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JR東日本カップ2008 第82回関東大学リーグ戦
4月29日 東京・多摩市立陸上競技場
連勝ストップ。国士大との上位対決に力負け
筑波大を逆転で下し、3連勝を飾った早大。「形が見えてきた」と今井監督が言うように攻撃に厚みが生まれ、順位も3位に浮上した。今節の相手は中盤にタレントが揃い、ここまでリーグ戦無敗で好調をキープする国士大。さらなる上昇気流に乗るためには絶好の機会だったが、試合を終始支配され0ー1で敗れた。
開始早々から国士大の個人技に対応が遅れる場面が目立つ。何度もバイタルエリアでFKを与え、ピンチを招くものの、相手のキックミスにも助けられる。早大も中野大のチャンスメイクから攻撃のリズムに変化をつけようとするが、なかなかチャンスを作り出すことができない。そんな中、国士大の速い攻撃にプレスをかけ切れず、早大は強烈なミドルシュートをたたき込まれ先制を許す。
後半になっても試合の形相は変わらない。リードしても手を緩めない国士大の前からのプレスに早大はパスミスを繰り返し、次第に前にけり込むだけの単調な攻撃になる。攻撃の閉塞感を打破すべく、松本怜、中野遼、中川翔を立て続けに投入。するとスルーパスに松本怜が鋭く反応し相手を揺さ振ると、中野遼の正確なキック、中川翔の果敢な飛び出しで相手を崩しにかかる。だがあと一歩のところでズレが生じ、国士大の巧みな試合運びの前に最後まで相手ゴールをこじ開けることができなかった。
前期リーグ戦も折り返し地点。昨季からメンバーが大きく入れ替わりながらも上位争いを繰り広げていることは、「上から下まで差はない」(今井監督)今季のリーグ戦において、ある程度の満足できるものだ。しかし残り試合は昨季ともに優勝を争った名門ばかり。ここから本当の力が試される。
(青木 現)
第6節
早大
0
0−1
0−0
1
国士大
【得点者】
(早)--
順位表
順
チーム
勝点
勝数
分数
負数
得点
失点
得失
1
国士大
16
5
1
0
9
3
6
2
流経大
13
4
1
1
12
7
5
3
早大
10
3
1
2
9
7
2
4
中大
9
2
3
1
14
8
6
5
駒大
9
3
0
3
12
11
1
6
筑波大
9
3
0
3
16
18
−2
7
明大
8
2
2
1
11
10
1
8
専大
8
2
2
2
8
7
1
9
神大
6
1
3
2
5
6
−1
10
順大
4
1
1
4
7
11
−4
11
法大
4
1
1
4
8
14
−6
12
東学大
4
1
1
4
5
14
−9
※第6節終了時
早大メンバー
位置
背番
名前
前所属
学部学年
GK
36
河野毅
大分トリニータU18
社3
DF
4
中川裕平
四日市中央工
社3
13
岡根直哉
初芝橋本
スポ2
26
小川諒
柏レイソルU18
スポ2
29
宮本章宏
近大付和歌山
一文3
MF
◎2
塗師亮
東京ヴェルディY
スポ4
→71分
中野遼太郎
FC東京U18
スポ2
6
松本征也
浜名
スポ4
25
寺島尚彦
暁星
文構2
→79分
中川翔平
国見
スポ3
14
中野大輔
桐蔭学園
スポ3
FW
9
反町一輝
前橋育英
スポ3
22
皆川翔太
東京ヴェルディY
スポ2
→66分
松本怜
青森山田
スポ3
※◎は主将、監督は今井敏明監督(昭52社卒)
◆コメント
今井監督
(上位争いをしている国士大との試合でしたが)やはり国士大は順位通り力がありました。それが1−0というスコアにあらわれました。(相手は中盤に好タレントを揃えていました)中盤で試合を支配することが大事だと思っていました。個々の技術は非常に高い相手でした。(中盤を抑えるために塗師選手と松本征選手を中盤に)そうですね。ただ相手の方がその部分で流れの中でしっかり上下に絡んでいたので、やはりそこでの分厚さが相手にはありました。(2トップの距離感は良かったんじゃないですか)二人が絡むといいチャンスになりますね。そこに中盤の選手がもっと前に絡んでいかなければならないと思います。(松本怜選手をFWで起用されましたが)相手のラインを突破するために、どんどん彼のスピードを生かして裏のスペースをつければと思っていました。(パワープレーも国士大の高さと巧さが目立ちました)彼らは決して高いわけではないのですが、最後の崩しの部分での技術なりがうちは甘かったです。そういうところが本当の力だと思いました。きょうはうまくいけば引き分けられたかもしれないのですが、ここの差が勝敗を分けたのかなと。(前期リーグ戦も折り返し地点です)今季は上から下まで差がないと思うので、1戦1戦が本当に気が抜けない試合なので次戦も全力でいきたいです。
塗師主将
(3連勝後の負けですが)グラウンドが悪くて、うまくつなげずリズムができなかったです。(前節の筑波大に続き、国士大も中盤にうまい選手が多かったが)うまい相手に対して距離をとりすぎてしまって。もっと寄せて、相手を挟むプレーをするべきでした。(前節から修正できなかった部分ですか)修正できなかったというか、それはみんなの意識の問題で、味方を助けるという意識を持たなきゃいけないです。まだみんな自分のことで精一杯な部分があるので、チームのためにプレーできれば良くなると思います。もっとコミュニケーションとって、自分のことだけじゃなく相手の思うところを聞いてっていうところからやっていきます。(前期リーグ戦も折り返し地点です)まだまだこれからなので、みんなで同じ方向に向かっていきたい。(残りはどういう風に戦いましょう)ワセダらしく楽しくやっていきたいです。
中野大
(攻撃のリズムを作ってたと思いますがご自身の調子は)前半はまあまあだったんですけど、後半はチームがロングボールも多くてあんま攻撃のリズムが作れなかったです。でも最近監督にも使ってもらえてるので、結果を出せるように頑張りたいと思います。(連勝ストップしてしまいましたが、チームとしてきょうの試合は)監督が言ってたんですが、試合は相手がいていい時もあれば悪い時もあるから下を向かずに次頑張ろうと。(敗因は)ワセダのポゼッションが向こうに消されたし、逆に国士舘の特長のドリブルを出させちゃったことです。(前期リーグ折り返しましたがここまで振り返って)スタートは良くなかったですが3連勝できたりして、まあ去年と比較されたらあれですが、いっぱい上手い選手がいて、結果としてワセダは上の方にいるので残りも優勝目指して頑張っていきたいと思 います。(次は中大戦)1週間あるので今日の課題を改善してチームで頑張ります。
反町
(振り返っていかがでしたか)自分が前線でタメをつくれたらもっと攻撃が上手くいったのになと悔しい思いはありました。(前線で動いてボールを受けていたように見えましたが)前半はある程度できたんですけど、後半に入ってからつなげなくなったってのもあって起点になれなかったのが悔しいです。(ペナルティーエリア付近でも細かくつないで崩していく意識が高かったのでは)やっぱり(中野)大輔が上手くてボール持てるんで。大輔がつなげるから、密集したところでもつないでいく崩し方ができます。(後半に松本怜選手が入るとDFの裏への選択肢ができた)スピードのある怜を使うことで、自分がつぶれて怜が裏に抜けてくれるからやりやすかったですね。(試合は笛でよく試合が止まりました。難しかったのでは)そうですね。ただ、逆にあれ(判定)を利用できるくらいにしたかったです。(次も連戦となりますが)コンディションはきついけど、しっかり勝ってチームに勢いをつけていきたいです。
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