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皆川翔太インタビュー
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新戦力特集 5月2日 早大東伏見キャンパス体育教室棟
新戦力 Vol.1 皆川翔太
リーグ戦初出場初スタメンを果たした今季第3節で、いきなり2ゴールと派手なリーグ戦デビューを飾ったのが皆川翔太(スポ2)だ。昨年度Iリーグで中心選手の1人として活躍していた皆川は、舞台を関東大学リーグに移しても、持ち前の豊富な運動量と闘志溢れるプレーが買われ、3節以降スタメン起用が続いた。突如現れたシンデレラ・ボーイ、皆川は早大の新ストライカーになれるのか? その答えを確かめるべく、早スポ初インタビュー!
―皆川選手は東京ヴェルディのユース出身ですが、そもそも早稲田大学を進学先に選んだのはどうしてですか
ヴェルディも紹介してくださった小学校時代のチームのコーチがいて、他にも駒沢、明治といろいろ声はかけてもらってたんですけど、その方から早稲田にスポーツ科学部というところがあるんだけど、そういうところはどうなの?と聞かれて。それまで全く何も考えてなかったんですけど、大学に入って何をしたいかっていうのを考えてみて、プロになれなかった時に、親の影響もあって体育の先生が自分には一番向いてるのかなと思っていたんで、保健体育の教員免許が取れる学部のある大学に行こうと思ったんですね。まぁ目標的にはプロが一番ですけど、理由としてはそれが一番ですかね。
―受かった時は嬉しかったですか
受かるとは思ってなかったんですけど、まぁ本当にチームの成績のおかげだなと実感しました。
―ユース時代の成績を改めて教えてください
日本一が2回、準優勝が1回ですね。
―ヴェルディユースの2つ上には、今のキャプテンの塗師(亮=スポ4)さんもいますが、塗師キャプテンの影響もありましたか
まぁ塗師くんの場合はスポーツ推薦ですし、また全然立場が違ったんですけど、小論の過去問とかをコピーしてきてくれたりしてくれました。
―サッカーを始めたきっかけは
4歳の時からっすね。幼稚園の園庭がサッカーのグラウンドだったんです。元々幼稚園の先生とかとサッカーをすることも多かったんで、そのまま幼稚園のクラブに入って。環境が揃ってたんですかね。
―それからサッカー一筋
そうですね。他のことはやったことないかな。
―やめたいと思ったことありますか
サッカーそのものをやめようと思ったことはあんまりないですけど。1回ぐらいかな? 小学校の時になんか遊びたくなったのかな。1回そんなことがありました。まぁ楽しい時ばっかりじゃないですけどね(苦笑)。
―ユース時代っていうのは、振り返ってみてどんな時間でしたか
もちろんサッカーもそうですけど人間的にすごい成長できたかなと思いますね。指導者の影響もありましたし。
―そのユースから早稲田に入学されて、一番最初に感じたことは
まぁ環境の違いですかね。ヴェルディのグラウンドはやっぱプロからスクール生まで同じところでやっていて、なんでも揃っているというか。スタッフも、僕が1年の時は都並(敏史=現横浜FC監督)監督でしたし。
―では、最初はやっぱり施設面に物足りなさを感じた、と
そうですね。でも、それはまぁ覚悟してたことだったし、全然思ったよりいいグラウンドだったんで、よかったです。
―入学した時には4年生に兵藤(慎剛=平20スポ卒・現J1・横浜F・マリノス)前主将をはじめ、高いレベルの選手が多かったと思いますが
感じたのは、やっぱりサッカーに対して真剣っていうか。兵藤さんも修人さん(鈴木修人=平20スポ卒・現J1・鹿島アントラーズ)も同じ寮だったんですけど、寮の中ではおちゃらけてるというか、明るく接してくれて。でもグラウンドに入ると、サッカーに対して真剣だし、そういうのはいい刺激になりましたね。
―昨年所属されていたカテゴリーは
僕はB2です。
―早稲田での1年目を振り返って
去年1年はどうだったのかなぁ……。自分的にはあんまり……納得できてんのかなぁ? できてるかな、うん。
―苦しい1年でしたか
そうですね。でも自分のレベル的にもBチームでしょうがないというのは思ってたし、その中で結果を出そうと思いながらやってて。まぁ少しは結果も残せたし、今まで中心選手として扱われることがあんまりなかったんで。小学生の時はさすがにそうでしたけど、ジュニアユースからユースに行くまで、中心選手ではなくて。でも、去年は自分が引っ張っていかなきゃいけない、とコーチの方にも言われていたんですね。その点では成長できたかな、と思ってます。
―今年は監督が変わり、チームの方針や雰囲気にも変化が出たのでは
割と下の学年、3年、2年が多いので、雰囲気的にはすごくいい中でやれてるとは思いますけど……どうなんでしょう?
―監督の戦術というのは、浸透していますか
まぁ、戦術は監督が決めることだし、まず与えられたことを与えられた環境の中で俺らは必死にやるだけだと思ってます。常に全力を出して練習をしていくだけなんで、そんなに監督が変わったからどうとか、自分自身の中ではそんなにないですね。今は使ってもらってるし、実際また変わればどうなるかわかんないし。とにかくAチームの中でも自分はレベルが下の方だと思っているので、ただ必死にやるだけです。
―昨年までと違ってスタメンが入れ替わる今季。皆川選手の場合は第3節で大抜擢されて、2得点を挙げてからメンバーに定着していますが、あの試合は今振り返ってみて
あの試合だけに関して言えば、まぁラッキーだったなというのがあります。ただあの得点シーンだけで、それ以外は大したこともできてないし。だから、試合で得点を決めたところだけはよかったけれど、自分の中ではそんなに、です。
―とはいえ、ここまで起用されてきて、手ごたえもあるのでは
うーん、まぁ正直本当にその2点だけで今のところなんにもできてないなというのが自分の中にあって。反町(一輝=スポ3)くんとかも復帰してきてますし、いつ自分がどういう立場になるかわからないので、やれてるとかそういうことは思わないですね。
―一部で戦ってみて、大学サッカーの印象はどうですか
Iリーグとはプレスの速さとかも全然違うし、やっぱり岡根(直哉=スポ2)とか、自分の代のやつらに対して、今まで厳しい中でやってきたんだな、と思いました。
―渡邉(千真=スポ4)選手とツートップを組み、学ぶことはありますか
タイプ的にはちょっと違うタイプなんで、『これから先、千真さんと似たような選手がいたら』っていう感じですね。シュートのうまさとか、見習うところはいっぱいあると思うんですけど、どっちかっていうと、見習うというより千真さんと何が出来るかっていうのを今は考えてますね。
―単純にやっていて楽しいですか
そうですね。やっぱりうまい人とやるのはすごく楽しいです。千真さんに限らず、やっぱりAチームのみんなはうまくて、自分にとってすごくいい刺激になってるかな、と思います。
―ご自身の得意とするプレーであったり、アピールポイントはどこですか
裏に抜け出すタイミングとか。あとはがむしゃらにやることっすね。
―グラウンドを縦横無尽に走り回っている印象があります
それをもっと考えてやれるようになったら、もっといいんですけど。
―課題はそのあたりですか
そうですね。ただ走り回るんではなく、頭を使った走り方というか、そういうことはしていかなきゃな、と思います。
―わかりました。それでは、最後に今季の目標をお願いします
チームとしてはもちろん一試合一試合しっかりと勝っていくことが大事だと思うし、自分としては、まぁどんな状況になっても、常に全力を出し切って、練習からやっていくことですね。それが自分の持ち味でもあるし、それを続けられたらいいかな、と思います。
(取材・編集 平野麻理子)
◆皆川 翔太(みながわ・しょうた)
1988年(昭和63年)6月2日生まれ。168センチ、62キロ。神奈川・新羽高校出身。前所属・東京ヴェルディユース。スポーツ科学部2年。2年目に突入した大学生活について訊くと、「ア式以外の友達がなかなかできない」と苦笑い。キャンパスでも気ごころの知れたア式の仲間と一緒にいてしまうそう。
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