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 関東学生選手権 7月4〜7日 東京・駒沢体育館



 宮本・梶本組 笑顔の準V

準優勝を飾った宮本(左)、梶本組  卓球の関東学生選手権最終日は7日、駒沢体育館で行われ、女子ダブルスで宮本真梨子(スポ4)・梶本麻莉菜(教3)ペアが準優勝に輝き、笑顔を見せた。男子ダブルスでは、結成わずか1週間という“即席”ペアの久保田隆三(社4)・原田慎吾(スポ2)組がベスト4入りを果たした。男子シングルスは、前年覇者の久保田、ジャパンオープンで奮闘した時吉佑一(スポ4)のベスト4が最高。エースの下山隆敬(社4)が6回戦で敗退する波乱もあった。

 2か月前の涙はきっちり拭い去った。春季リーグ戦優勝を懸けた専大戦で、試合の流れを左右する5番ダブルスで登場したものの敗北、チームもV逸。悔しさを胸に秘めた宮本・梶本組が、今大会で晴れやかに準優勝を飾った。

 「春季リーグ優勝を逃したのは私たちのダブルスのせいだったので。この関東学生では気合を入れていこうと話し合っていたんです」。

 一敗の重みは痛いほど身に染みている。だからこそ、トーナメントの一試合一試合を大事に勝ち進んだ。準決勝、一昨年の全日本学生選手権シングルス覇者の狭間と留学生・張が立ちはだかる大正大のペア相手にも動じることはなかった。「出足が大切。最初から勢いをつけて攻めていけば勝てる」。作戦どおりに第1ゲームを11−3で先取すると、3−1で強敵を下した。決勝で山梨・小野組(淑徳大)にストレート負けを喫して「優勝したかったので、嬉しさ半分、悔しさ半分」としながらも、表彰状とトロフィーを手に自然とほおは緩んだ。

 躍進の予感はあった。3月の東京選手権ダブルス4回戦、実業団の中国人ペア相手に敗れはしたもののゲームカウントは2−3の善戦だった。「あの時に強い相手にあと一歩の試合をしていたので、今大会は力を出し切れば優勝できるんじゃないかと思っていた」。春季リーグの黒星で一度は自信を喪失しかけたが、今大会を戦い抜くうちに当時のいい感覚がみるみる蘇った。また、最終日はベンチコーチに後輩ながらトップレベルでの経験、実績ともに豊富な照井萌美(教1)を起用。ユニバーシアード日本代表の強力な後ろ盾も戦術面で二人を後押しした。

 結成3年目で出身高も同じの気心知れたペア。「コンビネーション面に不安? 全然ないですね」と笑顔で口をそろえる。初めて大きな勲章を手にした熟練コンビは秋季リーグ戦で“リベンジ”を果たすべく、まずは8月の全日本大学対抗選手権で腕を鳴らす。

(石川祥子) 


◆結果
【男子】
▽シングルス ベスト4 久保田、時吉 ベスト8 塩野真人(スポ3)、藤田雄輔(社1)
▽ダブルス ベスト4 久保田・原田組
【女子】
▽シングルス ベスト8 照井
▽ダブルス 準優勝 宮本・梶本組
※上位進出者のみ掲載


◆コメント
宮本・梶本組
(準優勝の率直な感想は)宮本:決勝に残れたのは嬉しいですが、優勝したかったので、嬉しさ半分、悔しさ半分です。(決勝まで残れる自信はあった?)宮本:他の大会でも強い相手にあと一歩の試合をしていたので、力を出し切れば優勝できるんじゃないかと思っていました。(ヤマ場は準決勝ですか?)梶本:一試合一試合自分たちのプレーをして勝っていったので、特にヤマ場とかはなかったです。(準決勝の相手は強敵だったと思うが)宮本:高校が一緒だったし、特に強敵だとかは思いませんでしたね。(1ゲーム目をあっさり取って驚きました)梶本:ちゃんと作戦を立てていました。宮本:出足は大切ということで、最初から勢いをつけて、攻めていこうと思っていました。(ベンチコーチが照井さんだったが)宮本:試合中は戦術についてアドバイスをもらったりしました。照井さんは自分たちよりも色々な人と戦ってきていて、経験や実力は上なので。後輩だとかいうのは関係ないです。(春季リーグのダブルスで負けた悔しさはあった?)宮本:春季リーグ、優勝を逃したのは私たちのダブルスのせいだったので。この関東学生では気合を入れていこうと話し合っていました。(インカレは)宮本:チームの優勝に貢献できればいいです。梶本:自分も同じです。

時吉
(シングルス準決勝の相手、明大・水野について)ここ3ヶ月で3回当たっていたが、今日は強かった。うまくいかなかったという感じ。2ゲーム目に結構リードする場面もあったが、集中力が切れて、リズムが崩れてしまった。ダブルスは精神的な問題。ちょっとかみ合わなかった。(2日後には、アジア選手権日本代表選考会があるが)今回の大会は、いいステップになればと臨んだ。自分の中ではメインは選考会。いいステップとはいかなかったが、気持ちを切り替えてがんばりたい。(8月のインカレに向けて)最終学年なので、もちろん優勝したい。青森大に勝ったことがないので、青森大に勝ちたい。勝てるチャンスはあると思う。相手は去年が一番強かったが、今年ももちろん強い。若さに負けないようにがんばりたい。

久保田
(ディフェンディングチャンピオンとしてこの大会に特別な思いは)昨年優勝したことよりも4年最後の年なのでとりたいという気持ちだった。(決勝、明大足立の印象は)全日学でも対戦していて勝てない相手ではなかった。(明大同士の決勝)負けたことは気にしていない。試合の中で課題が見つかったのでよかった。(課題は)フォアドライブが打てなかったこと。チャンスボールはきているのに打てなかった。これが打てていたら勝っていた。(途中サーブ変えましたが)流れを変えようとバックサーブしたけれど、しっかり返されたのでやめた。(ダブルス、原田選手と組んでどれくらい?)1週間くらい。7月になって決まった。(その中で3位という結果については)うれしい。ワセダの中でも1番なので。今年はこのペアでやっていく。(中大白神、森田組には完全にやられていたが)白神のレシーブにやられた。それだけ。(目標)今回明大にとられたけれど、まだまだこれから。インカレと秋のリーグ戦で勝って最後は笑って終わりたい。







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