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第87回日本学生選手権
9月3日 神奈川・相模原市総合水泳場
ライバル筑波大に勝利!インカレ5年ぶりの決勝へ!
円陣を組み気合いを入れる選手たち
相模原市総合水泳場で行われている第87回日本学生選手権(インカレ)。その3日目、早大は準決勝で筑波大と対戦した。昨年敗れた相手との試合であったが、堅守が光り見事12−7で勝利。昨年の借りを返し、5年ぶりに決勝進出を決めた。
試合開始前に円陣を組み、気合十分で試合に臨んだ早大の選手たち。しかし第1ピリオド序盤から積極的にゴールを狙うも、得点を決めることができない。対する筑波大も早大の堅い守備に阻まれなかなかシュートにもっていくことができず、両者とも得点できない状態が続いた。試合が動いたのは開始4分32秒。GK加藤廉也(スポ2=埼玉栄)からのパスを武田望(スポ1=富山北部)が受け取りそのまま10メートルほどドリブルし、先制点となるシュートを決めた。しかしピリオド後半に退水を取られそこから失点してしまい1−1の同点とされる。このピリオド全体を通して早大はゴール前で退水を取られ、ピンチに陥る場面が目立ったが、第1ピリオドでの失点はこの1点で防いだ。
大一番で本領を発揮した江崎
第2ピリオドは開始1分に退水を取られピンチに陥り、シュートを決められて1−2と逆転される。しかしすぐに江崎大地(スポ3=鹿児島南)がシュートを決め同点とする。続いて2分11秒に木下智貴主将(スポ4=埼玉・伊奈学園)が逆転弾となるシュートを決め3−2とする。だが、ファール後のリスタートから直接シュートを決められまたもや同点とされてしまう。このままシーソーゲームが続くかと思われたが、ピリオド後半で流れが早大側に傾いてきた。江崎のペナルティースローを皮切りにカウンターから再び江崎、木下、三浦悠祐(スポ2=京都・鳥羽)の得点でスコアを7−3として、筑波大を一気に引き離しこのピリオドを終えた。
「ディフェンスは今までで一番安定していた」(GK加藤)という第3ピリオドは開始2分19秒に吉田耕平(創理3=東京・城北)がこの試合初得点で8−3とする。このピリオドは何度か攻め込まれるシーンがあったが、早大の好守が光り、1失点に抑えた。その後三浦がこの試合2得点目となるシュートを決め9−4で第3ピリオドを終え、勝利まであと1ピリオドを残した。
迎えた最終第4ピリオド、早大は戸張真寿(スポ1=埼玉・秀明栄光)が2得点、木下がこの試合3得点目となるシュートを挙げる。なんとかして点を決めたい相手側の攻撃に対しても安定した守備を保ち、失点を3点に抑え、12−7で試合終了。ライバル筑波大を撃破し、5年ぶりの決勝進出を決めた。
この日はディフェンスの好守が良い流れを生み出し、勝利へとつながった試合となった。また、シュートや好守のたびに観客席からあがる歓声の大きさも印象的であった。次はいよいよ決勝戦、相手はインカレ13連覇中の日体大。早大が勝利すれば第45回大会以来42年ぶりの優勝となる。「きょうの団結力でいけば勝てると思う」(木下主将)。強豪相手に決勝の大舞台でどんな試合を見せてくれるのか期待したい。
(記事 藤間弘充、深谷汐里、カメラ 楽満賀奈子)
第87回日本学生選手権
早 大
(男子)
筑波大
1
1Q
1
6
2Q
2
2
3Q
1
3
4Q
3
12
total
7
早大の攻撃をけん引した斉藤
★後半の追い上げかなわず3決へ
3日、女子は東京女子体育大学という大学女子水球界きっての強豪校と対戦し、最終ピリオドは善戦するも中盤の緩みが響き、14−8という結果に終わり3位決定戦に回ることとなった。第1ピリオドでは反則によるペナルティをうまく利用し斉藤美奈都(スポ1=千葉・聖徳)を軸に得点を重ねる一方、GK山本ちなみ(スポ3=千葉・聖徳)の好セーブも光り3−3でやり抜くも、第2ピリオドで一挙5点を取られ、大差を追う展開に。第4ピリオドでは、相手と違いスピードこそないもののフェイントやペナルティによるシュートで序盤から得点を奪いに行ったが、7分間で追い抜くにはあまりにもその差は大きく、逆転とはならなかった。だが、実力差が出やすい試合後半で持ちなおせたことは選手の自信へとも繋がったようで、強豪校を前に歓喜の声をあげる日も近付きつつあることを、匂わせる試合となった。
第87回日本学生選手権
早 大
(女子)
東女体大
3
1Q
3
0
2Q
5
1
3Q
3
4
4Q
3
8
total
14
◆男子コメント
中嶋孝行監督(平13教卒=福岡工業)
――試合を終えての感想
ウチらしい試合ができたなと思います。
――会場の雰囲気について
逆にいい雰囲気だと思うので、選手はいい緊張感の中でやれたかなと思います。
――2ピリオドに大きく点差を離しましたが
それはもうたまたまで、ウチは徹底してディフェンスからのカウンター。それを繰り返し繰り返しやっただけで4クォーターあるなかで1つも点数が負けてないのはやっぱり選手がそれを徹底してやってくれていたからだと思います。
――明日の決勝戦へ向けて
もうウチは出し惜しみせずウチらしいゲームを最後までやれば、決して無駄な練習はしてきてないので勝機はあると思います。ウチはチャレンジャーなので胸を借りるつもりでぶつかっていこうかなと思います。
木下智貴主将(スポ4=埼玉・伊奈学園)
――きょうの試合を振り返って
1ピリ目が1−1でちょっと大変かなと思ったんですけど、試合前から2ピリ目か3ピリ目にビックイニングというか、僕らの流れが来るから頑張ろうと言っていて、実際に流れが来て、それをしっかり決められてよかったと思います。
――会場の雰囲気について
きょうは土曜日ということでいろんなチームの選手の親御さんとかOBの方とかファンの方とかいろいろ来ていただいたので、その声援のおかげで力が出せたのかなと思います。
――試合前に円陣を組んでいましたが
円陣を組む試合はもう気合いだけは負けないぞということだったんで。
――逆転弾を決めた時の気持ちは
うれしかったですね。イメージ通りに決められて。向こうのキーパーが強いキーパーなのでしっかり決められてということでよかったと思います。
――明日の決勝に向けて
きょうの団結力で行けば勝てると思うので、優勝は何年振りかわからないんですけど優勝目指して頑張りたいと思います。
江崎大地(スポ3=鹿児島南)
――今日の試合を振り返って
ずっと負け続けてきていた相手だったので厳しい試合になるなと思っていたんですけど、点差を話すことができて、最後には余裕のある試合にできたのでよかったです。
――勝利を確信したのは
正直3ピリオドが終わるくらいにはもう勝てるな、と思いました。
――相手のキーパーが日本代表ということで、意識は
意識はしないようにしていたのですが、すごく大きいので実際試合中は意識しました。でも点数が決められてよかったです。
――今までの試合よりも活躍されていた印象を受けました
正直一昨日と昨日の試合は力の差があって、自分が出ないでもいいかな、と感じていたので…あと審判にも結構厳しい判定も受けていたというのもあります(笑)
――明日の決勝に向けて
すごく強い相手なので、当たって、砕けちゃいけないんですけど(笑)、勝てるように頑張ります。
加藤廉也(スポ2=埼玉栄)
――筑波大に勝った感想をお願いします
今まで筑波大に勝つために練習してきた。4年ぶりなのでどうしても勝ちたかったです。
――きょうはGKの攻守が光りました
インカレは4年で最後なので、4年生を助けて最高のインカレにしたいと思いました。
――この試合の前に行われていた試合が延長で長引きましたが影響はありましたか
緊張してしまうタイプなので体が硬くなってしまったが、それをプラスに変えることができたのが今日の結果だと思います。
――ディフェンスについて
今までで1番安定していた。ワセダらしい試合ができたと思います。
――明日は決勝ですが意気込みをお願いします
ここまできたら悔いなくやりたいです。
◆女子コメント
田中千尋女子主将(スポ4=東京・富士見)
――惜しくも負けてしまいましたが試合を終えての感想をお願いします
自分たちの水球ができなかったのが一番の敗因で、相手のペースになっちゃって思ってたディフェンスができなかったことから崩れていってしまったのだと思います。
――前回の対戦時より点差が少なかったが
勝ちたかった相手なので思っていたより点差が開いてしまったというのが正直なところで、点だけを見たら成長したかなと思うんですけどやっぱり勝ちにいきたかったなと思います。
――終盤にいい流れがありましたが
自分たちが攻めなければいけないというのことで、ディフェンスでどこでカットするかというのが統一できたので。前半はみんなが思っているディフェンスがバラバラで相手のペースになってしまったんですけど、(後半は)ディフェンスをしっかりとチームで統一できたからこそ点が入ったかなと思います。
――明日の試合について
まだ戦ったことのない相手なので、どうなるかわからないんですけど、それこそ自分たちの水球をやって相手を巻き込んでいっていけたらいいなと思います。
斉藤美奈都(スポ1=千葉・聖徳女子)
――試合を振り返って
自分のミスがすごく目立ったということと、1ピリ目は同点で抑えてよかったのに、2ピリで5−0でやられてしまって、それがちょっと響いてしまいました。4ピリ目でやっと立ち上げたというような試合内容だったので、その点がちょっと悪かったと思います。
――ミスというのは
シュートミス・パスミス・キープミスだったりですね。あとディフェンスが連携できていなかった点が一番のミスだと思います。
――夏はチームワーク強化を意識して練習されたようですが
夏よりも一人一人がディフェンスのプレスなどを出来るようになってきたし、少しは成長したのかなと思いますけれど、まだまだので今後に向けて頑張って行きたいと思います。
――6月に戦ったときよりはいい試合でしたが
一人一人が気合いを入れて行ったので、全力でプレー出来たので、前回の試合よりはいい内容だったと思います。
――4ピリオド目で好戦できた理由は
やっぱり最後まで諦めなかったというのが1番の理由ですね。
――明日の試合に向けて
絶対勝って3位になって、いい結果で終わりたいと思います。
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