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 第25回関東大学女子リーグ戦 9月23日 早大東伏見グラウンド



 課題は山積みながらも勝利

効果的な攻め上がりを何度もみせた石田
 関東大学女子リーグ戦(関カレ)の開幕から4戦連続で勝利して迎えた筑波大戦。前半は中盤から前線へのパスにミスが目立ち無得点で折り返すも、後半になんとか得点を奪い1−0で勝利したワセダ。関カレ5連勝を達成したものの、中一日で迎える神大戦に向けて課題の残る試合内容となった。

 立ち上がりからボールを支配するワセダであったが、FWにボールが収まらずチャンスを作ることができない。そんな状況を打開しようと、25分にDF石田みなみ(スポ2=静岡・常葉学園橘)が強引にドリブルで右サイドを突破するも、シュートにつながらない。34分にはコーナーキックにFW大滝麻未(スポ4=神奈川・横須賀シーガルズ)が頭で合わせるも、相手DFに体を寄せられシュートは枠外へ逸れてしまう。その後も、43分に大滝がフリーキックから直接ゴールを狙うが、相手GKに弾かれ得点ならず。ゲームを支配しながらゴールを奪えないという嫌な展開のまま試合を折り返した。





待望の得点を喜ぶ選手たち
 後半に入るとシュートの本数が増え、得点を予感させる展開となる。後半から出場したMF瀬口七海(スポ1=兵庫・日ノ本学園)が左サイドから再三にわたって攻め続ける。62分にはその瀬口がコーナーキックのこぼれ球をシュートするも、惜しくも枠をとらえられない。そして迎えた67分。相手GKの反則で得た間接フリーキックから、大滝がシュートを放つ。低い弾道のボールは、相手DFに当たってコースが変わり、ゴールマウスへ吸い込まれていった。待望の先制点を得たワセダはその後も幾度となくゴールを狙う。68分にMF山根ひかり(スポ4=鹿児島・神村学園)がペナルティエリア付近からシュートを打つも、相手GKにセーブされてしまう。追加点を奪いたいワセダであったが、そのまま1−0で試合を終えた。

 なんとか勝利したものの、大滝が「これから修正しなければならないことがたくさんあります」と言うように課題が多く残る試合内容となった。次節の神大戦に勝利すれば関カレの優勝がさらに近付く。神大戦は中一日での試合のため選手のコンディションに不安が残るが、課題を修正して勝利し、優勝を確実なものとしたい。

(記事 佐藤匠、カメラ 久保沙織) 






 
関東大学女子リーグ戦 第5節
早 大 0−0
1−0

筑波大
【得点者】(早)67大滝


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早大メンバー
位置 背番 名前 前所属 学部学年
GK 25 三田一紗代 京都精華 社1
DF 石田みなみ 常葉学園橘 スポ2
千葉梢恵 常盤木学園 スポ2
千葉望愛 浦和レッズJr. スポ2
23 大島茉莉花 神村学園 スポ1
MF 谷本晴奈 鳳凰 スポ3
10 山根ひかり 神村学園 スポ4
→79分 菅藤彩子 常盤木学園 社4
12 大宮玲央奈 浦和レッズJr. スポ2
→62分 権野貴子 常盤木学園 スポ1
18 福沢真菜美 室蘭大谷 スポ2
→45分 瀬口七海 日ノ本学園 スポ1
FW 11 大滝麻未 横須賀シーガルズ スポ4
19 八木彩香 十文字 スポ3
※監督は長岡義一監督(昭43商卒)、◎は主将



順位表
チーム 勝点 勝数 分数 負数 得点 失点 得失
早大 15 11 10
日体大 12 13
神大 10 15
武蔵丘短大
関東学園大
尚美学園大 13 −5
筑波大 11 −8
慶大 17 −16
※第5節終了時点
上位5チームに、第20回全日本大学女子選手権(インカレ)の関東地区代表としての出場資格が与えられる。尚、第6位のチームは東日本プレーオフで出場資格をかけて戦う
平成24年度からは1部10チーム、2部2リーグ制となるため、今年度は2部1位と2部2位は自動昇格となり、1部8位と2部3位が入れ替え戦を行う



◆コメント
FW大滝麻未(スポ4=神奈川・横須賀シーガルズ)
――きょうの試合を終えての感想をお願いします
内容はさておき、関カレでは勝つことが第一なので勝てたことはよかったです。でも、これから修正しなければならないことがたくさんありますね。
――前半は攻撃があまり上手くいっていないようだったが
相手が真ん中でブロックを作っているのに対して真ん中から攻めてしまい、サイドのスペースを上手く利用できなかったのが前半に攻撃が上手くいかなかった要因だと思います。でも、後半ではサイドからクロスを上げたり、サイドのスペースを使ってシュートチャンスも増えたので改善できた部分はあったと思います。
――ご自身の得点を振り返って
チャンスが少なく、フリーキックも外してしまっていた状況で、近い位置から蹴ることのできるチャンスだったので、入れたいなっていう気持ちで蹴りました。
――今後に向けての課題は
試合の中で声を出し合って修正することが、チームの全員ができているわけではないので、修正しなければいけないことを試合中に話して、細かい部分を修正できれば、試合の中でもいい流れを作っていけると思います。
――次の試合への意気込みをお願いします
神大はまだ一敗しかしていなくて、ここで負けると並んでしまうので、絶対に勝ちたいです。みんなが試合を見て楽しいと思えるようなサッカーができればベストですね。個人的には点を取ってチームの勝利に貢献したいです。

MF谷本晴奈(スポ3=鹿児島・鳳凰)
――前半は、監督から「裏を狙え」という指示が何度も出ていました。ボランチとしていかがでしたか
真ん中は人が多くて、受けても寄せが速かったのでサイドに散らしてそこから裏に出たらいいなと。自分から裏に出せればいいなと思ってたんですけど、なかなかプレッシャーが強くて打開できなかったので、とりあえずサイドバックから裏に入れられるように、サイドに散らすことを意識してやっていました。
――筑波のディフェンスの印象としては寄せが速いというものが強いですか
そうですね。球際とか、そういうところを一生懸命やってくるチームで、競り合いとか負けてる部分もあったので、そこはしっかり自分たちも返さなければいけないとこだったなと思います。
――前半はなかなか攻めきれない場面が多かった要因としては
裏をとれなかったっていうのが一番大きくて。敵がブロックを作っているのに、足元に入れて狭いところにいってしまってるところが多かったし、個人的なミスも多かったのでそこは改善しなければいけないなと思います。
――0−0で折り返した中で、ハーフタイムにはどのような指示が
やっぱり裏を狙えっていうところですかね。あとは全体的にミスが多くて。声も全然前半出ていなくて。もっとしっかり声をかけて、いい雰囲気でやるようにという話をしました。
――後半は、前半と異なりシュートシーンも増えました。よくなった要因は
みんなで声をかけあって、しっかり前からはじこうという。競り合いも前半けっこう負けていたので、ゴールキックとかしっかりはじき返そうという意識がみんなあったので、そこがつながったところが大きかったかなと思います。
――あさっては神大戦ですが、勝利すれば関カレ優勝がさらに近づきます。意気込みをお願いします
きょうの試合は、前半の反省点がすごく多くて。個人としてもすごくミスが多くて、ボランチはミスしてはいけない場所なんで、しっかりそれを修正したいです。志帆さん(高畑)がきょういなくて、その中で声を出す人は誰なのかっていうところで、ディフェンスラインも1・2年生なので、そこで自分とかがもうちょっと声をかけて、いい雰囲気で臨んで、しっかりと勝ち点3をとりたいと思います。

FW八木彩香(スポ3=東京・十文字)
――きょうの試合を振り返って
きょうは筑波で守ってくるのはわかっていたんですが、やっぱり前半守られてしまいました。相手が中で守っているのに中に中に行ってしまって、向こうの戦術にはめられてしまったなと思います。
――1−0という結果については
1点とれたのもFKでオウンゴール気味でしたし、後半はクロスも上がっていて自分たちの意図したことがやれていたので、流れから点がとれたらよかったと思います。
――もっと得点はとれたという印象でしょうか
そうですね、特に後半はもっとシュートの精度が高ければ点とれたと思います。
――ご自身の調子は
尚美大戦がベストかなと思うので、それに比べたらボールにも得点にも絡めていないです。監督にも何度も言われていますし、FWなのでもっと点をとっていきたいです。
――今後の課題は
きょうは勝てたことはよかったですが、今後もワセダに対して守ってくる相手は増えてくると思うので、相手が引いてくる中で自分たちのペースをつかんで、ボールつないだりサイドからくずしたりして得点できればと思います。
――中一日で次節ですが意気込みをお願いします
神大は2位の相手ですし、しっかり勝って全勝でいきたいと思います!

DF石田みなみ(スポ2=静岡・常葉学園橘)
――きょうの試合を振り返って
筑波にはいつも守備を固められて苦戦していて、そういう展開になるのはわかっていたんですけど、また同じように良い守備されてしまいました。勝てたことは良かったんですけど、そういうところをもう少し考えて、シュートの質などももっと上げていけたらよかったと思います。
――1−0という結果について
良い展開はできていたので、あとはフィニッシュだけかなと思います。個人的にはクロスの質なども上げられるところがあったと思うので、もっと点が取れてもいい試合だったと思います。
――きょうは高畑さんが出ていませんでしたが、守備についてはいかがでしたか
やっぱり志帆さん(高畑)がいると引き締まるというか、上手いしチームをまとめてくれる力もあるので、抜けたときの穴は大きいんですけど、みのり(千葉望)とこず(千葉梢恵)も一緒になってしっかり守備できていたので、コーナーキックなどで危ない場面はあったんですけど、全体的に見れば失点もしなかったですし、ポゼッションなども上手くできていたので良かったかなと思います。
――前半から積極的に攻撃にも参加されていましたが、どんなことを意識していましたか
中を固められるというのは把握できていたので、攻撃するなら外からだなと思っていました。前半だったら、玲央奈(大宮)とかはためをつくれる選手なので、自分は外を駆け上がって良いクロスを上げて、チャンスがあれば点も狙えればよかったんですけど、そういうことは意識していました。
――見つかった課題はありますか
外でもらった時に良いボールを上げるのもそうですし、上げきれずに取られてしまう場面もあって、自分が上がっていることでリスクは少なからずあるので、自分が上がったらしっかり仕事をやりきるというところだと思います。あとは後半に少しコーナーキックを与えてしまうことなどもあったので、そういうところで集中を切らさずにできたらと思います。中盤で持たれたときにも、ファーストディフェンスに誰がいくのかはっきりしていなくて、とりあえずみんな引いてしまったりしていたので、ファーストディフェンスをしっかり決めて自分たちも準備を整えるというような守備ができれば、危ないシーンをつくられずに済んだかなと思います。
――中1日ですが、次節に向けて意気込みをお願いします
きょうは良い展開もあったし、課題は残ったんですけど、気を引き締めて疲労もしっかり取って、今度は3−0とかで良い内容にして勝ちたいと思います。

MF大宮玲央奈(スポ2=浦和レッズJr.)
――試合を振り返って
筑波大は引いてくるので、守りきられる試合が以前から多かったです。きょうの試合も前半は相手のいつもの戦術にはまってしまって、攻めきれなかったです。最後の方になってやっと有効な攻撃ができるようになりました。決めきるところで決められないとこういう厳しい試合になるということが分かりました。
――どのように筑波大のDFを崩そうとしましたか
ツートップにしっかりとマンマークが付いていたので、ボールを跳ね返される場面が多かったです。そのためサイドを起点に攻撃を仕掛けました。
――得点がセットプレーからだった点について
攻撃力と決定力が足らなかったので、相手に守りきられてしまいした。流れのなかから得点できないと今後厳しい戦いが続いてしまうと思います。
――次の試合に向けての意気込みを教えてください
次の試合で負けてしまったら意味がないので、しっかり勝って全勝優勝したいです。

DF千葉梢恵(スポ2=宮城・常磐木学園)
――試合を振り返って
前半は特に、ボールを回せていても中々フィニッシュのところまでいけませんでした。後半は良い流れになったんですけど、クロスからのシュートだったり、最後のところのプレーの精度がもっと良ければ点に繋がったんじゃないかと思います。
――高畑主将が不在でしたが
逆に、自分達がリードしていかないといけないなと思ったんで、いつも以上に責任感を持ってプレーしました。
――筑波大はロングボール主体でしたが、それに対する対応は
FWや、DFラインの裏に蹴ってきたロングボールへの対処はしっかりできていたと思います。ただゴールキックやフリーキックなどで、後ろに逸らしたりしてしまうことが前半は多かったです。後半は声を掛け合ったことで、中盤の選手がヘディングで競り勝ってくれることが多かったんで、上手く修正できたと思います。
――次節に向けての抱負を聞かせてください
中1日での試合ってことで、明日しっかりと調整をして、きょう出来なかったことをチームでちゃんと話し合いたいです。きょうよりも厳しい戦いになると思うんで、気を引き締めて頑張りたいと思います。

DF千葉望愛(スポ2=浦和レッズJr.)
――きょうの試合を振り返って
前半から攻めていこうって話をしていたんですけど、シュートを打てない時間帯が長くてあまりうまくいきませんでした。サイドから展開して攻撃していこうと話したんですけど、中にボールが集まってしまってサイドもいけなくて、練習でやっていたダイレクトプレーも前半は全然できなくて悪い流れになってしまいました。ハーフタイムにみんなで話し合って修正したので、後半は前半よりもサイドの裏のスペースを使ってセンタリング上げてシュートまでいけたので、あとはシュートとセンタリングの精度を上げることでもう少し点が取れたと思います。
――具体的にハーフタイムにはどういった話をしましたか
  ダイレクトで展開してサイドを狙っていくことと、自分たちのディフェンスラインからサイドの裏のスペースに(パスを)出していくことを意識して、FWの人もあまり持ちすぎないで簡単にボールを離していくように話しました。
――次の試合に向けて
神大はいま勝ち続けていて勢いのあるチームなので、前半の立ち上がりみたいなプレーをしていると押し込まれてしまうと思うので前半から仕掛けていけるように、まあ1日しかないんですけどしっかり話し合って意識を高めていきたいと思います。

MF権野貴子(スポ1=宮城・常盤木学園)
――個人の出来は
結構センタリングを上げることが多かったので、もっと自分で仕掛けてゴールの意識を持てればなと思いました。あとは得点が欲しかったです。全体的にもシュートの数は多かったんですけど、あまり決まっていなかったので。
――ベンチから見て前半のチームは
後半は七海(瀬口)が入って、サイドを起点とした攻めが多くて崩すことができたので、もっと早いうちにサイドを起点にして攻撃をしていれば後半のような試合ができたのかなと思いました。
――試合に入る際に監督からはどういった指示をされましたか
ゴールを奪え、と。
――いざ試合に入ってみて
後半の最初の方を見ていてサイドが起点になると結構攻撃ができていたので、自分もサイドのポジションで出たので、起点になれるように頑張っていきました。
――後半の流れが変わった要因はサイドから崩せたことですか
それも大きいと思いますね。あと、前半よりも展開してできたということがあると思います。
――これからの課題は
サイドでボールを持った時にセンタリングを意識してしまっているので、最初にゴールを意識して得点できるように頑張りたいと思います。

FW瀬口七海(スポ1=兵庫・日ノ本学園)
――関カレ開幕5連勝となりましたが、今日の試合を振り返って
点差的には厳しい戦いだったのですが、勝てて良かったです。
――前半ワセダは中々上手くいっていませんでしたが、ベンチからどのように見ていましたか
守られていたので、裏を使えたらいいなと思っていました。
――後半投入されてから攻撃が良くなった印象でしたがいかがでしたか
サイドの裏を使えと言われていたので縦に勝負しようと思っていました。また、トップ下に入った時は裏を狙おうと思ってやっていました。
――今日見えた良かった点悪かった点を教えて下さい
背後には抜けられていたのですが、シュートが全然入らなかったので、もっとちゃんとシュートが入るように頑張りたいです。
――中一日で神奈川大戦がありますがそれに向けて
出られたら点を取れるように頑張ります。









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