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 関東学生リーグ戦 9月6〜8、14・15日 東京・代々木第二体育館



 明大に競り負け3位 春秋連覇ならず

 団体戦としては4年生最後の大会となる関東学生秋季リーグ戦が、各大学の熱烈な応援合戦が繰り広げられる代々木第二体育館で行われた。春のリーグ戦王者として春秋連覇を果たすべく必勝を期して臨んだ男子は埼玉工大、明大に敗北を喫し3位。独特の盛り上がりのなか行われる、関東リーグならではの難しさを実感する悔しい結果となった。

 中国での国際大会に出場している関係で時吉佑一(スポ2)、下山隆敬(社2)の主軸二人を3日目まで欠くこととなったワセダ。初日の大正大戦、2日目・専大戦は主将の中野祐介(人4)の活躍もあり順当に白星を積み重ねる。しかし、3日目。これまで春には勝ち、秋には負けを3シーズン繰り返すという嫌なジンクスを持つ埼玉工大を迎えると、どこか全体に覇気が感じられない早大は、塩野真人(スポ1)が相手エースの阮から金星を挙げる活躍はあったものの、勝利への執念で勝る埼玉工大に結局押し切られ2―4でこの試合を落とす。

 4日目の中大との対戦でやっと時吉、下山が合流。時吉は高校時代の同輩・森下との対決となったが「体が疲れていた」(時吉)と語るように、遠征の影響から本来の体のキレが見られず黒星を喫する。しかし、ベストメンバーに戻って試合自体は4―1で快勝。一抹の不安は残ったものの、全勝で臨んでくる明大との優勝決定戦へと弾みをつける。

 そして早大1敗、明大全勝で迎えた5日目。勝った側が優勝という春秋王座の地位を得るためには絶対に負けられない明大との大一番は、明大側の大声援に気圧されたか、序盤から明大が優位に試合を進める。トップの塩野は春の新人戦準決勝では勝っている同じ一年生同士の水野との対戦。「受身になってしまって」(塩野)と語るように相手の勢いに呑まれたのか終始相手に押し気味に試合を展開され、1―3の敗北で春のリベンジを許す。続く2番の岩村健司(法4)も流れを押し戻せず敗れ早大サイドに嫌な空気が流れる。しかし、3番の中野が意地を見せフルセットで勝利。ここから勢いを呼び込んで何とか挽回を図りたいところだったが、どうにも流れに乗り切れない。4番ダブルスは昨年の全日本学生選手権準優勝コンビの岸川一星(法4)・久保田隆三(社2)だが奮闘するも及ばず、王手をかけられてしまう。後のない状況での試合となった5番時吉は「気迫で負けないように心がけた」の言葉通り前日の負けが嘘のような素晴らしい動きを見せ快勝。エースの名に恥じぬ働きを見せ、後続に望みを繋ぐ。だが、期待されて臨んだ6番下山が「出足が遅い」という悪い面が出て、簡単に2セット連取され崖っぷちに追い込まれる。ここでようやく目が覚めたか、本来の動きが戻り始めた下山は一つ巻き返し1―2とする。そして、なおも追い上げムードで迎えた第4セット。今大会一番の盛り上がりを見せた明大小野との大熱戦は下山がわずかに及ばず惜敗。3時間に及ぶ激戦は幕を閉じた。

 優勝候補筆頭に挙げられる層の厚い選手陣を抱えながら、勢いに乗った相手に対して受身になってしまう精神的な弱さが露呈され3位という不本意な成績に終わってしまった今リーグ戦。チームを支えてきた主将中野の抜ける穴は大きいが、ここで得た教訓を糧に春には心身共に成長した新たなるワセダが見られることだろう。

 一方、2部に在籍する女子は、専大に0―4で負けたことが響き4勝1敗ながら3位に終わり、目標の1部昇格は成らなかった。しかし、最終日に優勝した筑波大との接戦をものにしたように内容自体は次に繋がるものである。今回は惜しい結果となったが、春での1部昇格に改めて期待したい。

(富永俊矢) 


◆コメント
時吉
(残念ながら3位)悔しいです。自分は昨日、今日だけの出場でしたが、1勝1敗で申し訳なかったです。(昨日、今日の試合を振り返って)昨日は、体が疲れていたこともあって集中力が欠けていた。相手は高校の同輩でやりづらいというのもあったし、気持ちの面で充実してなかった。今日は、相手の勢いで1セット目を取られてしまったけど、2セット目から気迫で負けないように心がけたら、相手の勢いを止められて、流れが自分に来ました。(チームは代替わりしますが、今後に向けて)新チームでは自分が実績もあるし、エースとしてチームを引っ張って行きたいです。

下山
(最後の試合について)チームとして追い上げていたのでムードが高まっていたのでゲームにはいい形で入れた。思い切っていけとだけ送り出されました。2セット目までおされていたのは出足がいつも遅くて反省点だと思う。相手の小野選手に思い切りよくこられたので自分が引いてしまった。(当面の目標を)全日本学生卓球選手権と全日本選手権では優勝できるようにがんばります。

塩野
(今日は明大・水野君に負けました)自分が受け身になったところがあって、インカレの時と同じになってしまった。(力の差よりも気持ちでメイジが上回っていたと思うが?)勢いとかそういうものが向こうのほうが押していて、受け身になったところが心残りです。(インカレでは代表の重圧に苦しんでいましたけど、今はどうです?)インカレと同じ気持ちです。まだ自分が1年生で出ていいのかなぁと思います。1年生だから思いっきりできる部分もあるんですけど、他にも強い選手がいるなかで、申し訳ない気持ちとか、出て負けたらという気も出てきて、弱い気持ちが強くなって、弱気になります。(チームが強化すべき点はなんでしょう?)絶対勝つっていう勢いだったり、チーム作り、雰囲気がチームにとって大事だと思います。







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