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wasedasports.com >  コラム >  蹴魂 > 第1回


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 蹴魂(1) 



 徳永の熱き想い

 昨夏、日本中を騒がせたアテネオリンピック。数々のドラマが生まれたその舞台で、この男もその喧騒の中心にいた。徳永悠平(人4)。サッカーU23代表としてブルーズのユニホームをその身にまとい、戦った。

 「サッカーに取り組む姿勢を変えることができた」セリエAに所属するプレーヤーを初めとする世界のスーパースターたちと対峙し、よりレベルの高いサッカーを意識し始めた。かつてJリーグの強化指定選手としてFC東京でプレーしたこともある。しかし、世界規格のそれは徳永にさらなる高みを意識させ始めている。

 そして今、徳永はア式蹴球部の主将として大学生としてのラストシーズンを戦うこととなった。「つねに勝てるチームにする」。徳永はそう言う。徳永はその世界での経験を、この早大に、さらには自身の成長のために生かしていく。

 ただ大学サッカーの環境とは現在、プロサッカーリーグのそれとは大きな差がある。同じアテネの舞台を戦った大久保嘉人(マジョルカ=スペイン)などの活躍を目にして彼は何を思うのか。「焦りはない、同じ舞台に居た人が頑張ってくれてうれしい」。徳永はただ静かに今、プロでは学べないものを学びながら、飛躍の機会を狙っている。

 今、早大は変革期にある。都リーグから関東2部リーグへ。さらに、1部リーグを目指し挑戦を続けている。そして、そこで主将として奮闘する徳永の姿を、そしてそこに秘められた男の熱き魂を目に焼き付けて欲しい。

(灰野研一) 








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