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愛ちゃん、ショック…混複で連覇逃す

17日に卓球の全日本選手権、混合ダブルスで前回王者の福原愛(スポ1)、坂
本竜介のペアが準決勝敗退。渡辺・四元組に2−3のフルセットの末、惜しくも
敗れ去った。これで目指していたシングルス、ダブルス、混合ダブルスの3冠は
夢と散った。
この日一番の注目を浴びたであろう一戦で、波乱が起きた。今大会、混合ダブル
スの前回覇者として優勝の大本命と目されていた福原・坂本組が準決勝でよもや
の敗戦。相手はコスプレ衣装で話題を集める、四元組だ。大勢のカメラマンに囲
まれ、会場の視線が一身に集まる。異様な雰囲気がそうさせたのか、福原は序盤
からうまく試合に入っていけない。迎えた第一セット、先行される苦しい展開の
まま相手にセットポイントを握られると、このまま8−11で奪われてしまう。
気を取り直して第二セットを11−6で取り返し、“さぁー”こっからだと言わ
んばかりに「サァーッ!!」の雄たけびを連発して流れを引き寄せようと臨んだ
第三セット、途中まで競り合うも相手のセットポイントで福原がまさかのサーブ
ミスで再び相手にリードを許してしまう。第四セットはピリッとしない試合内容
ながらも効果的なタイミングでタイムアウトをとり、ゲームの主導権を握ると怒
涛の7ポイント連取でこのセット11−6としファイナルセットに望みをつなぐ
。呼吸をするのを忘れるくらいの張り詰めた空気が会場を包みだす。独特の緊張
感の中でもそこはディフェンディングチャンピオンである。セット序盤を6−2
とリードしたところで四元組がたまらずタイムアウトをとった。しかし、この空
白の一分間が会場の空気を一変させた。「最終セットに気の緩みが出た」(福原
)ことも重なって流れとともに観客の声援までもっていかれると、最後は7ポイ
ント連続で奪われ、万事休す。福原は陰鬱な表情のまま会場を後にした。
これで3冠はなくなった。しかし、まだ大会は終わっていない。「明日から個人戦
とダブルスがあるのでまた自分のプレーができるようにがんばります」と憔悴し
た様子で静かに語った福原。次の試合では笑顔が見られるか。
(小林大助)
◆結果
【混合ダブルス】
ベスト4 福原・坂本
ベスト8 下山隆敬(社4)・坂巻、水野・梶本麻莉菜(教3)
※上位進出者のみ掲載
◆福原
(試合中どのような会話があったのか、対策は)結果的には負けたが、最後は7
−4で勝っていたし、作戦的には問題なかった。(きょうの試合は特に注目が集
まったが、そういう立場としては)特にないです…。(どのようなところに敗因
があると)負けたのは結果ですし、仕方ない。最終セットに気の緩みが出たのが敗因。本当は勝てる試合でした。明日から個人戦と女子ダブルスがあるのでまた自分のプレ
ーができるようにがんばります。

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