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 JR東日本カップ2011 第85回関東大学リーグ戦 12月4日 東京・駒沢陸上競技場



 インカレ出場ならずも、『有終の美』

終了間際の決勝ゴールを決めた小井土。奥井とともにチーム最多の5本のシュートを放ち、攻撃をけん引した
 全日本大学選手権(インカレ)出場残り1校の枠を勝ち取ったのは慶大だった。ワセダの関東大学リーグ戦(リーグ戦)最終節、流経大戦を迎える前に決まってしまった現実。それでも、ワセダイレブンは下を向かず、「チームとしてどんな状況になったとしても絶対に勝とうというのは決めていた」(MF山中真主将=スポ4、柏レイソルユース)。前半、MF奥井諒(スポ4=大阪・履正社)のゴールで先制すると、後半に入り失点を許すもFW小井土翔(スポ4=ジェフ千葉U−18)の得点で突き放し2−1で勝利。最終節を白星で飾った。

 前半、主導権を握ったのはワセダ。DF菅井順平(スポ3=浦和レッズユース)のオーバーラップから、チャンスを作る。26分に相手選手との接触によりGK赤堀勇太(スポ4=ジュビロ磐田ユース)が負傷交代するアクシデントが起こるが、集中力は切らさず、迎えた33分、待望の先制ゴールが生まれる。MF白井豪(スポ3=東京・三鷹)が相手DFからボールをカットし、ゴール前に走り込んだ奥井へパス。右足で振りぬいたシュートが相手ゴールにつきささる。

今シーズン最後となる円陣を組むワセダイレブン。試合後、下級生の選手たちは山中主将・柿沼副将を始めとする4年生への感謝の言葉を口にしていた
 1−0でリードして迎えた後半、追加点を奪うべく、ワセダは積極的にシュートを放ち続ける。74分にはFK、CKから立て続けにチャンスを与えるも、何とか跳ね返す。しかし79分、FKから痛恨の同点弾を許してしまう。このままでは終われないワセダは85分、ケガで長らくピッチから遠ざかっていた山中主将をピッチへ送り出す。「戻ってきてくれて心強かった」とMF柿沼貴宏副将(教4=大宮アルディージャユース)は語った。キャプテンマークは、柿沼副将の腕から山中主将のもとへ。すると直後の88分、MF島田譲(スポ3=鹿島アントラーズユース)が放ったシュートのこぼれ球を、小井土が押し込み勝ち越しに成功。「何が何でも点を取りたかった」という4年生小井土の執念のゴールで、勝負を決めた。

 これで、22試合に及ぶ長いリーグ戦は幕を閉じた。結果は5位。優勝を目指していたワセダにとって、この結果は満足出来るものではないだろう。インカレ出場枠の4位以内にも入れなかった。今シーズンのワセダは、前半戦を首位で折り返すも、後半戦は勝ちきれない試合が多く順位を下げた。届きそうで届かなかったインカレ出場権。この試合で引退となる4年生は、「来年こそ目標達成を成し遂げてほしい」(山中主将)と後輩にエールを送る。インカレ制覇、リーグ戦優勝という目標、そして「ワセダらしいサッカーをやり続けたい」(白井)というベースは来年も変わらない。ことし達成出来なかった夢は、来年へと託された。
(記事 池田朋美、カメラ 久保沙織) 



第22節
早大 1−0
1−1
流経大
【得点者】33奥井、88小井土、79流経大

早大メンバー
位置 背番 名前 前所属 学部学年
GK 赤堀勇太 ジュビロ磐田Y スポ4
→28分 松澤香輝 流通経済大学付属柏 スポ1
DF 17 三竿雄斗 東京ヴェルディY スポ2
12 山地翔 浦和レッズY 政経3
畑尾大翔 FC東京U−18 スポ3
菅井順平 浦和レッズY スポ3
MF 島田譲 鹿島アントラーズY スポ3
◎7 柿沼貴宏 大宮アルディージャY 教4
10 奥井諒 大阪・履正社 スポ4
→85分 山中真 柏U−18 スポ4
14 白井豪 東京・三鷹 スポ3
→60分 近藤貴司 三菱養和SC・Y 教1
FW 富山貴光 栃木・矢板中央 スポ3
11 小井土翔 千葉U−18 教4
※◎はゲームキャプテン、監督は古賀聡監督(平4教卒=東京・早実)

順位表
チーム 勝点 勝数 分数 負数 得点 失点 得失
専大 42 12 58 28 30
明大 39 11 41 24 17
慶大 37 10 39 31
筑波大 36 10 39 29 10
早大 35 10 30 23
国士大 28 10 27 36 −9
順天大 27 11 32 36 −4
流経大 27 24 37 −13
神大 27 23 38 −15
10 中大 24 10 38 43 −5
11 青学大 22 12 30 43 −13
12 駒大 19 11 25 38 −13
※全日程終了
上位4チームが全日本大学選手権出場
下位2チームは2部リーグへ降格


※映像提供 早稲田大学ア式蹴球部


◆試合後コメント
古賀聡監督(平4教卒=東京・早実)
――慶大の勝利によってインカレへの出場は閉ざされてしまいました
今週のトレーニングの時から、どんな状況であろうと自分たちの強みを出してワセダらしく戦おうという意識は共有していました。もちろん残念な思いもあったんですけど、ちょうどピッチ内アップに入る時に慶大の勝利が決まったんですけど、そこでキャプテンが全員を集めて、こういう状況だけどブレずにワセダらしく戦おうということをみんなに伝えて入ることができたので、モチベーションに影響することなくワセダらしく戦えたと思います。
――きょうの試合を振り返ると
前半から積極的にアクションを起こして素早くゴールに迫るということはできていましたし、守備の部分でも1点目のシーンのように積極的にプレッシャーをかけて前で奪ってゴールに早く迫るという自分たちの強みが出せた素晴らしいゲームだったと思います。
――今季を振り返って。目標であった『WASEDA The 1st』は達成できませんでした
リーグ戦優勝からインカレ優勝につなげていくということを目標に掲げていて、チームとしては各選手とも大きな浮き沈みがなく少しずつですけどコンスタントに試合を重ねるごとに成長していけてたと思います。ただ勝ちきれなかった試合というのが多くて…。負ける気がしないというなかで勝ち切れなかったという試合が多くあって、一瞬の判断だったり最後で決めきれる質の差だったり、そういう勝負強さの追求をトレーニングのなかで我々スタッフが追求しきれなかったという思いがあります。そこには責任を強く感じています。
――来季に向けて今考えていることは
来年どういう体制になるかはわからないですけど、ことしは4年生を中心に『WASEDA The 1st』を成し遂げるための土壌というのを完璧ではないですけど作りあげることができたと思います。これを下級生が受け継いで、さらに土壌を強くして来季こそは『WASEDA The 1st』を追求し続けていきたいと思いますし、この一年は間違いなく来季の『WASEDA The 1st』にもつながる一年だったと確信しています。
――ことしの4年生の印象は
3年生の頃までは正直バラバラというか…(笑)。学年としてのまとまりはそこまでなかったと思うんですけど、個性が強いなかで4年生になって、自分たちで厳しい環境を作っていこうということを一人ひとりが向き合って殻を破ってやってくれたので、下級生に与える影響というのはとても大きかったと思います。3年生から4年生に上がった時はまだ下級生の信頼を得ているとは言い難かったんですけど、最後の段階になったときには下級生から厚い信頼を勝ち得ていましたので、この一年間で人間的な成長を大きく感じられた一年だったと思います。

山中主将 MF山中真主将(スポ4=柏レイソルU−18)
――慶大の勝利によってインカレへの出場は閉ざされてしまいました。その時の心境は
悔しいなとは思いましたけど、どんな状況であれ自分たちの試合に集中してとりあえず流経大に勝つだけというのは自分のなかで決めていたことなので、チームとしてどんな状況になったとしても絶対に勝とうというのは決めていました。悔しい思いはありましたけど、流経大に勝つという気持ちはブレずにやれずに思います。
――きょうの試合を振り返ると
ベンチスタートだったんですけど、最後の試合っていうのも試合前にわかっていました。みんなのプレーを見て、このシーズンを通して積み上げてきたものを発揮しているなというのを感じてすごく頼もしく思いましたし、頑張っている姿を見て、もっとやりたかった、このチームでもう少し長くやりたかったなというのを感じながら見ていました。あとは、同期の柿沼だったり奥井だったり、小井土、赤堀のプレーを見て、同期としてすごく助けられていたなと感じたり、後輩のプレーを見てもすごいたくましくなって成長してきたなと思いながら見ていました。
――交代出場で久しぶりの出場を果たした時の心境は
古賀さんが僕を使ってくれて、その期待に応えたいなと思っていました。古賀さんにはとてもお世話になってきて、一番感謝したい人なので、その人のためにも与えられた時間のなかで自分ができるプレーを精一杯やろうと心がけていました。インカレには出れないですけど、残された時間でよりアグレッシブにプレーして、チームとして戦っている姿をみんなの目に焼き付けようと思っていました。みんな集中を切らさずに戦っていたので、そういう意味ではピッチに立てて楽しかったです。監督に感謝したいですね。
――ことし一年間キャプテンとしてチームを引っ張ってきました
キャプテンっていうのはピッチの上で誰よりもチームの力になって、ピッチの中でチームを引っ張って鼓舞できて、勝利のために一番戦える選手のような人がふさわしいと自分のなかで思っていたので、自分はケガも何度かしてなかなかピッチに立つことができなくて、ピッチの外から厳しいことを求めたりだとか要求することもあったりして、そういう面では申し訳ないなということを日々思っていました。そういう状況でもみんなは嫌な顔一つせずに、そういう厳しい言葉も受け入れてくれましたし、自分がいなくても柿沼副将だったり他の4年がチームを引っ張ってくれて本当に心強かったですし、後輩たちも後輩だから遠慮するのではなくて、チームの一員として何が必要なのかということを積極的に意見できるような後輩たちでした。本当に、周りの選手に恵まれたなというのは日々感じていました。それだけに、ピッチに立ってチームに貢献したかったですけど…。そこが一番悔しいです。来年はおそらく畑尾を中心にチームが進んでいって、あいつが圧倒的なリーターシップで引っ張っていってくれると思うので、来年こそ目標達成を成し遂げてほしいなと思います。
――後輩に期待することは
ことし僕自身がチームの先頭に立って引っ張ってきて、みんなすごくいい選手だな、いいやつらばっかりだなというのは感じました。いいチームにはなったと思うんですけど、いいチームではいけないと思うので、そこから強いチームに変化していってほしいなと思います。一人ひとりの積み上げてきたベースであったり、オンザピッチでもオフザピッチのところでも自分たちの土壌から変えていこうという姿勢はみんな持てていて、いいチームにはなったと思うので、そこから目標を達成するために強いチームにならなければと思うので、オンザピッチの部分でさらに力を使ってもらって、強いチームになっていってほしいなと思います。
――ア式蹴球部の4年間で学んだことは
古賀さんが監督に来てから、学生主体でやっていくというチームのテーマがありました。サッカーだけではなくてピッチ外のところから自分たちに厳しくする環境作りをして、自分たちの目標達成のために一から作りあげていくということは大学サッカーで経験できた一番大きなことかなと思います。みんながチームのことを考えるようになってチームのために何が必要なのか、何をすべきなのかというようなことを考えられる集団になっていったので、大学サッカーをやって僕自身も自分のことだけではなくて、少しは周りを見て周りに気を遣えるようになったかなと思うので、そこはア式蹴球部に入って成長できた部分だと思います。
――今後の進路は
今まではア式でインカレに出て日本一になるという目標を持ってやってきたので、これからのことはじっくり考えて悩んで決めていきたいと思います。

柿沼副将 MF柿沼貴宏副将(教4=大宮アルディージャユース)
――慶大の試合を受けて、どんな気持ちで試合に挑みましたか
どんな結果になろうと自分の中では受け入れる準備はしていたので、慶大が勝とうが心境の変化はなく準備ができたかなと思います。
――アップ中に涙を見せる選手もいましたが
アップに入る前に真から集るように言われて、まぁ泣く選手もいましたけど、今まで積み重ねたことを発揮するだけっていうことを再確認したんで。いつも通りの感じではできたと思います。
――前半から全員気持ちの入ったプレーでした。試合を振り返って
流経大はゴールキックにしろ繋いでくるチームだっていうのはわかっていて、そこの繋ぎの面でもあまり上手くないっていうスカウティングの情報があったんでそれをやらせないために前線からプレッシャーをかけるっていうのは全員の共通意識としてあったんでそれを意識して前半は表現できたかなと思います。
――きょうは積極的に前線に絡んでいかれている印象を受けました
特別意識はしてなかったですけど、プレッシャーをかけるっていう共通意識があったんで前にいたのかなってのはありますけど。最終節だからといって前めにとかいうことはなくいつも通りのプレーをしました。
――山中主将の復帰について
彼自身が一番悔しかったと思うんですけど、あいつがピッチに立つのと立たないとのではすごい差があるのできょうは戻ってきてくれて心強かったです。けど、もっと早くからあいつがピッチに戻っていれば何かが変わったかもしれないとは思ったりしますね、今悔いてもしょうがないんですけど。
――ユニフォームの下に6番のユニフォームを着ていたんですね
きょうに限らずいつもチームのために、組織のために何ができるかを考えてくれていて感謝の気持ちじゃないですけど一緒に戦うって気持ちで。点決めたらあれを見せようと思ってたんですけど、まぁ個人の結果がついてこなくて残念です。
――改めて、この四年間を振り返って
あっという間、本当に早いなって気がします。Iリーグも経験して多くの人と関われたんで学ぶことは多かったかなと思います。
――副将を務めた感想はいかがですか
真に頼りすぎた部分ってのがあったんであいつの力になれなかったっていうのがありますけど。ピッチの中では後輩に背中で見せるじゃないですけど何か感じてもらえたかなと思います。
――取材を通して怪我が少ないなと感じました。特別に気をつけていたことはありましたか
怪我が少ないわけではないんですけど、去年も一昨年も一年に一回は筋肉系の怪我をしていたので最後の年はそれは避けたいと思っていました。練習の一時間前とかにはケアルームに行ってケアしてもらって、そこは細心の注意ははらっていました。けど今年一節怪我で自分が抜けてしまった試合があったのでまだまだ甘さがあったのかなと思います。
――後輩へのメッセージ
昨年に引き続き古賀さんが監督を務めてきましたけど、古賀さんが作ってきた土壌っていうのが二年目にして真を中心に確固たるものになってきたと思うので、来年は今年をバネに、良い経験ができたと思うので、厳しい環境を作って頑張ってほしいと思います。
――最後に、ワセダへの思いをお願いします
ワセダに入って、本当に多くの人がア式に関わってくれてると四年目にして改めて実感しました。組織支援者の方に感謝の気持ちを表すには結果で示さなきゃいけなくてそれが今年はできなかったので申し訳ない気持ちですけど、自分たちの遠征費とかもOBの方達がだしてくれていてサッカーに集中できる環境を作ってくれていて感謝の気持ちで一杯です。

赤堀 GK赤堀勇太(スポ4=ジュビロ磐田ユース)
――4年間で最後のリーグ戦でしたが
インカレにでれるようにと思っていたのですが、試合前にだめになってしまって。でもやることは変わらないので、勝てるように頑張ろうという気持ちでのぞみました。
――きょうの試合を振り返って
インカレにはとどきませんでしたが、みんな気落ちすることなく、勝つためにベンチもスタンドもみんなで全力をつくしました。勝ててよかったと思います。
――この1年を振り返って
ことしはリーグ戦でも上位にいてインカレを目指していたので、そんな緊張感のあるなかでプレーできたのはよかったです。今年はでてる4年生が少なかったので、責任感ができたかなと。試合で精神的にも鍛えられて、人間としても大きくなれたかなっていう感じがあります。来年、下の代では日本一になってほしいなと思います。


奥井 MF奥井諒(スポ4=大阪・履正社)
――きょうの試合を振り返って
先週の試合が終わった時点で前の試合がどうなろうと2点差をつけて勝つことをノルマにしていました。試合前にインカレに出られないことは分かっていましたが誰も気を抜かずにプレーできたからこそ勝てたと思います。ただ、2点差をつけられなかったことは、自分たちの実力不足だし、だからこそインカレにも届かなかったと思っています。
――1点目は相手のスキを突いて決めたナイスゴールでした
その前に決定的な場面で何回も外していたので、そこをしっかり決めたかったですし、もっと点は取れたと思います。
――後半にもやはりあと一歩という場面が多くありました
そういう所もやはり決めなければならなかったですし、これから行く世界は惜しいでは評価されない場所になります。決めるか決めないか、という場面で結果を残せる選手になりたいですね。
――今シーズン全体を振り返って
怪我で出られない試合が多かった上に、後期もなかなか調子が上がらず苦しいシーズンでした。ですが、信頼して使ってくれた監督や、一緒にプレーしたチームメイトには感謝したいです。あとは勝てる試合を引き分けてしまったり、引き分けられる試合に負けてしまったりと、勿体無い試合が多かったです。まだまだ実力不足だということを実感しました。
――最後にこれからのワセダというチームに向けても一言お願いします
優勝争いに加わることができたことは、これからの戦いの中で必ずプラスになると思います。常に優勝を争って欲しいですし、ワセダというチームはそうあるべきだと思っています。それだけの環境や、チームとしての土壌はできていると信じているので、結果に結びつけて欲しいです。

小井土 FW小井土翔(教4=ジェフ千葉U−18)
――最後の試合となりましたがきょうの試合を振り返って
本当に残念っちゃ残念ですけど、でもまあ自分たちの力は出せたと思うし、その上で次のステージにいけなかったのは自分たちの力不足ってだけだと思うので、それは真摯に受け止めます。でも来年のチームはいけると思うので、今季の糧を活かして来年頑張ってほしいです。
――得点シーンを振り返って
全然覚えていないです(笑)それまですごい外していたのと、あとは敗退することが決まっていたので、何が何でも点を取りたいなって思っていたところで自分のところにボールが転がってきてくれたので、詰めて、まあ自分らしいシュートでよかったなって思います。
――他にも何本も惜しいシュートがありました
そうですね、まあ決められないのも自分の力不足だなって実感しました。
――では、4年間を振り返って。引退してみて率直な感想は
本当に実感が沸かないので寂しさとかも正直今はわからないです。
――1番印象に残っている試合は1番印象に残っている試合は
やっぱり総理大臣杯で負けた試合は…すごい印象に残っています。自分がPKを外してしまったので、そういう意味で個人的にも本当に悔しい試合だったし、あの大会で優勝することがチームとしての目標の1つだったのですごく悔しい試合でした。
――そこから変わったことは
そこから1ヶ月〜2ヶ月間、自分はコンディションが悪くなってしまって、本当に苦しい1、2ヶ月を過ごしました。そういった中でチームのみんな頑張っていたし、みんなのそういう姿勢を見て自分も頑張ろうって強く思いました。
――ア式に入って良かったですか
本当に良かったと思います。いろんな奴らにも会えたし、こういう環境も他にはないと思うので、よかったなって思います。
――ご自身のサッカー人生も終わってしまいます
15、6年やり続けてきてサッカーから学んだことは本当に多いです。つらいこともたくさん経験したけど、やめずにここまでやり続けたっていうのは本当にこのスポーツが好きだからだと思います。監督であれ草サッカーであれなんであれ、どんな形でも今後もサッカーには携わっていきたいと思います。
――最後に後輩へのメッセージをお願いします
自分たちができなかったことを達成してほしいです。それは可能なことだと後輩たちを見ていると思うので、自分たちを超えてほしいなって思います。

MF島田譲(スポ3=鹿島アントラーズユース)
――慶大の勝利により、インカレ出場の可能性はなくなっていましたが、どういった気持ちで試合に臨みましたか
慶大が勝っても負けてもやることは変わらないと思って臨もうとしていたんですけど、やっぱりインカレ出場がなくなったということでチームの雰囲気も落ち込みぎみでした。けど、真くん(山中主将)がみんなを集めて話をしてくれて、最後の試合をしっかり戦おうってチームがまとまって、それでいい試合ができたと思います。
――試合を振り返って。得点以上に数多くのチャンスを生み出していました
そうですね。相手が低い位置からボールをつないでくることは分かっていたので、どんどん前からプレッシャーを掛けて高い位置で奪ってというかたちで1点目も取れたので、うちのかたちが出せて良かったと思います。
――島田選手にとって、きょうで引退する4年生はどういった存在でしたか
真くんなんかは、自身が試合に出られない中でもチームのことを考えて、チームのために自分が犠牲になってというか…。いろいろやってくれたので、真くんには本当に感謝しています。4年生みんなも、日本一を目指していく中で厳しい環境をつくりながら頑張ってくれたので、インカレにいけなかったのが申し訳ないです。
――最後の試合で、山中主将と一緒にプレーすることもできました
真くんは昨季からずっと試合に出ていて、今季は一緒にボランチを組みたいと思っていたんですけど、そういう意味では最後に一緒にやれたのは嬉しいですね。
――最後に、今季全体を振り返って
チームとしてやることがはっきりしていた一年だったかなと思います。みんなが上を目指してやっていたし、厳しい環境の中で自分たちで高めあってやっていこうと4年生を中心にまとまった本当にいいチームだったので。結果は出なかったですけど、来季につながると思います。最後も良かったですし。

MF白井豪(スポ3=東京・三鷹)
――慶大の勝利でインカレ出場が断たれた中での試合でした
試合前に慶大の結果に関係なく自分たちが1年間やってきたことを全部出すだけだという話はしていたので、気にせず試合に入れたと思います。
――きょうの試合を振り返って
結果にこだわっていたので、勝ち切れたのは良いことだと思います。チームとしてまとまれたという実感が自分たちの中にあったので、それを表現出来て良かったです。
――前半良い攻撃の形が作り出せていました
自分は90分を気にせず、最初から飛ばしていこうと決めていたので、前半はすごく積極的にいって、それがうまく得点にもつながったので良かったです。
――アシストシーンを振り返って
相手が自陣でつなげることは分かっていたので、前から積極的にプレッシャーをかけてボールを奪おうとは思っていました。それがうまく出来たので、あとはいーにょ(奥井)に合わせるだけでした。
――今シーズンを振り返って
今シーズンはチームとして苦しい状況もありましたが、自分たちのサッカーを信じ続けることが出来たと思います。インカレに行けなかったことは本当に残念ですが、自分たちのサッカーに悔いはないです。
――来シーズンに向けて
また来年からはポジションがどこになるか分からないですが、どんな状況になっても、ワセダらしいサッカーをやり続けたいです。来年は関東リーグ制覇、インカレ優勝をしたいので、シーズン前から良いチーム作りをしていきたいです。

DF菅井順平(スポ3=浦和レッズユース)
――慶大の勝利でインカレ出場が断たれた中での試合でした
現実は厳しいもので、決まってしまったものは仕方ないです。きょうの試合に勝つことを目標にこの1週間練習してきたので。
――きょうの試合を振り返って
ワセダらしいサッカーが出来たんじゃないかなと思います。流経大もそれほど手強くはなかったですし、もっと楽な試合にも出来たと思います。最後、自分たちの力で勝利出来て良かったです。
――追いつかれてから勝ち越す展開でした
前半のうちから試合を決められるようなゲーム展開だったと思います。今シーズンは前半で試合を決められるような試合が何度もあったので、そこが課題だったと思います。
――ご自身も良いクロスが何度かありました
毎試合攻撃に絡もうとはしていますし、きょうは相手のサイドバックのDFも緩かったので積極的に行きました。得点に絡めなかったのでまだまだだと思います。
――失点シーンについて
完全にハンドだと思います(笑)。必ず取り返せると思ってプレーしました。
――今シーズンを振り返って
チームとしては、本当に良いチームだったと思っています。主将と副将どちらも素晴らしく、2人には本当に感謝しています。これで終わりだっていうのが考えられなくて、すごく寂しいです。
――来シーズンに向けて
来年は最終学年なので、悔いのないようにやりたいです。きょうからまたスタートなので、必ず来年日本一になりたいです。

FW富山貴光(スポ3=栃木・矢板中央)
――きょうの試合を振り返って
先に慶應が勝ったのでインカレ出場がなくなってしまったんですけど、4年生が最後の試合ということで勝って終わりたかったので結果は良かったと思います。
――個人の出来は
全然良くなかったですけど、球際の場面では絶対手を抜いてはいけないと思っていたのでそういう所は出来ていたと思います。これからも更にレベルアップ出来るようにやっていきたいと思います。
――今シーズンを振り返って
凄く不甲斐ないシーズンで中々結果が出せず4年生をここで終わらせてしまったので申し訳ないです。来年はこの雪辱を果たせるように頑張りたいです。来年は最高学年になるので気持ちを引き締めてやっていきたいと思います。
――4年生への思い
チームのことを良く考えて雰囲気作り等色々行動してチームの土壌をつくってくれたので来年は自分達がそれをしっかり受け継いで更にア式蹴球部がよくなるようにやっていきたいと思います。
――来期に向けて
日本一という目標は変わらないと思うし、リーグ戦で負けるのは嫌なので一戦一戦大事に戦って最後に笑って終われるように頑張りたいと思います。

DF畑尾大翔(スポ3=FC東京U−18)
――試合を振り返って
自分達の試合の前に、あのように(慶大が筑波大に勝ったことによって)最後のインカレ出場枠が慶大に決まってしまって、気持ち的には難しい試合になってしまいましたが、(山中)真くんも「しっかりやることをやろう」ということを言っていましたし、気持ちを切り替えて最終節を勝利で締めくくることができたのは良かったです。
――同点に追いつかれてしまいましたが、しっかり勝ち越せましたね
そうですね。流経大にとっては最初から消化試合のようなものでしたし、逆に自分達は「前の試合がどんな結果であれ、今まで積み上げてきたことをしっかり発揮しよう」という気持ちを共有していましたし、それをしっかりピッチ上で表現できたから勝ち越せたのだと思います。
――今シーズンを振り返って
前期は首位で折り返しましたが、最終的に4位にも入れなければ何も意味は無いです。今シーズンは、本当にひとつ、ふたつの勝ち点に泣かされました。振り返ってみると、勝てるゲームを落としたというケースが何試合かありました。上に行くために、来年はそういうところを改善していきたいですね。
――来シーズンに向けて
古賀監督2年目で、去年は岡根(直哉=平23スポ卒、現J1清水エスパルス)さんや野田(明弘=平23スポ卒、現J2FC岐阜)さん、ことしは真くんやカキ(柿沼)くんが本当にいい土台を築いてくれました。あとは自分達が結果を出すだけだと思っているので、この2年間やってきたことをベースに「日本一」を目指してやっていきます。
――4年生と一緒に戦うのはきょうが最後となりました
3年間一緒にやってきたのでやっぱり思い入れは深いですね。特にカキくんにはピッチ外でも仲良くしてもらっていましたし、一緒に1月5日に国立で笑って終わりたかったのですが・・・。自分達のミスもあり、申し訳ないという気持ちがあるのでこの悔しさをバネに来年は頑張りたいと思います。

DF山地翔(政経3=浦和レッズユース)
――インカレ出場の可能性のなくなった試合となってしまいましたが、試合を振り返って
インカレの望みがなくなってきょうが引退試合になってしまうということで、4年生のみんなは落胆というか悔しい気持ちがあったと思うんですけど、それを押し殺して自分たちのやることをやろう、やってきたことをやろうという雰囲気を作ってくれました。悔しかったと思うんですけど表に出さずに、真くん(山中)と柿くん(柿沼)を中心に4年生全員が声を出してみんなを鼓舞してくれたので、自分たちが今までやってきたことをやろうという感じで試合に入れました。
――結果は2−1の勝利でした
慶大が仮に引き分けた場合には2点差以上の勝利が必要だったので、今週は2点差以上つけて勝つことを目標にやってきました。ハーフタイムにも古賀監督から「2点差以上つけて勝つという目標は達成しよう」と言われて、みんなで共有してそれに向けて戦っていたんですけど、(点を)取られちゃって流れを持っていかれそうなところを、しっかり最後小井土くんが点を取ってくれて持ち直せました。最後の試合になっちゃった4年生にとって、最後勝利で終われたっていうのはひとつ良かったかなと思います。
――失点シーンを振り返って
深い位置からのフリーキックで変化をつけてきて、いいボールが入ってきた中でこっちが少しボールウォッチャーになってしまって失点してしまいました。次からというか来年は本当にああいう失点はなくしたいですし、今季ここ何試合かはずっと失点してしまっていたので、セットプレーでやられなかったりとかそういう部分を修正して、来年はもっと失点の少ないチームにできればいいなと思います。
――ではご自身の来季の目標は
今季試合に結構出させてもらった中で、ヘディングとか通用する部分もあったんですけど、それでも負けてしまうときもあったので、ヘディングだけでは負けないように、来年はもっとチームに貢献できるように1対1とかヘディングでは絶対に負けないようなディフェンダーになりたいと思います。

DF三竿雄斗(スポ2=東京ヴェルディユース)
――インカレへの望みが試合前に断たれてしまいました
僕自身はこういう経験は初めてで結構複雑だったんですけれど、それよりも勝つことだけに集中して試合に臨みました。
――きょうのご自身のプレーを振り返ってください
きょうで4年生は最後だったし、失うものはないのでとにかく思い切ってプレーしました。得点にからむことはできなかったんですけれど、なんとか勝てて良かったです。
――三竿選手自身は主力として試合に出場しましたが、ことし一年間を振り返ってください
一年間試合に出させていただきましたが、自分自身まだまだ力不足でチームに迷惑かけたこともあったので、もっと自分ができれば上の順位に行けたと思うし、そこは来年再来年につなげていきたいですね。
――収穫と課題があれば聞かせて下さい
収穫は関東1部リーグで自分でも攻撃や技術は通用すると思いましたが、逆に足りない部分はフィジカルの面や1対1のディフェンスだと思うので、それを来年につなげていきたいです。
――リーグ戦5位という結果については
日本一を目指して一年間やってきたんですけれど、関東5位は本当に残念で仕方ないですね。
――最後に、来年のチーム、個人の目標についてそれぞれお願いします
チームの利益を最大限重視するという基盤を4年生はつくってくれたので、それをむだにしないためにもいまの4年生のために絶対日本一になりたいです。個人ではベストイレブンに選べれるように頑張りたいです。

GK松澤香輝(スポ1=千葉・流通経済大学付属柏)
――突然の交代出場でしたが、準備は
昨日から、阿部(雄太、人2=千葉・渋谷教育幕張)くんが「あした出るかもしれないぞ」と言ってくれてましたし、きょうの試合前にもトレーナーの人が「堀くん(赤堀)が怪我して出るかもしれないよ」と言ってくれていたので心の準備はできていました。堀くんが怪我したときも、すんなり入ることが出来ました。
――きょう、プレーで心がけたことは
最初は、はっきりしたプレーをするイメージがあって。自分の緊張を緩めるためにも、リスクを負わないではっきりしたプレーをしようと考えていたので、そこはよかったと思います。
――実際に試合に入ってみて感じたことは
相手が流経だったこともあり、個人的に思い入れがあって。大学にそのまま上がらずに、ワセダでプレーしているので。高校のときの悔しい思いをピッチで表現出来ればいいなと思って、正直流経にも勝ちたいという思いがありました。勝てて良かったです。
――今季を振り返って
いい4年生がいたので、そんな4年生のプレーを練習からみながら学んでいって、盗めるようにしていこうと思っていました。キャプテンの真くん(山中)が人間としても選手としても偉大な存在だったので、そういう人たちの良いところをずっと見てきて、チームとしても真面目にやっていこうとしていたので、いい1年間になったかなと思います。
――今季得たことを来季にどのように活かしていきたいですか
結果的には、関東リーグと定期戦含め慶大には一度も勝てていなかったので、来季は慶大には絶対勝ちたいと思っています。年間でも一度は勝ちたいと思っていることと、堀くんが抜けて、多分自分が試合に出る機会が増えると思うので、試合に出て関東リーグで優勝して、インカレで優勝するという目標を達成したいと思います。







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