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春季関東学生リーグ戦
5月9日 東京・代々木第二体育館
激闘制し、男女そろって無傷の3連勝
リーグ戦3日目。「どことやるときも気をぬくことができない」(梶本麻莉菜主将=教4)という言葉通り、この日も7番手まで回る緊迫した試合を制したワセダが男女そろって無傷の3連勝を挙げた。これでリーグ戦も折り返し。史上初のアベック優勝がまた一歩現実みを帯びてきた。
王者・淑徳大との戦いから1夜明け、女子の相手は強豪・大正大だった。トップの梶本がフルゲーム、ジュースにもつれこむ接戦を落とす手痛い黒星スタート。ただ、続けて黒星をつけないのがワセダの強さだ。エース・照井萌美(教2)が貫禄のストレート勝ちで1−1の振り出しに戻した。続くは小野絵理香(スポ3)・田中彩能(スポ1)ダブルス。「1本でも多く、1ゲームでも多く取ろう」(田中)という落ち着いた攻撃が相手ダブルスをじりじりと追い詰めていった。ゲームカウント2―0からの逆転劇。大切な場面で新生ダブルスが大きな白星を挙げる。4番手木田恵子(人2)は相手校エースに負けを喫するも、無敗の梶本・照井ダブルスが順当にストレートで相手を打ち負かす。しかし、6番手田中も敗れ3―3。連日プレッシャーのかかる7番手に起用される亀崎遥(スポ2)にチームの命運が託された。「みんなの『練習通りやれば大丈夫』という声援が力になった」(亀崎)。2ゲーム連取してから2ゲーム奪われる嫌な展開で迎えた運命の最終ゲーム。どちらが勝ってもおかしくない極限の場面で勝負を分けたのは、いかに冷静に自分の力を発揮できるかだった。9−8から相手のサーブミスに救われ、結局11―9。まだ2年の亀崎が連日の大役を見事やってのけ、チームに勝利をもたらした。
男子は前半戦のヤマ場と位置付けられていた中大戦。エースの森田相手に原田慎吾(スポ3)が互角の戦いを見せたが、一歩及ばず。2番手塩野真人(スポ4)、3番手笠原弘光(スポ1)が連勝するも、続く単複を落とし2−3とあとがなくなった。自分が負けるとチームも負けるというプレッシャーの中、コートに立ったのは新入生の御内健太朗(スポ1)だった。1ゲーム目は1−6とリードされる場面もあったが、それでも臆することなく「自信をもってプレー」(御内)を見せ、同校出身の先輩・岩村を結局1−3で下した。ラストは最後の砦として監督も信頼を寄せる足立智哉(スポ2)。周りが安心してみていられるほど落ち着いた試合運びをみせ、ストレート勝ち。崖っぷちから2連勝を決めた。「最後に足立を置けるのがワセダの強さ」と河原智監督層も語る厚さで、中大という大きなヤマを乗り越えた。
全員で勝ちをつかんだこの日。「チームの雰囲気は最高」(梶本)。リーグ戦において最も重要な勢いそのままに月曜からの後半戦に臨む。
(飯田唯)
◆結果
【女子1部】 ○早大4−3大正大●
【男子1部】 ○早大4−3中大●
◆コメント
梶本主将
(最後亀崎さんの試合を見ているときの気持ちは)ラストは緊張すると思うので思い切ってやろうということです。(緊張は)すごくしました。亀の試合はいつも緊張します。でも練習したことをだせば勝てると言っていました。(大正大に勝って優勝への意識は)まだないです。(試合を振り返って)ありえないです。ありえないミスするし、試合になっていない感じ。次の東富士大も全勝しているので不安なところを調整したいです。(チームの雰囲気は)最高にいいです。楽しい。次勝てば優勝へのチャンスが広がっていくと思います。1部はみんな強くてどことやるときも気をぬけないです。1戦1戦精神的にも辛いですが頑張ります。
照井
(今のところ負けなしですね)一つ一つ勝った結果です。(昨日の淑徳大戦、石垣選手相手はどうでしたか)(オーダーを)当てにいって当たったんで勝てる自信がありました。カット打ち好きなんで。(腰の調子は)初日が一番悪くて、昨日今日と思ったより良いので大丈夫ですね。(来週当たる東京富士大のリュウさん対策は)なるべく当たりたくないですね。前回負けているので。そこにガチに勝負にいかなくても(ワセダの)他の選手が強いので、勝てると思います。
田中
(試合を振り返って)団体戦はダブルスを取った方が勝ちやすいので、先に2ゲーム取られたけど1本でも多く、1ゲームでも多く取ろうと。小野さんにすごく助けられました。(シングルスは)もうちょっとやれると思ったんですけどね。 レシーブがうまくいかなかったです。(レシーブの他に課題は)動かされたときに動いて打てないことです。フットワークが足りないかなと。あと、試合のやり方が下手なんです。持っている技術を試合中にうまく出したい。(チームは3連勝)きのうの淑徳大が強くて。(同じ高校出身の)石垣には当たりたくなかったですよ。そこは照井先輩に任せました。オーダーもよかったですね。(優勝は意識してますか)してます。でも一戦、一戦、戦っていってきたいです。次の東富士大も留学生がいて強いんですけど。(次戦に向けて意気込みを)強い中国人が いて、誰が当たるかわからないんですけど、みんなで1点を取りにいきたいです
亀崎
(7番手回ってきて)ここまできたらやるしかない。思い切ってやろうと思っていました。みんなの『練習通りやれば大丈夫』という声援が力になりました。むこうも1年生で緊張していて勝つことを意識しすぎていると感じていました。(今のチームは)キャプテンを中心にまとまってみんなに支えられていると思います。応援があるから頑張れます。(次へ)挑戦者という気持ちで頑張ります。
河原智監督
(オーダー見たときは)いつも勝てると思っている。うまくいった部分もあるしお互い様な感じ。半分半分。普通かな。(足立・笠原ダブルスについては)お互いの調子が大きい。向こうのエースで攻めてくるから勝負は5分5分だと思っていた。最初はよかったと思う。(1番手の原田選手の試合について)あれは惜しかった。あれがとれていたら4−0だったかもしれない。もつれる原因だった。(ラストの足立選手について)足立をラストに置けたのは大きい。向こうは駒がなかった。(御内選手について)同じ高校でほとんど勝っているというので自信がある。(チームをみて)頑張っているからまあまあ。まだあと4試合あるから頑張っていきたい。
塩野主将
(オーダーはいつ決めましたか)昨日の夜に、監督とコーチと話し合って決めました。(相手のオーダーを見た印象は)とれるとことれば勝てると思いました。(勝てるとことは)2(塩野)3(笠原)6(御内)7番(足立)ですね。(ダブルスの足立、笠原組は)相手が実力者だったのでやってみないとわからないなと思ってました。(塩野さんの試合は1セット目をとって勢いに乗れましたか)1セット目とれれば3−0で終わることも多いので1セット目とれてよかったです。とられても挽回できるのですが、でも気合は入れていきました。(サーブが良かったように見えました)そうっすね。サーブはそんな得意な方じゃないんですが、バックサーブにフォアサーブが効いたのでやりやすかったです。(山場の中大に勝ちました)本当に大きな山を乗り越えたというカンジですね。でも油断せずに、勢いに乗って後半も勝ちに行きます。(今日は本当にハラハラしました)そうですね。緊張感がありました。この緊張の中勝てたことは、大きいと思います。メイジ戦に向けて力を発揮できると思います。(御内は、見ていてどうでしたか)実力どおり出せば勝てる相手だったんですけど、2−3と追い込まれた場面で緊張しすぎなければ。というカンジで見ていました。勝ってくれて良かったです。(足立選手は安心して見ていたんですか)はい。足立はもう安心して見てられますね。みんなで足立まで回そうという意識もありましたね。(後半戦への意気込みをお願いします)全勝でメイジ戦までいって、最終日メイジに勝って優勝します!
足立
(いまのお気持ちは)ダブルスが負けてしまったので、結果オーライな部分もありますが、チームが勝てたので良かったです。でもダブルスはもう負けられないので、反省するところは反省して、メイジの時には絶対に勝ちたいです。(自分のところまで回ってくると思っていましたか)「回ってこい!」とは思っていました。絶対に負けられないというプレッシャーがあったので、気持ち悪くなってしまいましたね。試合前はトイレにこもって、吐きそうでした。(試合中、緊張は)緊張しているんですけど、でも自分は相手にプレッシャーをかけて、相手に自分が強いと思わせられないとダメなので。僕の力を上に見せるために、できるだけ大きい声を出すことを心がけていますね。(きょうの試合を振り返って)笠原の試合は安心して見られた。僕が強いと保証するので。ダブルスは第1ゲームで9―6で勝っていたのに連続失点で逆転されてしまったのが痛かった。連続失点は流れが向こうにいってしまう。(シングルスは安心して見ていられましたが)みんなにも「足立は安心して見ていられる」と言われるんですが、やっている方はハラハラしています(笑)。(昨年のリーグ戦と比べて)去年は4―0で勝つことが多くて安心していられたが、今年は今のところ4―2、4―2、4―3ときている。きのうは4―0で勝つ予定だったんですけど…(笑)。でも4―0よりは、負けた人がいるのはよくないですが4―2とかの方がチームが次の日に向けて乗っていけるので、今はいい感じできています。(来週からに向けて)僕が2点を取って、チームが勝てればいいです。
御内
(負けるとチームも敗北という状況でプレッシャーは)ありました。きのう、自分は負けていたからもう負けられないので。試合前はピリピリしてました。(試合を振り返って) 相手は同じ高校の先輩でお互い手の内を知っていたので、やりやすい部分もありました。自信を持って臨めた。サーブがうまく決まって流れがつかめた。(具体的にはどのようなサーブですか)きのうは、ツーバウンドのサーブが出せなかったんですけど、きょうはツーバウンドのサーブが出したい時に出せた。長いサーブも考えてうまく出せました。(勝因は)サーブをうまく使って攻めれたこと。カットの回転を変えながら打てたことです。同じ裏ソフトで打つ場合でも回転は変えています。(次の埼工大戦に向けて意気込みを )これで1勝1敗なので負けがこれ以上増えないようにしたい。最終日まで勝ち続けたいです。
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