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 【第5回】 3年生 兵藤×鈴木×山本



 「みんなプロ志望なんで、毎日が就活みたいな」

 1年生の頃からチームの主軸として活躍している兵藤慎剛、鈴木修人、山本脩斗(すべてスポ3)の3人。大学サッカー界でもトップレベルの技術は、今では早大の『顔』にまでなった。来季には、間違いなく早大を支える『柱』になる3人に、お互いのこと、プレーのこと、ほかの学年のこと、そして来年のことを語ってもらった。



取材に答える(左から)兵藤、鈴木、山本  ――夏合宿ではかなり走りこんだそうですが、チームの仕上がりはどうですか
 兵藤:練習試合とかやっても、みんな前期よりは動きの量は増えたと思うんで、そういう部分で、今までのパスサッカーとプラス運動量っていうのを監督はモットーとしているんですけど、だいぶ形になってきたかなと思います。

 ――3年生になって意識が変わったところはありますか
 鈴木:上の学年になったってことで、チームの盛り上げ方とかも考えていかなくいけなくなって、来年は自分たちが一番上なんで、そういうことも考えながら、個人のことだけじゃなくてチームのことも考えてます。

 ――プレー以外でご自身のチームでの役割っていうのはありますか
 兵藤:ムードメーカーではないな。どっちかっていうとキレるタイプだから。そういうふうにガツガツ一人で行きながら、みんなになだめられたり。でも最近大人になって(笑)ムードメーカーになりたいなって思ってます!
 鈴木:俺は盛り上げることが仕事です。
 兵藤:お笑い担当じゃね?(笑)
 鈴木:騒ぐのが好きなんで、練習中とかも声出したりして。あと兵藤がよくキレてるんで、それを落ち着かせたり。審判からも「10番キレさすのやめて」とか言われるんで(笑)
 兵藤:ごめんなさい。
 鈴木:自分もキレたりしますけど。みんなに気を遣うのも結構好きなんで、周り見ながら何考えてるのかなとか考えるのも好きで。声出して盛り上げようとはしています。
 山本:自分はしゃべんないんで(笑)一人で淡々と…。騒ぐときは騒ぎますけど、普段は特に声だそうとも思わないし。誰かが出したらそれに乗って出しますけど。

 ――では、プレー面とプライベート面について他己紹介をお願いします。まずは兵藤選手について
 鈴木:じゃあ俺プレー面で、ヤマシュー(山本)はプライベートね。まぁ、知っての通り名前の売れてる選手で、小さいながらも体も強いし、足元もしっかりしていて、チームにいては…。
 兵藤:いては、だめ?(笑)
 鈴木:い、いてくれないと困る選手で、プレーのレベルが高くて、ワセダにいる選手のお手本のような選手だと思います。その中でリーダーシップとか、声も出すし。最近はシュートも入ってるんで、トップ下として大学サッカーの中ではかなりのレベルなんで、みんなのお手本のような選手なんで…、そんな感じです。
 兵藤:結構長いね(笑)
 山本:プライベート…。そんなに一緒にいないからなぁ。まぁ、うるさい!
 兵藤:うるさい!?
 山本:一人でしゃべってることが多いし、あとはなんだろな…。
 鈴木:まぁ、うるさい。
 兵藤:独り言は多いね。迷惑!
 山本:静かなときはないかな。
 兵藤:一人のときは静かだよ(笑)

 ――続いて鈴木選手について
 山本:まぁ、キックの精度が高くて、3−5−2の時でもサイドハーフに散らせるんで、修人(鈴木)がいるのといないのとでは周りの動きが違ってくるんで。あと、最近ヘディングが結構積極的にジャンプしてると思う(笑)あの位置でヘッド勝てるかどうかっていうのは結構違ってくるので。

 ――鈴木選手はヘディングを頑張り始めたんですか
 鈴木:やっぱり身体能力は持ってるみたいなんで。
 一同:笑
 鈴木:垂直跳びが71(センチ)で自信持ってるから。

 ――では鈴木選手のプライベートは
 兵藤:プライベートねぇ、やばいねぇ(笑)やっぱ活発!とりあえず動いてる感じ。部屋にいてもじっとしとらんし。
 鈴木:落ち着きがない。
 兵藤:落ち着きがなくて、けど、誰とでも仲良くなれる。後輩を引き連れいろんなとこに行ってますね。活発的で人気者です。

 ――鈴木選手は『修人軍団』っていうのがあるって聞いたんですけど
 兵藤:ありますね。舎弟が。
 鈴木:ないっすよ(笑)岩田(啓祐=教2)とか中野(大輔=スポ1)とかと仲良くて、ただ遊んでるだけです。

 ――それを見てて二人はどう思いますか
 山本:自分はどっちかっていうと自分から話しかけるほうじゃないんで、結構人と絡むときは絡みますけど、一人が好きなんで。まぁそういうことができるのはすごいなって思いますね。うらやましいなと思います。
 兵藤:うらやましいです。

 ――最後に山本選手について
 兵藤:ヤマシューはいろんなポジションやるんで、そういう部分とか、かなり身体能力が高いし、ドリブルさせたら危険な選手だと思う。ワセダにいなくてはいけない選手だし、プレーの精度も1年の時に比べたら上がってきてて、最近ケガがちであんまりプレーしてないんですけど、早いとこ復帰してなんとかしてくれっていう。前期は点取ってないんで、後期はなんとかしてくれると、俺は期待してます。
 鈴木:プライベートの印象は、まぁ見ての通りジャニーズ系なんで(笑)一緒にいたら女の子に「あれ?俺見られてる」と思ったらヤマシュー…ていうことはありますけど。まぁプライベートは、結構静かで、一人でいてのほほーんて。いつも昼寝しちゃってるみたいな感じは多いけど、そんな頭は固いほうじゃないし。リラックスするときはリラックスして、一人で本読んでたり。

 ――山本選手はいろんなポジションをしていますけど、自分が一番好きなポジションていうのは
 山本:やっぱ高校の時からトップ下はやってたんで、どれが一番やりやすいかって言ったらそれはまぁ…でも大学入って同じくらいいろんなとこやってきたんで、これやれって言われて、やだなーっていうのはないですね。

 ――トップ下だと兵藤選手とかぶりますね
 山本:そうなんですよね〜。そこが問題です(笑)だから監督が言うようにやるしかないです。

 ――兵藤選手と鈴木選手はFKのときに役割分担はしているんですか
 鈴木:いや、適当です。
 兵藤:近くにいたり、自分が疲れていたら自分が行くって言ってゆっくり休みながら行ったり。
 鈴木:逆に行ってもらったり。直接狙うところは右と左とかで分けてるんですけど。
 兵藤:調子次第。
 鈴木:その日のキックの調子がいいほうですね。

 ――みなさんよく相手に削られると思いますが、ケガに対する予防策とかは
 鈴木:自分からいく(笑)
 兵藤:自分で行って自滅するタイプだからね。来るなっていうタイミングはわかるし、そういうときはうまいこと転んで。あとは逃げなければ大してケガしないからビビらずにいくっていうことが一番いいんじゃないですかね。
 山本:俺は自分でガッツリいくほうじゃないんで、自分からいくことはないですけど。球際で力抜いてるとやられるんで、球際は意識してやっていきたいです。

 ――こいつはすごいっていうイチオシの後輩はいますか
 山本:塗師(亮=スポ2)。サッカーに対する意識とか、日ごろの私生活も意識高いし、こいつはすごいなーって思います。
 鈴木:自分は千真(渡邉=スポ2)で。性格的にも好きなんですけど、プレーが一番好きで。あのキックフェイントが超好き。あの落ち着き。背高いのに足元もしっかりしてるし。千真はがんばってほしいですね。
 兵藤:伊藤拓真(スポ2)ですかね。1年の時はほとんど試合に出てなくて、最近トキさん(時久省吾=スポ4)がケガしてチャンスもらって、1年の時よりは安定してきて、そういう部分で成長してるなって感じるし。キーパーは安定感が一番大事だと思うんで、期待してます。

 ――4年生の印象は
 兵藤:みんな真面目って答えてますよね?真面目だもんね〜。
 鈴木:そういう年もあっていいんじゃない?たぶんうちらは両方混じってるけど。
 兵藤:たぶん1年置きなんだよね。

 ――じゃあ2年生も真面目ってことですかね
 兵藤:それはないな(笑)
 鈴木:どうだろ。俺らの3個上がめっちゃ真面目で。
 兵藤:で、去年は…。
 鈴木:見ての通り…。
 兵藤:徳永(悠平=現J1・FC東京)さんがキャプテンだったんで(笑)
 山本:どっちかっていったらうちらはそっちだね。

 ――4年生はどんな点が真面目ですか
 兵藤:練習もそうだけど、私生活でもワセダの名を汚さないようにっていうかそういうことをいつも考えて、チームの決まりごととかある感じ。決まりが増えた!
 山本:毎日ミーティングしてる。
 兵藤:長いミーティングじゃないけどね。

 ――来年は最終学年ですが、来年のことは話し始めたりしていますか
 兵藤:まだだね。後期の中盤くらいだよね。

 ――来季の主将については
 兵藤:どうなんだろ。それは監督(大榎克己=昭63教卒)が決めるときもあるし。
 山本:チームの投票というか、いろんな人に聞いてってこともあるし。
 兵藤:誰でもいいと思う。
 鈴木:みんなが助け合って。
 兵藤:キャプテンって形だけだよね。

 ――そろそろ進路のことを考えると思いますが
 兵藤:みんなプロ志望なんで、毎日が就活みたいな。サッカーやってるとき、特に試合とかは就活の一部だし、いいアピールして、サッカーで飯食べれるようになればみんなベストだと思うね。がんばりたいなと思ってます。

 ――どこのクラブに行きたいとかありますか
 鈴木:僕は近いとこがいいです。関東がいいです。
 兵藤:地元(にクラブ)ない。
 山本:地元J2しかない。
 鈴木:関東がいいって。
 兵藤:でも、自分が絶対出れるとこにまずは行きたい。チームとかはない。
 山本:ないね。
 兵藤:だって向こうから来なきゃ行けないからね。別に願書とかないから。

 ――後期を戦う上で、要注意のチームは
 兵藤:駒澤、流経、法政。このチームだけです。

 ――後期のワセダのキープレーヤーは
 兵藤:松橋優(スポ4)と鈴木修人です。前期二人はなんもしてないんで。修人は出てますけど、優さんは1試合出てるか出てないかってくらいなんで、後期はやってくれないと。と、プレッシャーかけときます(笑)

 ――それを聞いて鈴木選手は
 鈴木:ケガをしないことが一番大事なんで全部フル出場できるようにがんばりたいですね。前期はスタンドから見てすごい寂しかったんで。いっぱい知り合いいて「どうしたん?」とか言われて恥ずかしかったんで、とりあえず試合に全部出る。キープレーヤーはみんなっすかね。ケガとかしたらまたベンチの人もがんばんなきゃいけないし、チームのレベルが上がっていけばいいと思います。
 山本:キープレーヤーはみんなだと思うんですけど、前期は得点を決められるとこ決められないで得点が少なかったので、攻撃陣がキープレーヤーだと思います。

 ――後期の抱負をお願いします
 兵藤:とりあえず、1位2位と離れて、3位から7位くらいまでは混戦なんで、自分らは全勝するつもりでいかないと優勝できないと思うし、やるからにはやっぱ優勝したいし。後期は一試合一試合大切にして、ひとつずつ勝ちにいきたいと思います。
 鈴木:優勝するっていうのが全員の目標だと思うんですけど、チームもいい雰囲気なんで、勝つことだけ考えて、開幕から全勝でいきたいと思います。
 山本:1位2位と差はあると思うんですけど、11試合一つ一つ勝ち点3取って、最後優勝できたらいいと思います。あと、自分はムラをなくして、点取って、ゴールに絡んでいきたいですね。

(取材・編集 青木 現、釜谷美穂、杉渕 敦) 


(左から)兵藤、鈴木、山本
 最後はみんなでハイチーズ!







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