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春季関東学生リーグ戦
5月7日 東京・代々木第二体育館
リーグ戦開幕!男女とも白星飾る
日本で一番熱い大会が開幕した。45年ぶりに1部での試合となった女子は、昨年1部3位の青学大にストレート勝ちを収める絶好のスタートを切ると、優勝候補である男子も、難敵専大を4−2で撃破した。
男子を差し置き、昨年念願の1部昇格を果たした女子が先陣を切る。まず、一番手は、櫻井茂雄監督が「取ってもらわないと(困る)」と信頼を寄せるエース・照井萌美(教2)。重責を担う照井だが「緊張はない」という言葉通り、リーグ戦独特の雰囲気にも全くのまれる様子はなかった。腰の故障で本調子でないながらも、青学大の立岩相手にストレート勝ちを決める。エースの完勝で勢いに乗りたい早大。しかし、2番手・亀崎遥(スポ2)の前には「できれば当たりたくなかった」という難敵が登場する。相手は、カット主戦の亀崎に不利な表ソフトラバーを扱う高森。苦戦が予想された亀崎だったが「弱気にならないように思い切ってやった」と気持ちを全面に押し出す卓球で一進一退の攻防を見せる。先行されながらもフルセットまで持ち込むと、最後まで我慢し続けた亀崎に軍配が上がった。二連勝で完全に波に乗ったワセダの勢いは、さらに加速する。ダブルス初ペアとなった小野絵理香(スポ2)田中彩能(スポ1)組も積極的な攻撃を見せ勝利。青学大を一気に追い込つめると、木田恵子(人2)が得意の速攻を見せ、新人戦王者である早田をストレートで蹴散らした。
1部常連の青学大を相手に4−0で勝利した女子卓球部。しかし、喜ぶのはまだ早い。8日の相手は、リーグ戦5連覇中の覇者・淑徳大だ。苦戦を強いられることは必至だが、このヤマ場を乗り越えられれば1部優勝も夢ではない。チーム一丸となって力を出しきり、なんとか金星を奪いたいところである。
昨年とあまりメンバーが変わらない女子と比べ、多くの主力が抜けた男子。黄金世代がいない新チームが、どんな戦いを見せてくれるかに注目が集まった。初戦の相手は、春季リーグ戦4連覇への第一関門と言える専大。迎え撃つワセダのトップには、大学ナンバーワンカットマンの呼び声高い塩野真人主将(スポ4)が起用される。しかし塩野は、相性の良くない専大の徳増相手に「力が入りすぎ、気合が空回りした」。ゲーム中に修正を重ねていくはずのカットマンも相性には勝てないのか。まさかのストレート負けを喫してしまう。出鼻をくじかれたワセダだったが、2番手・原田慎吾(スポ3)は、冷静だった。「(塩野さんの負けは)気にせず自分のプレーを心がけた」という原田は、ストレートでワセダに勝ち星をつける。悪い雰囲気が一掃され、勢いに乗りたいワセダ。ルーキー笠原弘光(スポ1)が、その役割を果たした。3番手のシングルスでストレート勝ちを収めると。4番手のダブルスで、高校からの先輩・足立智哉(スポ2)と組み連勝。ルーキーの活躍でペースを握ったワセダ。最後は、先輩足立が貫録のプレーを見せ、ワセダの勝利を決定付けた。
主力の抜けた穴、エースの敗戦。2つの逆境を層の厚さで、はね返した男子卓球部。4連覇へは、長く険しい道だが、挑戦者として頂点を目指してほしい。
(金森弘晃)
◆コメント
櫻井(女子)監督
(今日の調子)1〜4試合、みんな力を出し切った。最初はもう少し硬い感じになると懸念していたが、思っていたより(硬さは)とれていた。(オーダーを決めたのは)昨日。(その戦略は)とりあえずエース照井には取ってもらわないと。春は多くの大学が初のダブルスペアを組んで臨むが、うちも初のペアを組んで、2組のうちどちらかは必ず勝つことを期待していた。接戦をものにしてくれたので、言わば予定通りだった。(これからの意気込みを)明日は、昨年度優勝した淑徳大学との対戦。しかもメンバーは昨年と同じなので最大の山場になると思う。集中してこれを乗り越えられれば。
照井
(45年ぶりの1部での初戦。一番手で緊張はありましたか)してないですね。(それは自身からくるものでしょうか)自信がないわけではないですけど特別あるってわけではないです。それよりも緊張しても仕方ないので。(リーグ戦の雰囲気は)去年までは、会場に6校いたけど、今年は4校だったのでまだ静かだなと感じました。(調子はどうですか)腰を壊していてあまりよくないんですけど、勝てて良かったです。(相手はどうでしたか)左右に振ってきたけど決定率が高くなかったので助けられました。
亀崎
1部の雰囲気に緊張して不安でした。でも応援がすごくて心強く、勝つことができました。(オーダーを見て)きょうの相手は昔、試合したことがあるんですね。その時は0−3で負けてしまったんです。できれば当たりたくなかったですね。(試合中意識したことは)弱気にならないことです。せっかくメンバーに選ばれたんだから思い切ってやろうと。(1部の雰囲気は)1部はすべてのものが大きく見えます。今季、1部に上がったばっかりなので挑戦者である気持ちを持って戦いたいです。(フルゲームでしたが疲れは)いつもフルゲームになることが多いので疲れはないです。(次戦に向けて意気込みを)淑徳大戦はヤマ場なので挑戦する気持ちを忘れないでチーム一丸となって戦いたいです。
小野
(小野さんの攻撃から試合のリズムをつくれたのでは)ちょっと緊張してたんで思い切ってやろうと。積極的に攻撃していってみました。(田中選手とは初ペア)田中は強いんで信頼しています。(次戦は淑徳大)強いんで向かっていく気持ちを忘れないでやりたいです。
木田
(試合を振り返って)練習や合宿でやってきたことが全部出せました。(ワセダは45年ぶりの1部の試合でしたが、緊張などは)緊張は全くなかったです。(これからの課題は)リードしても追いつかれることがあったので、気を引き締めなければと思います。
塩野主将
(リーグ戦の初戦で緊張しましたか)しました。相手も徳増でしたし。徳増にはこれまで0−3、0−3と連敗していたので勝ちたかったのですが力が入りすぎました。(立ち上がりは意識しましたか)しましたね。出だしから気合いれていったのですが、空回りしてしまいました。(チーム全体の調子は)野口と自分は、4年生でプレッシャーがあったんですが、他のやつらはいい雰囲気でプレーできています。(ご自身の調子は)決して悪いわけではないので明日頑張ります!
原田
(リーグ戦初戦で緊張はありましたか)かなりしましたね。(塩野主将が負けた後の出場でしたがどんな気持ちで試合に臨みましたか)気にせず自分のプレーを心がけました。相手がカットだったので色々考えてプレーしました。(焦りなどはなかったですか)ほとんどなかったです。焦っちゃう事はよくあるんですけど。後ろが強いので落ち着いてできました。1セット目をとれたのも大きいですね。(具体的によかったところは)ひたすら逃れました。自分から攻めにいかず、ブロックで粘り、うまく戦術を練れました。(今後のリーグ戦へ向けて)全勝で行きたいです!
笠原
(リーグ戦初戦の感想)緊張するとみんなから言われていたが、まあ多少する程度でいつもと変わりなくできた。(シングルスのときの調子は)良くはなかった。が、できる限りのことをやろうとしていた。(足立さんとのダブルスについて)コンビネーションはとれていたが、初め自分が足を引っ張って取られてしまったので、今後の練習でもその辺りの立て直しをしていきたい。(自分のプレイスタイルの特徴は)台上からの攻めが得意なので、そこをもっと活かしていきたい。(今後の意気込みを)明日からまた1試合1試合をしっかりやっていく。
足立
(きょうの試合を振り返って)とりあえず自分の役割は、ダブルスと6番で、ダブルスは相方が強いのわかりきってるんで。気持ち良くやれました。(初戦ということで、緊張などは)去年やってこれて昨年とは違った感じでした。良い意味で強い気持ちを持てました。去年みたいに初心を忘れず、1本1本集中していきたいです。(今の調子は)普通ですね。調子とか関係なく1日1日しっかり勝ちたいです。(課題はありますか)3−0で勝てるのに、勝てなかったことです。3−0で勝つチャンスだったのに。相手に勝つチャンスを与えることにもなるので、締めていきたいと思います。
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