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 第26回ユニバーシアード競技大会  8月21日 中国・深セン 宝安区体育場



 120分間の激闘、中国に敗れ銀メダル

センターバックでコンビを組んだ高畑(左)と臼井(右)
 初優勝を目指すユニバーシアード日本女子代表は、強豪・ブラジル女子代表を準決勝でPK戦の末に破って勢いに乗る中国女子代表を相手に決勝戦を戦った。試合は開始直後から地元の大歓声を背に戦う中国に攻め込まれる展開となったが、少ないチャンスをものにした日本が先制。しかし後半にミスから失点してしまい同点とされると試合は延長戦に突入した。延長戦でも苦しい展開となり、延長戦前半終了間際にゴールを許してしまった日本は反撃を試みるも及ばず。悲願の初優勝は成し遂げられなかったが、日本女子代表として2大会連続3度目の準優勝となり銀メダルを獲得して大会を終えた。

 決勝戦までの5試合すべてにスタメン出場を果たしてきている早大勢は決勝戦でも引き続きスターティングメンバーに入った。DF高畑志帆(教4=静岡・藤枝順心)とDF臼井理恵(スポ4=東京・吉祥女子)はセンターバックでコンビを組み、ここまでで8得点をあげ好調を維持するFW大滝麻未(スポ4=神奈川・横須賀シーガルズ)はツートップの一角を担った。試合は前半から中国に攻め込まれ、ピンチの場面を幾度も迎えるが、ディフェンス陣の中核を担う高畑と臼井を中心に体を張って相手の攻撃をはね返し続けた。苦しい試合展開の中で33分、左サイドでDF竹山(日本女子サッカーリーグ・浦和レッズレディース)が相手からボールを奪い、FW中出(日本女子サッカーリーグ・伊賀FCくノ一)にパス。ボールを受けた中出は振り向きざまにシュートを放ち、ゴール左に沈め日本が先制。先制に成功した日本だったが58分、自陣深くでGKのパスをカットされたことを契機に左サイドからクロスを上げられ、最後はヘディングでゴールに叩きこまれた。追いつき勢いづいた中国に対し、大滝がボールを引き出してからのサイドへの展開や、早大に在学するMF岸川(浦和レッズレディース)がコーナーキックから放ったヘディングシュートが枠を捉えるなどチャンスとなる場面もあったが得点には結び付けられず。お互い譲らぬまま試合は延長戦へと突入した。


銀メダルを手にスタンドに笑顔をみせる臼井(左)と大滝(右)
 延長戦、「ラインを上げよう!」と大きな声でディフェンスラインを統率する高畑を中心に粘り強い守備をみせていた日本だったが、104分にミドルシュートがバーに当たった跳ね返りをヘディングで押し込まれて痛恨の失点を喫し1−2に。臼井を前線にあげるパワープレーに出た後がない日本は115分、最終ラインから高畑が放ったロングパスが大滝に代わって途中出場のFW高橋(吉備国際大)に渡るがシュートは惜しくもGK正面。このままスコアは動かず、日本は1−2で敗れた。

 惜しくも初優勝には一歩届かなかったユニバーシアード日本女子代表。しかし、A代表のメンバーも含むという中国女子代表を相手に、大観衆の「加油!(中国語で頑張れの意)」などの大歓声に包まれた厳しいアウェイ環境のスタジアムで試合を経験したことは、選手たちにとってかけがえのない経験となったに違いない。個人としても悔しい結果に終わった前回大会のリベンジを胸にチームの中心として戦った早大勢の3選手は、今週末には早大の一員として関カレ(関東大学女子リーグ戦)開幕戦を戦う。国際大会の経験を糧に、次はインカレ(全日本大学女子選手権)3連覇へ向けた早大の原動力となる。

(記事 松田拓也、カメラ 渡部拓真) 




◆結果
8月11日(木)グループステージ第1戦(対エストニア) ○3−0
8月13日(土)グループステージ第2戦(対ブラジル)  ●1−3
8月15日(月)グループステージ第3戦(対フランス)  ○2−0
※グループCを2勝1敗の勝ち点6で終え、2位でグループステージを通過
8月17日(水)準々決勝(対カナダ)             ○6−0
8月19日(金)準決勝(対フランス)             ○3−2
8月21日(日)決勝(対中国)                 ●1−2
※2大会連続3度目の準優勝

★大会前の3選手の対談記事はこちら!


第26回ユニバーシアード競技大会 決勝
日本 1−0
0−1
0−1
0−0
中国
【得点者】(日)33中出


日本代表・早大選手
位置 背番 名前 前所属 学部学年
DF 臼井理恵 吉祥女子 スポ4
高畑志帆 藤枝順心 教4
FW 大滝麻未 横須賀シーガルズ スポ4








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