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秋季関東学生リーグ戦
9月13日 東京・代々木第二体育館
中大に敗れ、惜しくも優勝を逃す
敢闘賞に選ばれる活躍をした中島
優勝の可能性が4チームに残されたまま迎えた秋季関東学生リーグ戦(秋季リーグ戦)最終日。4年生にとっては最後のリーグ戦となるこの試合、ワセダは春季関東学生リーグ戦で優勝している中大と対戦した。トップの中島未早希(スポ3=神奈川・横浜隼人)が先勝するものの、その流れに乗りきれずにその後勝ち点を奪うことができず1−4で悔しい敗戦を喫した。結果5勝2敗で4チームが同率で並ぶことになったが、大会の規定によりワセダは4位というかたちで秋季リーグ戦を終えることとなった。
優勝にむけて緊張感が高まるなか、一番手として出場した中島。第1ゲームは競りながらも落としてしまうが、第2ゲーム以降は7連続ポイントを奪うなど気迫を見せ、ゲームポイント3−1で勝利を飾りチームに勢いをつける。中島が作った良い流れに乗っていきたいところだったが、続く森美紗樹(スポ1=高知・明徳義塾)が中大・松村相手にフルゲームまで持ち込んで粘ったものの、惜しくも敗戦。ワセダの頼れるダブルス、中島・中尾優子(人2=岐阜・富田)組に勝利の期待がかかるも、「守りに入ってしまった」(中島)と相手の勢いを止められず1−3で敗れてしまう。
最終ポイントを決められ顔を見合わせる加藤・森組
チームポイント1−2となったところで、ワセダは期待の1年、小室奈緒(スポ1=栃木・真岡女子)が出場する。勝ってチームポイントを五分に戻したいところだったが、「思ったよりすごく緊張していて力が入っていた」(小室)との言葉通り、序盤から相手の攻めのプレーを止められずストレート負けを喫する。もうこれ以上落とせないワセダは、森・加藤充恵(スポ3=岡山・就実)組が登場。対するは中大の倉林・多田組。第1ゲームを奪われ先手を取られるも、その後のゲームを取り返し一進一退の攻防が続く。勝負は第5ゲームへと突入、9−7とリードしたがそこから相手の積極的な攻めにあい、結果9−11でこのゲームをとられ、敗戦。どのゲームも接戦で、フルゲームに持ち込むなど勝利への執念を見せたが、あと一歩相手に届かなかった。
中大に勝って優勝、というかたちで4年生最後のリーグ戦を締めくくりたかったところだが、「仲間に恵まれていました」という田中彩能主将(スポ4=宮城・秀光中教校)の言葉が表すとおり、選手たちの表情に後悔などはなく、チーム全員前を向いてすでにこの先を見据えている。「チームがどんどん強くなれるようにということだけを考えてもらいたい」という主将の思いをしっかり引き継いで、来春必ずリベンジを果たしてくれることだろう。
(記事 山田祥子、カメラ 鳥塚絢)
女子1部
早大
●1−4
中大
中島
3−1
坂本
森
2−3
松村
中島
中尾
1−3
北岡
根本
小室
0−3
倉林
加藤
森
2−3
倉林
多田
中尾
−
根本
田中
−
岡野
※敢闘賞:中島
◆コメント
田中彩能女子主将(スポ4=宮城・秀光中教校)
――今日の試合を振り返って
勝つとしたら、4−2、4−3で勝つオーダーで組んでいたので、みんな惜しい試合もあったし、そこで勝ってても後半にまわったら勝つかって言われると分からないし、結果こういう形になっても仕方ないかなという感じです。中大の強さを認めるのも必要だと思います。ただリベンジを次してほしいです。
――秋季リーグ戦全体を振り返って
自分自身は、自分の考えだけじゃなくて、みんなからいろんなことを教えてもらってこういう良い試合ができたので、本当にみんなに感謝したいです。
――チームとしては
いろいろ新しいことに挑戦してやってきたり、中大がやってきたことも真似してやってみたりとかしてきました。チーム力も上がったと思いますし、個人の力も、変わることで成長できた部分もあると思います。
――これで代替わりとなりますが、4年間を振り返って
3年生の時までは上の人たちがしっかりしていたので、ついていくのに必死で、自分が上になったら平気なのかな、と心配でした。でもいざキャプテンになってみたら、みんなが自分がやったことに対して一生懸命ついてきてくれるので、本当にありがたくて、やりやすくて、楽しい1年でした。
――キャプテンとして大変だったことは
最初は自分で務まるのかがずっと不安でそれがずっと続いてたんですけど、特に批判されることもなく、特に中島と加藤が一生懸命私のことを聞いてくれました。4年生もリーグ戦に出てるのは自分だけなんですけど、3人とも一生懸命練習もしてくれましたし、チームのことも考えてくれたので、仲間に恵まれていました。
――自分としてこの1年で成長したことは
今までは自分のことでいっぱいいっぱいだったんですけど、周りを見ることができるようになってから、ちょっと心に余裕ができたというか。1試合やる時もそんなに緊張せずに自分らしくやろうっていうのを心がけていきました。
――キャプテンとしては
良かったんじゃないですかね!(笑)。
――次のチームに対しての思いは
中島はエースとしていつも自覚してやっていて、そのエースっていうのが良い時もあれば、自分を苦しめる時もあると思います。でも上になってから気づくこととかもあると思うので、彼女たちになら安心して任せられると思うし、逆に自分たちが何か引っ張っていた部分もあるかもしれないので、そこは思い切ってスタートダッシュしてほしいです。
――後輩へのメッセージをお願いします
今すごいチームがまとまってきていて、櫻井さんも今すごいチームが良い風になってきているって言ってくれているので、負けたこととかは正直どうでもいいので、チームがどんどんどんどん強くなれるようにってことだけを考えてもらいたいです。後輩はしっかり上の人についていって、文句も言わず(笑)。今のままやってもらえたら、4年生も嬉しいと思うし、自分たちが卒業する時もいい形で終われると思います。応援しています。
中島未早希(スポ3=神奈川・横浜隼人)
――リーグ最終戦、どのような気持ちで臨みましたか
相手のオーダーが予想外のオーダーだったんですけど、それでも次がどうであれ絶対に勝って次に回すんだという気持ちでやりました。みんな色々思いはあると思いますが、負けたけどいいかたちで終われたかなと思います。
――ダブルスは惜しくも敗れてしまいました
カットのダブルスの練習をあまりしてこなくて練習不足だったので、向こうのほうが自信を持って向かってきたっていうのもあって自分達が守りに入ってしまいました。最初からもっと攻めていけば良かったかなと思います。
――今回のリーグ戦を振り返って思うことはありますか
田中キャプテンの代で色々なことに挑戦してきて、練習時間を長くしたりそういう面でみんなで色々変えた部分があったので、今回チームが本当にまとまっていたなと感じました。試合をするごとにチーム力も上がっていきましたし、みんなの勝ちたいという気持ちが全面に出てたなと思います。自分としては今回はカットマンとあたってないんですけど、攻撃マンとあたってすごく自分も春よりはいいかたちで終われたかなと思います。
――今大会でチームは代替りですが、どのようにチームを引っ張っていきたいですか
ワセダは卓球ばっかりやっていた人だけではなく色々な人が集まっているので、みんなでどうやって楽しく勝ちにいけるかというのがカギだと思いますし、みんな仲がいいのでそれをうまくチーム力に変えられるといいなと思います。
――全日学に向けての意気込みをお願いします
全日学に向けて調子を維持するのではなくて調子をもっと上げていかないとどうしても1セットとられたりっていうことが今回も多かったので、自分自身がもっとレベルアップして自信を持って戦えるようにしたいです。インカレからいい状態で来てるのでそれをもっと上げていきたいです。
加藤充恵(スポ3=岡山・就実)
――今の率直なお気持ちは
4年生が最後じゃないですか。実感がわかなくて、悲しいとか悔しいとかあると思うんですけどまだ来ないです。
――中大の印象は
春に優勝していて、層が厚いというかワセダにとってやりにくいチームだなとは思っていました。カットマンが多いというイメージがあって、自分がカット打ちがすごく苦手なので対策をやってました。
――オーダーについては
特に良い訳でも悪い訳でもなかったです。
――チームとして注意していた部分は
カット対策でメンバーを考えたりしました。
――ご自身の試合内容は
悪くはなかったです。悪くはなかったんですけど、いつも悪くはないのに負ける時があって、もう少ししたらすごく悔しくなる試合なんだろうなと思っています。あと一本違っていたら、どのセットも良い方向に転んでたので、もったいないですね。
――リーグ戦全体を振り返って
勝つ試合も負ける試合もあったんですけど、自分自身の調子がそんなに悪くなかったので、次につながると思います。チームが楽しい雰囲気なんで、楽しめました。
――引退する4年生の方はどのような存在でしたか
なくてはならないというか、4年生のチームだなと思います。いくら上級生になったといっても、4年生なしにはできなかったです。
――次の目標は
とりあえずどの大会でも今までにない成績を残したいと思っています。リーグ戦やインカレで2位は経験したし、全日学でもダブルスは2位だったので優勝したいです。あとは1番上になるので責任を持って、頼られる存在になりたいなと思います。
中尾優子(スポ2=岐阜・富田)
――今日の試合を振り返って
絶対に(根本・北岡組と)当たるとわかってたけど、思った展開にならなくて、受けばっかりになってしまいました。ですが、今の自分ができることは出来たと思うのでこれはこれで良かったと思います。
――相手は両方カットマンでしたが
自分は戦型的に相手のボールを利用して、中島さんはどんどん攻めていくので、中島さんとのギャップで行こうと思ったのですが、うまくいきませんでした。
――1ゲーム目からの修正した点は
凡ミスが多く、思った展開にならなかったですが、2セット目からは凡ミスが減ってスマッシュが打てて思い通りの展開になりました。
――チームは1―4で破れてしまいましたが
悔しいです。4年生は最後のリーグ戦で、田中キャプテンが絶対勝ってくれると思ったのですが、田中キャプテンまで回したかったです。それが一番悔しいし、申し訳ないと思っています。
――大会を通して
実際に2敗して優勝はないんですが、去年からチームを変えて頑張ってきたし、まとまってると思います。それが今の4年生がやってくれたので、自分たちも新しいチームで、「強くなったな」って思えるようなチームでがんばりたいと思います。
小室奈緒(スポ1=栃木・真岡女子)
――今日の試合を振り返って感想をお願いします
代々木でやるのが初めてで、思ったよりすごく緊張していて力が入っていたので、自分のペースで試合ができなかったですし、思うようにいかなかった部分が多かったと思います。
――1−2で出番が回ってきて、どういう心境で試合に入りましたか
オーダーを見たときに2−1ぐらいで回ってくるだろうと思っていて、1−2でくるとは思っていなかったので、それで精神的に負のイメージが強くなってしまったと思います。
――秋のリーグ戦を振り返っての感想をお願いします
自分が思ったよりも良い時と思ったよりも悪い時があって、まだ一年生なのですごくいい経験になったと思いますし、この経験を教訓にしてこれから主力になっていけたらと思います。
――4年生と団体戦を組むのはこれで最後でしたが、それについてはいかがですか
4年生がチームをひっぱってくれてすごくいいチームに仕上がっていたのでもう終わってしまうのは残念ですが、これから3年生中心に来年のことを見据えて新たにやっていければいいなと思います。
森美紗樹(スポ1=高知・明徳義塾)
――中大戦を終えて、個人として、チームとして、それぞれで振り返ってどんな思いがありますか
中大戦では松村さんで高知で同じということもあり、お互いの卓球は分かっていました。さらに自分は松村さんには4連勝程していました。だから余計勝って1点取りたかったし、いつもより余計に気持ちが強すぎました。シングルス、ダブルスと両方ともセットオールで落としてしまい、本当に悔しい気持ちと、チームの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。中大は来年もそれほどメンバーが変わることはないと思うので、春では勝てるようにまた頑張ります。中大はカットマンが多いです。個人的にチーム的にも、カットマンのダブルスには春も秋も負けてしまったので克服できるように取り組みたいです。
――この秋季リーグ戦全体を振り返って
今回で4年生の方は引退となってしまうので、何としてでも優勝したい気持ちが強かったです。ですが、どの大学も同じように思って試合にきているわけなので、試合までは色々なことに取り組んできました。結果4位となりすごく悔しい思いをしましたが、今までとは違うことに取り組んできたので悔いはありません。
――1年生ながら春、秋リーグ戦に出場されましたが、それについてはどんな思いがありますか
やはり部員が16人もいる中から代表として出させていただき、勝って1点とってくる、という思いは強くあります。ですが、先輩たちがいつも、「1年生なんだから思い切って試合したらいいよ!」と言ってくれるのでプレッシャーもなく試合ができています。ですが、出させていただいている時にはしっかりと自分の役割を果たせれるようにしたいです。
――今季で代替わりになりますが、4年生に対する思いは
4年生の方は私たちの見えないところでいつも話し合いをしてくれていて、本当に感謝しています。春、秋、インカレで優勝出来なかったので、来年こそ優勝して良い結果を報告したいです。
――今後の目標について
今からは個人戦が多くあります。個人戦でも上位を目指していきたいと思います。ダブルスパートナーの加藤さんは全日学で2位にもなられていますし、いつも引っ張っていってくれて本当に心強いです。春は上手くいかなかったですが、今ではお互い呼吸があってきています。全日学ではチャンスは十分にあると思うので、優勝目指して頑張ります。
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