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 第3回全日本学生選抜選手権 12月2、3日 宮城・仙台市青葉体育館



 時吉復活の準V

フォアドライブを打ち込む時吉  全日本学生選手権ベスト16以上の選手と、留学生選手しか出場出来ない今大会。強豪選手がひしめく中、時吉佑一(スポ3)が日本人では最高となる準優勝。「今回はチャレンジャーと思ってやりました。」(時吉)と語るワセダの右のエースがついに復活を遂げた。

 今大会も決して始めから調子が良いわけではなかった。ターニングポイントとなったのは決勝リーグ1回戦で対戦した大阪経法大の唐との一戦。毎セット終盤に追いつかれ接戦を強いられる。しかしフルセットの末最終セットを11―8で凌ぎ、この一戦をものにした。この勝利から調子をあげた時吉は本来のスピード溢れるプレーで続く2回戦ではストレート勝ち、準決勝では同じ早大である久保田隆三(社3)を4−2で下し、決勝に駒を進めた。決勝の相手は前評判通りこの大会のディフェンディングチャンピオンであり、大学卓球界で圧倒的な強さを誇る青森大の張との対戦となった。1セット目、待ちながら相手のスマッシュをブロックしていく作戦が見事的中し、ここまで全てストレート勝ちで勝ち進んできた張から1セットを先取。しかし2セット目途中からは相手に読まれ始め苦しくなる。激しいラリーが続いたがやはり相手が一歩上手であった。結局1−4で敗北するも「良い大会だった」と本人が語るとおり、今の実力を出し切った結果といえる準優勝であった。

 ここ最近不調続きであった時吉の復調がチームにもたらすものは大きい。この大会歴代優勝者に名を刻むのは3年連続青森大の選手である。黄金世代である三年生が来年こそ青森大を破り頂点を奪取してほしい。

(飯田 唯) 


◆結果

【男子】▽シングルス 準優勝 時吉 ベスト4 久保田 ベスト8 下山隆敬(社3)
※上位進出者のみ掲載

◆コメント

時吉
(今日のご自身のプレーはどうでしたか)朝の練習の時調子は良くなかったんですけど、試合では耐えて凌いで調子が上がりました。決勝は負けたけど、良い大会でした。(今日はいつもより気迫を感じました)ここ最近結果が出てなかったですからね。でも自分にはどの大会でも優勝戦線に絡める実力はあると思ってるので、この大会では日本人で1位、そしてできたら優勝しようと思ってました。(今日は全試合通して積極的に見えましたが)1試合目がつらかったです。今回はチャレンジャーと思ってやりました。今まで追われる立場だったけど、今は追う立場です。だから積極的に見えたんだと思います。(決勝の青森大・張戦を振り返ってみてどうですか)作戦がうまくいきました。(作戦とは具体的に何ですか)相手に打たしてブロックするという作戦です。1セット目はそれで取れたんですけど、2セット目の途中から読まれてきました。大事なところでミスがありました。(同学年の久保田、下山選手の活躍は刺激になりますか)特に意識しないですね。周りは気にしないんですよ。試合は何が起きるかわかりません。今日は僕が久保田に勝ちましたし。

久保田
(ベスト4に入りました)組み合わせが良かっただけです。内容は良くなかったです。(今日の準決勝、時吉戦はどうでしたか)フォアで差が出ましたね。(時吉さんは、久保田さんから見て今日は調子良かったですか)そうでもないと思います。けど、強かったです。(3位決定戦は青森大の選手が相手でしたが、意識しましたか)今回は自分の課題を見つける大会にしようと思ってました。意識しないこともなかったですけど、技術的な面を気にしてました。(同学年の二人の活躍は刺激になりますか)刺激になります。そのおかげで頑張れます。









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