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 第19回東京六大学冬季対抗戦 1月15日 埼玉・早大所沢校舎内アクアアリーナ



 新水泳部、始動!女子は優勝果たす

大会新記録を出す活躍を見せた田中
 早大の本拠地、所沢アクアアリーナで15日、東京六大学冬季対抗戦が行われた。新体制で臨む初の学生大会であったが女子は優勝、男子は3位と、まずまずの結果を残して今大会を終えた。

 女子はエース星奈津美(スポ3=埼玉・春日部共栄)を筆頭に、各競技で上位者に早大選手が名を連ね、その強さを見せる。特に田中英里子(スポ3=東京・早実)は200メートル、50メートル背泳ぎのそれぞれで大会タイ記録、大会新記録を残して優勝。タイムについては「全てベストから離れているので満足はできない」と語ったものの、結果でチームに貢献した。優勝という好スタートを切った女子。これからは大島愛女子主将(スポ3=神奈川総合)の下、「勝つことに貪欲になり、全員が参加しているという意識を持つチーム」(大島愛)を目指す。

来季からは中山が主将としてチームを引っ張る
 一方の男子も健闘を見せるものの、強豪校である明大、法大が立ちふさがる。新主将に就任した中山武久主将(スポ3=東京・淑徳巣鴨)や木幡開(スポ3=東京・淑徳巣鴨)を始めとする全部員が積極的なレースを見せたものの、全ての競技において優勝者なしという厳しい結果に終わった。しかし奥野景介監督(昭63卒=広島・瀬戸内)が試合後に「惜しいレースもたくさんあった」と語ったように、強豪校との差は年々縮まりつつある。部員1人1人の成長がチームを更なる上位へと押し上げていくはずだ。

 今大会に特別な調整をせずに臨んだ早大。その中でこの結果はある程度納得のいくものといえるだろう。しかしあくまで部の最終目標は9月に控える日本学生選手権だ。それまでにはロンドン五輪の開催も控えている。部員たちは各々の目標を見据えて日々のトレーニングに励んでいく。

(記事 中丸聡史、カメラ 楽満賀奈子) 




◆総合成績
▽男子 3位
▽女子 優勝


◆コメント
奥野景介監督(昭63教卒=広島・瀬戸内)
――試合の総括をお願いします
女子は星奈津美がチームを引っ張る存在で、それに女子主将の大島愛がチームの色々な面をカバーしながら新しい体制でうまくスタートが切れたんじゃないかと思います。男子については明大と法大に一矢報いるつもりで臨んだんですけれど、結果的に後塵(こうじん)を拝してしまって。そこは残念だったんですが惜しいレースもたくさんあったので、それをなんとか惜しいと思わないように、満足のいく、納得のいく結果がだせるようにあともう少しの努力をこれからしていきたいと思います。今大会は年末年始に鍛錬した後、全く調整をせずに臨みました。理由は2週間後の東京都選手権でしっかり記録を狙っていくためです。ちょうど今は調子としては底の部分なので、ここからあと2週間で仕上げていきたいと思います。ただ調子は底だったにせよ、もう少しタイムは出てほしかったな、と。これから調整をしていくんですが、具体的に言うとスタミナの強化はかなりできているので、あとは上手くスピードにのって泳ぐことができるようにしていきたいと思います。
――五輪を目指す選手たちはメキシコ合宿をされたようですが
2週間メキシコでトレーニングを積んで、ちょうどきょうで高所トレーニングが終わって1週間くらいなんですね。だいたい高所トレーニングを終えて平地に戻ってきて、1週間から10日間くらいは高いパフォーマンスを発揮できるという研究成果もあるので、それを色々と試行錯誤しながら調子を整えるようにやってきました。ただあくまでここから2週間後の大会がメインのものなので、あえて調子が上がるのを遅らせるという複雑な状況だったんですけれども、五輪強化チームのほうはかなりいい感触を得ています。

中山武久主将(スポ3=東京・淑徳巣鴨)
――試合を終えての感想をお願いします
泳ぎ込んでいる中で出場した試合だったので、記録よりもチームでどんどん点数を重ねていくということに重点を置いていました。その点については全員辛いレースだったと思うんですけど、諦めずにやってくれたと思います。反省点としては、いくら調整をしていない時期であったとはいえ、もう少しタイムを狙っていければ良かったと思います。
――やはり2週間後がメインということですか
そうですね。五輪選考会と同じ環境で泳ぐことができるので、そこに向けてこれから調整をやっていきます。そこではチームというよりも個人でどんどんベストを更新していけるように頑張っていきたいと思います。
――今大会の最後には1500メートルに出場されていましたが
六大学対抗戦も最後ですし、主将として泳ぐということをしたかったので泳ぎました。泳ぎ込みの時期でもあるので、辛い練習の一環として泳いだ面もあります。
――主将就任の経緯を教えていただけますか
同期といろいろ話し合って、同期に僕が主将なら着いていくということを言われたので。
――これからどのようなチーム作りをされていきたいですか
最終的には日本学生選手権が勝負になると思うんですが、きょうみたいに過酷なレースが3日間続くので、3日間戦い抜くことができるようなチームに仕上げ、辛い時も雰囲気が良くできるようなチームを作っていきたいと思います。
――個人としてはいかがですか
個人としてはインカレで表彰台に上って、チームに勢いをつけていきたいと思います。

大島愛女子主将(スポ3=神奈川総合)
――きょうの大会を振り返って
チームとしてはもちろん優勝を前提としてやってきたのですが、点差も広げて勝つことができたので、良いスタートが切れたと思います。
――この大会にはどんな気持ちで臨みましたか
新チームの初戦だったので、自分で結果を出してチームを引っ張りたいと思っていたのですが、それができなかったので申し訳なかったなと思います。
――きょうのタイムだけを見るとどんな感想を持ちますか
この試合に向けての調整はしていなかったので、その中でも自分の課題にいかに取り組めているかというのを確認したかったのですが、課題にまだまだ取り組めていないということが分かったので、またしっかり練習していきたいなと思います。
――どんな部分を課題に挙げているのですか
ワンストロークで進む距離を増やそうと練習してきたのですが、きょうは掻きが逃げていてそれが達成できませんでした。
――女子は全体1位でしたが、どう思われますか
今シーズンは勝ちに貪欲であったり、いつもは違う環境で練習しながらも、もっと一体感を持って全員が早大水泳部として一緒に取り組むことを目標としているのですが、最後の800メートル自由形で海老沼忍(スポ2=千葉商科大付)が最後の5メートルで抜いたりしたので、そういうレースを多くできればなと思います。
――これからのシーズンに向けて一言お願いします
まずは自分自身の記録でチームを引っ張っていけるようにしたいと思いますし、昨シーズンよりも勝つことに貪欲になり、全員が参加しているという意識を持つチーム作りをしていきたいなと思っています。

田中英里子(スポ3=東京・早実)
――きょうの大会を振り返って
ワセダは女子が優勝できたので良かったのですが、個人的には課題が残る試合だったなと思います。
――きょうは200メートルと50メートルで大会新記録の泳ぎでした
最初の200メートルではまあ良いレースができたのですが、最後の100メートルは、昨日もレースに出たんですが、その時より1秒以上タイムを落としてしまいました。タイムに関しては全てベストから離れているので満足はできないんですが、自分の大会記録を塗り替えることができたので、昨年の自分よりは成長しているとわかりました。
――100メートルは3本目のレースということで疲れはありましたか
あったとは思うんですが、この試合には1年の時から出ていますし、強化の中で出ているので、もうちょっと頑張れれば良かったかなと思います。
――女子は全体で1位でしたが
優勝するのは決めていたんですが、圧勝してみんなで勝てたのは良かったと思います。
――これからのシーズンに向けて一言お願いします
いまいち大きな試合で結果を残せていないので、最後の年ですししっかり結果を残せるように頑張りたいです。








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