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第17回関東女子リーグ戦
7月31日 早大東伏見グラウンド
雪辱の完封勝利で優勝決定!
ゴールを決めガッツポーズを見せる大滝
関東女子リーグ戦第12節で対するは関東学園大。第5節では試合終了間際に許した失点により今季初黒星を喫した因縁の相手だ。なお、ワセダはこの試合で勝利すれば2節を残して2位に勝ち点7差をつけて優勝を決めることが出来る状況にあった。『リベンジを果たし、優勝を決める』と意気込み臨んだこの一戦、攻めては4ゴールを奪い、守っては3試合連続の完封を成し遂げ、最高の形で関東リーグ優勝を決めた。
試合は開始直後に動いた。1分、右サイドの混戦から抜け出たFW八木彩香(スポ3=東京・十文字)がゴール右に沈める。幸先の良い先制点で勢いづいたワセダは11分、DF千葉望愛(スポ2=浦和レッズJr.)がピッチ中央付近で相手のパスをインターセプトし、そこから矢のようなグラウンダーパスをFW大滝麻未(スポ4=神奈川・横須賀シーガルズ)に配給。ワンタッチで前方を向き、前に出ていた相手GKの位置を冷静に見極めた大滝は、GKの頭上を越えるロングシュートを放った。これが決まり2−0。前半はその後もタテに速い攻撃を繰り出すワセダが主導権を握るが、追加点は奪えないまま前半を折り返す。
関東リーグ優勝決定に歓喜する選手たち
そして迎えた後半も、開始直後に動く。45分、大滝がディフェンスラインの裏に飛び出したMF渡井汐莉(スポ2=鹿児島・鳳凰)にスルーパス。GKと一対一の局面となったが、渡井は冷静にゴールに流し込んだ。続く50分、右サイドから敵陣を崩し最後はMF大宮玲央奈(スポ2=浦和レッズJr.)がクロスを上げる。そのボールを受けた大滝は巧みな胸トラップで足元に収め、右足を振り抜いた。放たれた強烈なシュートはゴールネットに突き刺さり、4点のリードに。このゴールで大滝は、今季の関東リーグにおいて通算20ゴールの大台に到達。「個人的にいますごく調子が良い」と語る頼れるエースが、この試合も結果を残した。61分には相手に決定的な場面を与えるがGK鈴木望(スポ3=日テレ・メニーナ)のスーパーセーブで失点を逃れるなど、守備陣も奮闘。試合はそのまま4−0で終了し、3試合連続の完封勝利となった。
この勝利により、ア式蹴球部女子は関東女子リーグ戦での優勝を決め、今季初タイトルを獲得した。試合後にはチーム全員で喜びを分かち合ったが、高畑志帆主将(教4=静岡・藤枝順心)の「まだまだア女にとっては通過点」との言葉通り、チームが目指すものはまだずっと高いところにある。去年は出場を逃した全日本女子選手権への出場と本大会での躍進、そして全日本大学女子選手権(インカレ)での3連覇だ。大きな目標に向け、着実に努力を積み重ねる選手たちの今後の戦いから目が離せない。
(記事 松田拓也、カメラ 千葉太一)
関東女子リーグ戦 後期第5節
早 大
4
2−0
2−0
0
関東学園大
【得点者】
(早)1八木、12、50大滝、45渡井
早大メンバー
位置
背番
名前
前所属
学部学年
GK
1
鈴木望
日テレ・メニーナ
スポ3
DF
2
石田みなみ
常葉学園橘
スポ2
3
千葉望愛
浦和レッズJr.
スポ2
◎6
高畑志帆
藤枝順心
教4
5
臼井理恵
吉祥女子
スポ4
MF
7
谷本晴奈
鳳凰
スポ3
8
菅藤彩子
常盤木学園
社4
→67分
福沢真菜美
室蘭大谷
スポ2
12
大宮玲央奈
浦和レッズJr.
スポ2
17
渡井汐莉
鳳凰
スポ2
→51分
瀬口七海
日ノ本学園
スポ1
-->
FW
11
大滝麻未
横須賀シーガルズ
スポ4
→58分
小林優加
アルビレックス新潟U-18
スポ2
19
八木彩香
十文字
スポ3
※監督は長岡義一監督(昭43商卒)、◎は主将
★関カレ開幕戦は西が丘での早慶戦!
全日本大学女子選手権(インカレ)へつながる関東大学女子リーグ戦(関カレ)の開幕戦が、8月28日(日)、13時から東京・国立西が丘サッカー場にて開催されます。開幕戦の相手は慶大。伝統の早慶戦です。なお、関カレ1部での早慶戦は初となります。是非応援にお越しください!
★U―19日本女子代表候補に瀬口と三田が選出!
8月1日、日本サッカー協会は大阪・J―GREEN堺で行われるU−19日本女子代表候補トレーニングキャンプ(8月15日〜18日)に臨むメンバー22名を発表した。早大からはFW瀬口七海(スポ1=兵庫・日ノ本学園)とGK三田一紗代(社1=京都精華)の2名が選出された。瀬口は6月に行われたアメリカ遠征にも参加し、メンバー入りを続けてきているが、三田は昨年の9月に行われたU―17女子W杯の日本女子代表メンバーに入って以来の代表復帰となる。上位3カ国がFIFA・U―20女子W杯への出場権を得ることが出来るAFC・U―19女子選手権が10月に迫っている中、メンバー入りへのアピールが期待される。
先日行われた2選手の新人対談は
こちら!
◆コメント
高畑主将
――優勝の感想は
なんだかまだ実感がないんですけど、みんなで取れた優勝だと思うので、ここまで頑張ってきた成果が1つタイトルとして結果が残せたことは良かったかなと思います。
――試合前のチームの雰囲気は
前期関学戦で負けているということで、もちろんその借りを返すためにも勝たなくてはいけない試合だったし、きょう勝てば優勝が決まるということで特別な思いで臨んだというのは1つあります。
――試合内容はいかがでしたか
立ち上がりの早い時間に点を取ってくれてそこからいい雰囲気に持っていけたので、前半に2点取れて楽に試合運びができたということで、その点に関しては前回からの反省を生かせたかなと思います。
――センターバックでの出場でしたが何か監督から指示などは
いや、特にこれといった指示はなかったんですけど、木曜日の紅白戦からポジションが変わってたんで、与えられたポジションで頑張るしかないと思うので頑張りました。
――完封した守備について
自分も久しぶりにラインに入ったんですけど、だいぶ個人個人の判断とかも良くなっていて、パスの精度とかもきょうは良かったので、その点に関しては、以前失点が続いていた時よりは改善されてきているなと感じる部分は多かったです。
――関カレが始まります
関東リーグはまだ残り2試合もありますし、まだまだア女にとっては通過点であるので、今後もっともっと高めていかないといけないと思いますし、やっぱり一番大きな目標としてインカレ3連覇というものを置いているので、インカレ3連覇という目標に向かって1試合1試合、1つでも収穫があるようにチーム全員一丸となって、今後も戦っていきたいと思います。
――ユニバに向けて抱負をお願いします
なでしこに続いて世界一を取れるように、そして個人的にはチームの原動力になれるようにまずはスタメンをとって試合で少しでも日本チームに貢献できるように頑張っていきたいと思います。
臼井
――試合の感想を教えて下さい
前期負けていて、同じ大学生に負けたということで、みんな悔しい思いをしていました。気合いを入れて臨んで、早い段階で点を取れたことと無失点で最後まで集中できたことはすごくよかったと思います。
――ご自身のプレーはいかがでしたか
きょうはあまり攻撃参加しなかったんですけど、チームが4点取れているし、無失点なので少しは貢献できたと思います。
――きょうに向けてどのような準備をしましたか
前回関学の寄せが速くて、それに対応できなくてやられたというのがあるので、寄せの速さへの対応と、ディフェンスだったらこういう雨の日の対策です。ちょうど木曜日が雨だったので、大きくクリアーして、繋ぐのか蹴るのか曖昧なディフェンスで相手に取られてしまうことがあったので、はっきりプレーするという意識を持ちました。チームでは、とにかく気合いを入れて勝つと言ってきました。
――新たに課題は見つかりましたか
決めきれないことが多かったのと、後半相手に押されてしまって。最後まで集中できたのはよかったんですけど、時間の使い方だったり、頭の使い方をもうちょっと良くしていきたいです。
大滝
――きょうの試合をふりかえって
前期負けていて今回は大差をつけて勝つと宣言していて、その通りになって良かったです。優勝も決まったので良い流れでユニバに行けると思います。
――前期と比べて
前回は自分達が動けていなくて、相手がすごい良かったというよりは自分達の調子が悪くて負けたと思うので、きょうは自分達のサッカーが出来て良かったです。
――個人の出来は
きょうはキーパーを良く見ることが出来て、チャンスがあったらシュートという形を上手くつくれました。得点も2点とれたので良かったです。
――前半に足を痛める場面がありましたが
まだわからなくて腫れなければいいなというような状況なんですけど、多分大丈夫です。
――2節残しての優勝ということで
こうやって早く優勝を決めることで普段出られない選手達にチャンスを与えることが出来るし、チーム力の向上に繋がると思うのでこの優勝は良い方向に行くかなと思います。
――ユニバに向けて一言
個人的にいますごく調子が良いのでこのまま行くことが出来ればユニバでも点がとれると思うので、頑張って点とって優勝したいと思います!
八木
――試合をふりかえって
昨日の夜から、「絶対に点を決めたい」と思っていたので、得点できてうれしかったです。
――開始0分でした
芝がスリッピーで相手がミスすると思ったので、しつこく追い回しました。GKとの1対1も、冷静に流しこみました。スパイクをおニューにしたから決められたのかも(笑)。
――最近はサイドバックの起用も目立つそうですが
全然ディフェンスできないんですけど(笑)、サイドからドリブルしてセンタリングっていう攻撃参加をたぶん監督は期待しての起用だと思います。1ヶ月半くらいまえに突然なって最初はチームメイトにいじられてたんですけど、毎回DFになってくるとだんだん誰にも触れられなくなって(笑)。
――このままDFになるのかな、という不安は
まあ、ありましたけど・・・(笑)。出られるだけうれしいです。
――できた部分、できなかった部分は
まずは得点できたということ。できなかったのは、運動量。後半になって失速したので、裏走るとかもっとできたら流れ作れたかなと。
――これからは
国体の東京選抜に入れたので、その事前合宿、ワセダの合宿、国体予選と続きますね。
渡井
――優勝決定の感想は
去年と一緒で、早い時期に優勝を決められたってことはリーグ戦として良かったなって思います。トーナメントとはまた違った感じなので、より多く勝ったりとか点を多く入れたりとか、そういう部分が上手く重なってとれた優勝かなって思います。嬉しいです!
――昨季より、大きく試合後にチーム全体で優勝を喜ぶ姿が印象的でした
去年は、あんまり優勝したっていうのはわかってなくて。ことしは、「きょう勝ったら優勝だよね」っていう話をしてて、前期負けた相手だし、絶対に勝とうよっていう雰囲気でした。
――前期に敗れた相手ということで、どのような意気込みで臨みましたか
チームとしては、ディフェンスの選手たちも言ってたんですけど無失点で抑えるっていうのと、この前はアディショナルタイムに失点したので集中力を欠かさないってことと、個人的には、まだ2列目からの飛び出しで点を決めたことがなかったので、それで点をとれて勝てたらなというのはありました。
――その飛び出しが活きたゴールの場面を振り返って
飛び出したら、麻未さん(大滝)だったら出してくれるなと分かってたので、それを信じて走ったのと、監督からずっとそれ(裏への飛び出し)を言われてて、自分がトップ下に変わったのもそこが一番売りだから使っていると思うので、それをやっていった結果ですかね。
――サイドより真ん中でのプレーが好みですか
もともと真ん中の選手なので、サイドよりは真ん中のほうが楽しいです。
――これで公式戦は8月末の関カレまで間が空きます。夏の間どのようなことをやっていきたいですか
ユニバーシアードで3人が抜けても、いままでと同じように戦えないと、チームとしてうまくなっていかないといけないんで、抜けた分もっともっと自分たちは盛り上げて、頑張っていかないといけないと思うし、合宿とかを通じて、フィジカル的にも、コミュニケーション的にも、上げていけたらなと思います。
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