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 全日本選手権 1月22日 東京体育館



 松平が3位で表彰台に上がる!

丹羽相手に大事なポイントを取り、ガッツポーズする松平
 全日本卓球選手権大会(全日本)最終日。この日、早大からは男子シングルスでベスト8まで勝ち残っていた松平健太(人2=青森山田)が出場した。準々決勝は今大会の男子ダブルスで共にペアを組んでいた丹羽(青森山田高)に勝利を収めるが、迎えた準決勝では相手の吉村(野田学園高)にペースを握られ敗退。3位で今大会を終えた。

 ベスト4をかけて戦う準々決勝は、丹羽との一戦。先月行われた世界選手権大会(団体戦)男子日本代表選手選考会で対戦して敗北した経験もあるだけに、まったく油断のできない相手だ。試合は松平が第1ゲームを難なく取るも、その後2ゲームを連取されてしまう。しかし、そこからの松平は落ち着いていた。ラリーに持ち込んでは粘りのあるプレーで点を重ね、自分のペースに持ち込む。最後は4−2で勝利を飾った。今回、サーブが上手な丹羽を攻略するために、バックでのレシーブを練習したという。その対策も功を奏し、見事準決勝へと駒を進めた。

試合終了の握手をする松平
 丹羽に勝った勢いそのままに準決勝も突破したいところだったが、全日本はそう甘くはなかった。試合開始直後から高校生の吉村が思い切りの良い攻撃で試合の主導権を握ると、松平は受けに回ってしまう。その焦りからか松平はところどころで精彩を欠くプレーを見せ、一気に3ゲームを失うことに。そのまま流れが変わることはなく、結局1−4で敗北。この負け方には松平も「もっと冷静でいられたら」と悔しさをにじませた。昨季の同大会ではベスト16止まりだったが、今回はベスト4まで伸ばした。だが松平はまだ満足はしていない。見据える先にはロンドン五輪があるからだ。出場への可能性はまだ残されている以上、今後の松平にも注目が集まる。

 これで全日本の日程が全て終了した。ほとんどの4年生にとっては学生最後となる大会だったが、男子シングルスではエースの笠原弘光(スポ4=京都・東山)が4回戦で早々と姿を消すなどの波乱もあり、早大勢にとっては不本意な結果が目立った。しかし、この悔しさをバネにして4年生は次のステージで、1、2、3年生は新チームとして来季で活躍してほしい。我慢のシーズンを乗り越えた先には、きっと飛躍の1年が待っているはずだ。

(記事 冨丘太朗、カメラ 鳥塚絢) 


◆試合結果
▽男子シングルス
準々決勝
○松平4−2丹羽孝希(青森山田高)
準決勝
●松平1−4吉村真晴(野田学園高)



◆コメント
松平健太(人2=青森山田)
――準決勝の試合を振り返って
集中力がなくて、簡単なミスが多かったです。ここまで来るってことは相手も強かったということなので、勢いもあったし、もっと冷静になって戦術を組み立てられていれば僕のペースになっていたと思うんですけれど。相手の思うようにやられました。
――準々決勝については
ここに力を入れていて、勝って自信になってその後も、となったんですけれど。(丹羽選手に対しては)対策も立てましたし、選考会では負けましたけどこういう大会では勝っているので、そこは自信がありました。
――対策とは具体的には
良いレシーブをすることが重要で、丹羽はサーブが上手いのでそれをバックでレシーブする技術を全日本前に覚えました。それを使い分けたら丹羽がサーブですごく困ったので。試合中そういうのが感じられました。
――きょうの結果については
3位という結果に終わってしまったのでとても悔いが残ります。
――ロンドン五輪の選考については
とりあえず一回でも多く上の人に勝たないといけないので、勝てるように良い準備をして臨みたいです。
――五輪への印象はどんなものか
テレビでもすごく報道されますし、聞いている話でも五輪はやっぱり違うと聞くので、大きな大会だなと思います。
――この1年間での自分の卓球はどうでしたか
この1年は無駄な卓球ではなく、勝てないというのはほとんどの人が味わうことなので。悪かったからこれからも駄目ということではないし、1年間に意味があったから今後につながると思うので。






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