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春季関東学生リーグ戦
5月12日 東京・代々木第二体育館
強敵破り、初優勝へまっしぐら!
2日間の休日を挟み、再び始まったリーグ戦、4日目。休みが明けてもワセダの強さは変わらない。女子は昨春1部準優勝の格上・東京富士大相手に、最後は主将の梶本麻莉菜(教4)がなんとか意地をみせ、4−2で辛勝。現在、唯一全勝校同士の重要な1戦を勝利で飾った。一方、男子も埼工大の熱い応援を黙らせる強さで完勝。優勝を懸けて男女とも残すは3試合だ。
窮地からつかんだ勝利だった。「もう自分何してるんだよ!」試合後、梶本主将の口から真っ先に出た正直な言葉。まさにそう語りたくなるような試合だった。3−1とチームの勝利まで残り1勝。押せ押せムードの中迎えた5番手ダブルスから波乱が起きた。小野絵理香(スポ3)・田中彩能(スポ1)組が、一時はゲームカウント2−0、10−6までリードしながらもゲームを落とし、逆転負けする嫌な流れ。どうしても7番手には回したくない。ここで主将が負けたら一気に強敵・東京富士大の波にのまれてしまう―。そんな空気が漂う中、梶本がコートにあがった。1ゲーム目は11−4とあっさりゲームを奪う。しかし、2ゲーム目、ジュースの接戦を落とすと流れは完全に相手ペースに変わった。「ジュースで取られた瞬間負けると思った」(照井萌美=教2)。得意とするラリーからの得点も奪えず、らしくないプレーが続く。「全然集中できなかった」(梶本)。やっと目が覚めたのは、最終第5ゲーム。2−6とリードされてからだった。時間の関係で、途中から同時に行われた隣のコートでは、7番手亀崎遥(スポ2)が0−2と強烈なドライブを打ち込む選手に苦戦していた。「ここでわたしが負けたら本当にやばい」(梶本)。そう思うと「体が自然と粘れるようになった」(梶本)。それまで決まらなかったラリーからのバックの強打が決まり、ここから4連続ポイント。4ゲーム目までとは見違えるようなプレーで11−8。ぎりぎりのところでなんとか逃げ切った。
これで、淑徳大・東京富士大という昨春の1、2位校を倒したワセダ。それでも「優勝を考えすぎて崩れてしまわないように1戦1戦戦うだけ」と梶本主将を中心に決して慢心はしない。ここまできたらあとは己自身との戦いだ。
(飯田唯)
◆結果
【女子1部】 ○早大4−2東京富士大●
【男子1部】 ○早大4−2埼工大●
◆コメント
梶本主将
いろんな人の声ばっかり頭の中に聞こえてきて、もう自分何してるんだよ!って感じで気持ちが悪かったです。4セット目までは全然集中できませんでした。それが5セット目になって照井に怒られたりして、2−6になったときほんとにやばいなっと感じて。そしたら体が自然と粘れるようになって、本来の自分のプレーが出来ました。1セット目は4−11。余裕じゃんと思っていたら、2セット目落として。でもなんか負ける気はしてなかったです。(周りの選手は試合中どのような気持ちでしたか)(照井)試合前は勝つって思ってましたけど、梶本先輩が2ゲーム目ジュースでとられた瞬間もう負けるって思ってました。流れが悪かったので。(自分で決めるというプレッシャーは)そういうのは考えないようにしていました。気にしないで自分の卓球をしようと思っていました。(1ゲーム目とそれ以降、変わったところは)相手が調子よくなってきて、わたしは同じことをやっていたのでそれがだんだん通用しなくなってきたと思います。(相手の選手と戦ったことは)練習試合で3−0で勝っていて、いけるという油断がありました。(隣の亀崎さんの試合は見ていましたか)ちらっとみたら打ち込まれているのが見えてここでわたしが負けたらやばいって思いました。(優勝への意識は)優勝という言葉はわたしの口からは絶対言いません。優勝を意識しすぎたらみんな緊張で自分の卓球が出来なくなってしまうと思うので。優勝を考えすぎて崩れてしまわないように1戦1戦戦うだけです。負けてもいいっていい。負けたら全部わたしのせいだから自分のあたったところで精一杯頑張るようにみんなに言っています。
田中
(シングルスの相手は)強かったです。向かっていくだけだと思っていたんですけど、向かっていくことすらできなかったです。(ダブルスの敗因は)勝ちを意識したこと。10−6くらいだったので勝てると思った。(連続失点が目立ちました)1本取られると連続で取られることがわたし達は多いんですよ。小野さんが決めると流れがこっちに来るんですけど。(最終ゲーム、タイムアウトの時はどんなことを)技術的なアドバイスは監督はしません。監督は精神的なアドバイスをします。「大丈夫、大丈夫」、「落ち着いて」と。照井先輩は戦術的なアドバイスをくれます。小野さんとは「おもいっきりやっていこう」、「後ろに2人いるから」と声をかけてもらいました。(梶本さんの試合は)やばいと思いました。これでチームが負けたら自分のせいなので。自分が見ると点が取られてる場面ばっかりだったので見ないようにしました。(次戦に向けて)専大には秀光の先輩や、照井先輩・愛ちゃんペアに勝ったダブルスもいて強いんですけど、リードしていても負けていても、自分のプレーをしっかり出して絶対勝ちます。
照井
(ダブルスの試合内容について)調子は悪くない。戸惑うこともないし、かみ合っている。(シングルスの試合結果について)それなりですね。(今のところ負けなしですね)別に自分の調子が良いわけではない。対戦相手が得意な戦型だったので。(これまでの自身の活躍を100点満点で採点すると)80点ですね。まあまあですね。勝ってる部分で80点。(専修大に向けての抱負)1年の春に負けてて、早稲田としては部が良くない相手ですが、みんなで力を合わせて頑張りたい。
塩野真人主将(スポ4)
(調子は)ふつうですね。そんなに良くはないから気合いでいった。(1年生3人の活躍は)笠原以外はまだ荒削りなとこがある。でも勝ってくれるから安心して見ていられる。(メイジの水野選手のストレート負けについて)そんなに調子は良くない。それでもメイジは勝てるんでチーム力があると思う。(埼工大の熱い応援に対してはワセダも燃えますか)対抗したらうるさくなってしまうから、選手を応援しろとコーチから言われている。相手の応援も特に気にはならない。
笠原弘光(スポ1)
(単複で活躍)きょうはダブルスであまりぼくの出来がよくなかったけれどシングルではいいプレーが出来たと思う。(リーグ戦の雰囲気には)慣れました。(ダブルスを組む足立選手について)すごく強い。見ていて安心できる。(他大でマークの選手は)やっぱり水野さんです。メイジで一番強いと思うので気になります。(今のチームの雰囲気は)2日の空きで少し試合の雰囲気から遠ざかっていた分きょうは抜けていたと思います。
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