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 関東学生選手権 6月28〜30日 駒沢体育館ほか



 ダブルス明大に譲るも、シングルス久保田見事初V!

多彩なサーブ。久保田は自らの武器を進化させ、関東王者に上り詰めた  毎日気温30度近い蒸し暑い体育館で三日間にわたって行われた第44回関東学生選手権、男子シングルスでは久保田隆三(社3)が初優勝を飾り、これで4年連続早稲田がシングルス優勝者に名を刻むこととなった。男子ダブルスでは昨年王者の阿部一博(スポ4)・久保田組がベスト4、下山隆敬(社3)・時吉佑一(スポ3)組がベスト8と連覇することの難しさを思い知らされる結果となった。

 久保田は準決勝、自身も「一番苦しい試合だった」と語るように同じ早大である下山と対戦した。下山の力強いスマッシュに久保田の粘り強いロビング、他大の選手も思わず拍手をしてしまうようなスーパープレーの連続であった。勝負の分かれ目となったのは第6セット、セットカウント3−2と後のない久保田は凌ぎに凌いで14−12でこの一進一退の接戦を制した。「凌がれた時にミスがでる。」(下山)と語ったようにこの日の下山はいつもほど冷静ではなかった。結局第7セット11−9のフルセットの接戦の末久保田が勝利を手にした。この試合で一気に波に乗った久保田は決勝、今大会ダブルス優勝者である明大の水野相手に強気のプレーで付け入る隙を与えず圧巻のストレート勝ちで優勝を決めた。

 男子ダブルスでは準決勝で昨年優勝ペアの阿部・久保田組が中大の森田・白神組にまさかのストレート負けを喫してしまう。「最終日はディフェンディングチャンピオンとしてのプレッシャーを感じてしまった」(阿部)という言葉通り前日までと違い終始硬さのみえるプレーであった。また、先日行われた台北オープンでダブルスベスト4という快挙を成し遂げた下山・時吉組は準々決勝で今年優勝ペアの水野・小野組と対戦し自分たちのペースを掴みきれないままに2セットを連取され、1セット取り返すも結局3−1で負けてしまった。

 今大会久保田の目覚しい活躍はあったもののチーム全体としては昨年ほどの結果を残すことはできなかった。しかし「去年関東学生選手権優勝の時吉、全日本学生選手権優勝の下山、そして今大会優勝した久保田など、このチームは布陣が揃っているので、地元・東京で2年ぶりの優勝を狙いたい」という阿部主将の言葉通り今年も早稲田は大学卓球界で1、2を争う強豪である。だからこそこの大会を糧として、昨年涙を呑んだインカレで誓った、青森大を倒して優勝するという思いを今年こそ成し遂げてほしい。

(飯田唯) 
◆結果
▽シングルス 優勝 久保田 ベスト4 下山 ベスト8 時吉
▽ダブルス ベスト4 阿部・久保田組 ベスト8 時吉・下山組

◆コメント
久保田
(優勝の感想を教えて下さい)率直にうれしいです。(準決勝下山さんに競り勝ったことでそのまま決勝も勢いに乗れましたか)一番苦しい試合だったのでそうですね。(決勝戦はどんな点がよかったですか)相手より先に攻めたことです。相手が攻めてきた時も抑えられました。あと応援がすごかったので応援に感謝したいです。(8月のインカレへ向けてのコメントをお願いします)もちろん優勝です。青森と明治を倒したいです。部内での競争が激しいので自分が試合に出て優勝したいです。

阿部主将
(去年この大会ではダブルス優勝したが、今大会のベスト4という結果にはどんな感想を持っているか)準々決勝まではディフェンディングチャンピオンとしてのプレッシャーを感じないでプレー出来ましたが、最終日(準決勝)では、同一ペアでの連覇は38年ぶり、ということを頭の片隅で意識してしまい、凡ミスをしてしまったことが敗因です。(ダブルスを組んで2年目・久保田選手とのコンビネーションはどうか)学年は違うけれど、中・高・大と同じ学校で、お互いコミュニケーションに気を遣わないのでやりやすいです。(シングルスを振り返って)あまり調子が良くなかった。自分なりに調整したけれど、要所で凡ミスをしてしまった。ライバルである明治大に負けたのが悔しいです。(8月のインカレ団体へ向けて)去年関東学生選手権優勝の時吉、全日本学生選手権優勝の下山、そして今大会優勝した久保田など、このチームは布陣が揃っているので、地元・東京で2年ぶりの優勝を狙いたいです。

下山
(世界大会を経験されたすぐ後の大会でしたが今大会の調子はどうでしたか)まあまあ。試合を重ねるごとにだんだんよくなってきた。(モチべーションを保つのが大変とかは)別に。何回もやってきてるので変わらなかった。(昨日のダブルスはベスト8という結果でしたが)かみあわないとこういうことはよくあることなんで。(シングルス準決勝では久保田選手との試合でしたが)同士討ちなんでやりにくかった。(同期の久保田選手の優勝については)ダブルスは明大に取られてたんで早稲田が優勝できてよかったと思う。(次は世界大学選手権ですがそれに向けて意気込みや今大会でみえた課題は)相手に凌がれた時にミスが出る。世界大学は思い切ってプレーをしメダルを取りにいきたい。







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