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 第87回日本学生選手権 9月2日 神奈川・相模原市総合水泳場



 攻守共に魅せたワセダ、準決勝へ駒を進める

 日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)、大会2日目。前日、大阪大学にコールド勝ちを収めたワセダは成蹊大と対戦し、22−5で見事な勝利。準決勝へと駒を進めた。

積極的に声を出し勝利に貢献した近藤

 第1ピリオドはなかなか本来の調子が出ない。シュートを数多く打つも決まらず、江崎大地(スポ3=鹿児島南)が退水の際に相手に先制点を決められてしまう。その1分後カウンターで近藤祐貴(スポ4=東京・明大中野)からのアシストにより江崎が決め同点となるものの、再び江崎が退水し、その間にもう一点相手に決められる。そこからはカウンターで吉田耕平(理工3=東京・城北)、続いてパスをうまくつないで近藤が得点し、更に木下智貴主将(スポ4=埼玉・伊奈学園)の得意のバックシュートも決まり、徐々にペースをつかみ始める。そして残り1秒で再び近藤が決め、5−2で第1ピリオドが終了した。

 チャンスでシュートを決めきれない場面が目立ちながらも徐々に点差をつけ始め、迎えた第2ピリオド。パーソナルファウルを2つとられていた江崎だが、積極的に動いてボールカットし、2人を抜いてパスを出すとそれを受けた戸張真寿(スポ1=神奈川・秀明栄光)がシュートを決める。直後の近藤の退水時に相手に1点奪われるも、再び戸張が取り返す。ここからカウンターで3人対2人、再びカウンターでGKとの1対1のピンチが訪れるが、どちらもGK加藤がしっかり抑えた。その後、武田望(スポ1=富山北部)、江崎が1点ずつ加え、第2ピリオドを終える。


途中出場し好セーブを連発した村崎

 ワセダが怒涛の攻撃を見せた第3ピリオド。まず木下主将のロングシュートが決まるが、その後、吉田、江崎と立て続けに退水となり、パーソナルファウル3つとなった江崎はここで永久退水となってしまう。このチャンスをしっかり活かした相手が1点決めるも、ここからは終始ワセダのペース。近藤、戸張、三浦悠佑(スポ2=京都・鳥羽)が立て続けに決め、武田の退水の間に1点決められるもワセダの勢いは止まらない。戸張、吉田、三浦、木下、そして残り5秒で武田と次々に得点を挙げ、10−2で第3ピリオドが終了した。

 第4ピリオドでは、翌日の準決勝に備えて主力選手数人を温存しながらも、控えの選手がしっかりと役割を果たした。第2ピリオド途中から交代したGK村崎申彦(理工2=東京・早大学院)がナイスセーブを連発し、その流れからのカウンターで植田竜平(文構2=東京・城北)が得点。そして塩田義裕(スポ3=熊本・済々黌)はハンツーシュートを見事に決め、最後に木下主将が本日4点目の得点を挙げ、第4ピリオドは3−0で終了した。このピリオドでは相手を0点に抑え、攻撃だけではないというところも見せつけた。最終的には22−5と17点差で勝利し、ベスト4入りを果たした。

 1回戦、2回戦と順調に勝ち進んでいったワセダ。次の相手は宿敵・筑波大。「次の試合のために1年間やって来ました」(木下主将)と、選手たちにとって決勝とはまた違った大きな意味を持つ試合であるようだ。6月の関東学生リーグ戦では4年ぶりの勝利を収めるが、1勝1敗、力は五分五分だ。勝ちたいという気持ちの強いチームが決勝への切符を手にすることができるだろう。

(記事 戸澤美穂、高田麻里、カメラ 高田麻里、楽満賀奈子) 


第87回日本学生選手権
早  大 (男子) 成蹊大
 1Q 
 2Q 
10 3Q 
 4Q 
22 total 



この日9得点と大活躍の固城



★30対2の圧勝で初戦を突破!

 この日、女子のエキシビショントーナメントが初戦をむかえた。早大は序盤から得点を重ね、終始早大ペースで試合を進めて30対2で勝利。特に9ゴールを挙げた固城侑美(スポ1=東京・藤村女子)の活躍が光った。本人はこの試合でのプレーを「普通だった」と振り返るも、早大は圧倒的な強さを見せつけ、大事な初戦を制した。次の対戦相手は田中千尋女子主将(スポ4=東京・富士見)が「チームの力じゃないと勝てない相手」と語る、強豪・東京女子体育大学。夏に強化してきた早大の“チーム力”を発揮して勝ちにいって欲しい。




第87回日本学生選手権
早 大 (女子) 阪 大
 1Q 
 2Q 
 3Q 
 4Q 
30 total 



◆男子コメント
木下智貴主将(スポ4=埼玉・伊奈学園)
――試合を振り返って
最初はちょっとうまく流れに乗れなかったんですけど後半からはうまく支配できていたので、後半にちゃんと修正できたというのは満足のいく結果だったと思います。
――リーグ戦で当たった時との違い
僕らがミスをしてしまって、それを相手も逃さずしっかり決めてきていて。向こうが僕らのミスを突いてしっかり決めていたのが前とは違ったのかなと思いました。
――ロングシュートは狙っていたのですか
あれは、カーブループを最初から撃とうと思っていて、うまい具合にいったという感じです。
――4ピリオドは控え選手が多く出場していました
そうですね。
――近藤選手と一緒に声を掛けている場面が見られたが
今の下の代に足りていないのは試合中のコミュニケーションの面だと思うので、指導とあとコミュニケーションをとれるようにと声を掛けていました。
――控え選手の出来について
もう少し点が取れればよかったかなと思うんですけど、0点に抑えられたのはよかったと思います。
――次の試合に向けて
次の試合のために一年間やってきました。一番の山場だと思うので、しっかりと勝ちにいきたいと思います。

近藤祐貴(スポ4=東京・明大中野)
――今日の試合を振り返って
今日は相手も弱かったので、ミスしないようにして、明日の大事な試合に備えてやっていこうと考えていました。
――序盤からゴールを決めたことについて
今日の試合で決められなかったら明日も決められないと思ったので、今日は確実に全部決めていこうと思っていました。
――成蹊はリーグ戦でも戦った相手だが、何か対策などはしていたか
いいえ。成蹊は昨日の試合でいい流れで勝っていたので、流れにのまれないように、しっかり自分たちの力を出して試合をするということだけを意識してやっていました。
――第4ピリオドは後ろに下がってチームに声をかける場面が見られたが
第4ピリオドの最後の方は、結構サブの選手が多めに出ていたので、自分がチームの中心となって声を出すことで得点につなげていけたらと考えていました。
――今大会が最後のインカレとなるが、どのような気持ちで望んでいるか
やっぱり最後なので、一番いい色のメダルをもらって終わりたいなと思います。
――明日の試合にむけて
本当に、勝てば決勝、負ければ3位決定戦という大事な試合なので、頑張っていきたいと思います。

村崎申彦(創理2=東京・早大学院)
――今日はどのような気持ちで試合に臨みましたか
大学に入ってから初めてのインカレだったので、全力で臨みました。
――試合を振り返っていかがですか
パスや体を浮かすことなど課題はいっぱいあったのですが、最後のクォーターを0点に抑えられたのは良かったと思います。
―ピンチの場面での好セーブが印象的でしたが
0点に抑えたいという思いがあったので、それで抑えることができたのだと思います。
――反省点など気づいたところはありますか
パスの精度が悪いこと。あと、今回は相手のシュートが少し遅かったのですが、今日よりも強い相手だとこのような対応はできないのかなと思いました。
――次の試合に向けて一言お願いします
次は大事な試合なので、出られるかわからないのですが、しっかり準備したいと思います。


◆女子コメント
田中千尋女子主将(スポ4=東京・富士見)
――まずは初戦勝利しましたが
相手にペースにならなくて、自分たちのペースでやっていけたのはよかったと思います。
――きょうの勝因は
自分たちのペースでできたことと、4年生がきょうは全員出れたので、4年生が頑張ったというのもあると思います。
――夏に強化した点は
個々の力もそうですけど、チーム力を向上するというのが目標だったので、いろんなチームと練習試合を組んだりとか、遠征に行ったりとかして、なるべくチームでいる時間を長くとれたのはよかったと思います。
――最後のインカレですが
インカレはやっぱり学生しか出れないし、それは自分でもわかっているので。学生でできる試合で一番大きいので、チームとしていい結果が残せればいいなと思いますし、自分としてもいい結果が残せればいいなと思います。
――次の東女体大との試合に向けて
次こそチームの力じゃないと勝てない相手なので、今まで強化してきたチーム力を発揮して、勝ちにいきたいと思います。

固城侑美(スポ1=東京・藤村女子)
――今日の試合を振り返って
初戦で30対2という大差で勝ったんですけど、明日につながるいい試合だったんじゃないかと思います。
――9ゴールを挙げた自身の出来について
普通でした。たまにシュートとかをはずしてしまったので、普通です。
――試合中に意識していたことはあるか
みんなで点をとろうということです。1人が点を取るのではなくて、全員点数が取れたらいいなと思ってやっていました。
――初めてのインカレの感想は
今までは応援しに来ていたという感じだったので、初めてやってみて緊張しました。
――明日の試合にむけて
明日は東京女子体育大学で強豪相手なんですけど、自分たちのプレーをしっかりやって勝ちにいきたいと思います。








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