秋季リーグはメイジが3連覇中です。秋に対する思いは
勝ったら初優勝ですね、秋は。秋で引退なので、勝って引退したいです。毎年3年間、いつも負けて引退して涙流してきたので、最後勝って涙流したいなぁって。
―明大戦のカギは
ダブルスですかね〜。今ダブルスが本当に安定してなくて、そこですね。
―ダブルスの練習にも重点を置いているんですか
けっこうやったんですよ、なんかやりすぎたって感はないと思うですけど、ちょっと悩んでしまったっていうのがあるのは確かです。
―ダブルスで意識していることは
僕はダブルスはそこまで得意じゃないというか、一生懸命やってるんですけど(笑)。シングルスと違う部分も多いので、台上の技術とかをもっとうまくなればいいと思ってます。
―インカレでの急きょ出場の経緯は
足立・笠原が2回連続ストレートで負けたんで、立ち直れないだろうっていう監督・コーチの案で、お前ら行けるかって言われて、「行くしかない」と思って行きました。相手のカット打ちはうまいって聞いてたんで、「大丈夫か」と思ったんですけど、結局相手が強かったですね。
―では、秋季リーグ戦への意気込みをお願いします
インカレで負けて後が無いので、絶対優勝目指してチーム一丸となって、優勝して最後引退したいです。
(取材・編集 小島恭介)
◆塩野真人(しおの・まさと)
埼玉・狭山ヶ丘高出身。スポーツ科学部4年。右シェーク・カット。春季リーグ成績 6勝1敗
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