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【特集】小野友愛インタビュー
北京オリンピック出場者を3名(OB・OG含む)輩出した水泳部競泳部門。今春、そこへ新たにトップアスリート入試を経て入部した注目選手、小野友愛、大林一樹(ともにスポ1)の2名にインタビューしました。
――大学生活はもう慣れましたか
4月4日から合宿に行っていて、全日本(=日本選手権)の試合が終わるまで学校に行けてなかったのでまだ3、4日くらいしか行けてないんです。でもクラスもみんな楽しいし、まだ慣れてはいないんですけど、これから楽しみです。
――授業は興味ある分野だとおっしゃっていましたが、まだ授業はあまり受けられていない
まだ3日くらいしか受けていないですね。
――どのような授業を受けましたか
方法実習のバスケを受けました。専門的にやったことなかったので、楽しいし、ためになるなと思いました。
――これから受けてみたい授業は
1年生は授業に慣れることを最優先にして、2年生になってからは、水泳をやっているので水泳に携わることとか、体の構造みたいなものを詳しくやっていけたらいいなと思っています。
――日本選手権のためにずっと練習してきたと思いますが、200メートル自由形(7位)のあと五輪出場を逃してとても悔しそうでした。1週間経って振り返ってみてどうですか
4年間かけて、今回の北京五輪の選考会のためにやってきました。1番いい結果はオリンピックに行けることだったんですけど、ずっと体調を崩してしまって昨年の9月くらいから12月くらいまでずっと練習できない期間があったんです。それを考えると、2、3か月でここまで戻れたのは自信になりました。
――年齢的にも次のロンドン五輪も十分狙えると思いますが、五輪への思いはありますか
今までは、自分の夢でしかなかったんですけど、ここまで自分の実力が上がってきて、今オリンピックって考えるとすごい存在だと思うんです。それを狙っていくことにも意味があるし、出るからにはやっぱりメダルを取って帰ってきたいです。
――水泳を始めたのはいつですか
3歳の頃からです。
――きっかけは
特にはないんですけど、お母さんがちょっとは泳げたほうがいいといってスイミングスクールに通い始めました。
――選手コースに誘われたのは
小学校1年生のときです。本当は誘われたのはお姉ちゃんだったのに、勘違いして行ってしまって…(笑)。
――勘違いが逆に良かった
今考えてみるとそうですよね(笑)。
――昔からフリーの中、長距離を中心にやっていた
小さい頃は50メートルとか100メートルをやっていました。中学校3年生から400、800メートルをやるようになりました。
――初めて全国ジュニアオリンピック出たのはいつですか
初めて出たのは小学校4年生の春です。その時は出ただけで、フライングをしてしまったんです。初めてだったので、緊張しすぎてしまいました(笑)。
――緊張はされるほうですか
今はプレッシャーとかかけられるとどうしようとか思っちゃうんですけど、最近は強くなってきたかなって思います。
――どういう経緯でコナミ西日本の方に行かれたのですか
中学校3年生の全国中学で優勝して、それですごく舞い上がってしまって、その次のレースからタイムが伸びるどころかどんどん落ちてしまったんです。これじゃダメだと思っていたんですけど、どうしていいかわからなくて迷っていたら、田村コーチ(コナミ西日本)からどうせ辛いことするなら、一番つらいところでやろうって声をかけてもらったのがきっかけです。
――コナミ西日本には長水(50メートル)のプールがあったんですか
50メートルプールがあって、そこで練習していました。今はコナミ東日本に移って、そこは短水(25メートル)のプールがあります。
――長水路と短水路のプールだと、泳ぐ感覚など違うと思いますが
試合は基本長水のプールじゃないですか。ずっと50メートルプールで練習していると、試合の感覚をつかむという点は省けました。今は25メートルプールなんですけど、慣れるとか慣れないとかいう点では、ちょっとと思うこともあります。でも、ターンとか浮き上がりがすごく苦手なので、ターンする回数が増える分いっぱい練習しようかと思っています。
――西日本に行かれて寮生活だったと思うんですけど、大変でしたか
一番下だったので、気を使いながら生活しなければならなかったし、自分から動かなきゃいけなくて、洗濯とか料理とかも自分でやらなければいけなかったので大変でした。でも、逆にそういうことができるようになったっていうのはいいことだなって思います。
――得意料理は
いや…料理はあんまり得意じゃないんです(笑)。
――今も寮生活
東日本の寮なんですけど、2人でマンションを借りて生活しています。
――ワセダを選んだ理由は
昔からワセダに行きたいなって思っていました。中学校の時は所沢に住んでいたので、すぐ近くじゃないですか。中学の頃は、よくワセダのグラウンドで陸上の大会に出ていました。
――陸上もやっていたんですか
個人的にやっていました。ワセダの校舎とかにもかっこいいなと思って憧れてましたね。あとは、教職の免許を取りたいと思って選びました。
――実際入ってみてワセダ水泳部の印象は
他の大学とかもそうだと思うんですが、水泳部って厳しいイメージがあるんですけど、そのなかで和やかな部分などもあって、メリハリがあるなと思います。
――高校の時は厳しいだけだった
コナミの中は、厳しくて上下関係もちゃんとしていました。学校の部活とかだと、全然そういうのも無くて、楽しかったです。
――高好生活の思い出は
スポーツクラスだったんですけど、スポーツクラスは体育祭に参加する時、運営の手伝いをやらされたんです。普段できないことなので、結構楽しかったです。あとはクラス対抗リレーとかに出ました。
――足は速いんですか
いや、そうでもないです(笑)。走るのも短距離よりも、長距離の方が得意です。
――高校時代過ごした大阪は楽しかった
みんなが明るくて、楽しいところです。おススメの食べ物は、タコセンと551の豚まんです。特に豚まんはおいしいです。
――今、コナミ東日本に移られましたが、コーチも変わったんですか
そうですね。今は東日本の堀之内コーチについています。
――指導方法などは異なりますか
コーチのタイプが全然違うんです。(西日本の)田村コーチはどちらかというとスパルタで、ガンガン練習させるコーチで、(東日本の)堀之内コーチは自分がやりたいならやれって感じのコーチで頑張るか頑張らないかは自分次第って感じなんです。高校生の頃は自分からやるってあまり思えないので、田村コーチみたいにガンガンやらせるコーチで、大学生になったら自分で考えてやるっていうのも必要かなって思います。
――今、重点的に取り組んでることはありますか
とりあえず、今は持久力が衰えているので、上げていかなければと思います。あとは、ターンから浮き上がりですね。すごく下手で、いつもそこで離されてしまうので、そこを克服したいです。
――これから早慶戦やインカレ(日本学生選手権)などの大学生ならではの大会もありますが
インカレは結構敵が多いと思うんですけど、自分の種目だけは負けたくないと思っています。優勝したいです。六大学や早慶戦などはチームのために泳ぐって感じです。
――自分の持ち味や長所は
得意なところは、後半です。どっちかというと後半型で、前半はあまり速くはいれないんです。自分では頑張っているつもりでもみんなに結構差をつけられてしまって。後半は競ったら絶対に負けないです。
――それはやっぱり持久力があるからですか
そうですね。負けず嫌いってところもあると思います。
――好きな言葉や趣味は何ですか
好きな言葉は、その時々で変わるんですけど、今は「やるしかない」って言葉が好きです。好きなことはカラオケとか好きです。みんなで楽しくカラオケとか行くの好きですね。あとは走るのが好きです。水泳のためにもなるし、小さい頃から走っていて習慣になっているというのもありますね。
――いつぐらいから走っているのですか
小学校1年生の時に、持久走大会で3位ですごく悔しくて、毎日走り始めて、それからですね。すごく負けず嫌いだったので。2年生からはずっと1番でした。
――あこがれの選手は
北川(麻美=スポ3)さんと三田(真希=平18教卒・現KONAMI西日本)さんにあこがれています。
――では最後に今季の目標と4年間の目標を
今季の目標は、インカレで2冠することです。
――それは200と400(メートル自由形)ですか
400は決まっているんですけど、200はまだ決まっていないです。200か800で迷っています。オリンピック終わって1年目なので、今は基礎を作ろうと思っていて、それを考えると800なんですけど、個人的には200の方が好きなんです。
――4年間の目標は
勉強に関しては、自分の夢が教師なのでそれのために教職を取りたいです。水泳は、本当は大学在学中にオリンピックに行きたかったんですぅけど、今回逃してしまったので、次は大学卒業した年にあるので、在学中は大学のためにも自分のためにも国際大会などでできるだけ世界のレベルに近づけるような泳ぎをしたいです。
(取材・編集 岡野宏美)
◆小野友愛(おの・ともえ)
1989年9月6日生まれ。
スポーツ科学部スポーツ文化学科1年。兵庫・須磨学園高校出身。現在はコナミ東日本に所属。2007年ジュニアパンパシフィック選手権3位。3月に行われた春季ジュニアオリンピックでは200メートル自由形優勝。3年時の高校総体(インターハイ)でも200、400メートル自由形優勝。
【特集・大林一樹インタビューへ】
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