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 全日本大学選手権 12月22日 三重・東員町スポーツ公園陸上競技場



 ワセダらしさ出せずも完封勝利

スタメン出場した岩田。ファールで幻となったが、強烈なミドルシュートもみせた  予選リーグ第2戦となった静岡大戦、点数で見れば3−0の快勝だが、「勝ちはしたけど、内容は悪かった」(兵藤主将)。いい時間に先制をしたもののなかなかペースを握れず、思うような展開をできなかった点を課題に残した。

 「守備の安定を考えて」(大榎監督)鈴木修を右サイドにおき、岩田をボランチにおく布陣でスタート。足元でボールをキープでき、柔らかなパスを供給できる鈴木修が前線にいることで、試合開始から果敢にシュートを狙っていった。そして先制は前半16分、スローインを渡邉がヘッドで浮かせ、島村が合わせてゴール左隅に流し込んだ。第1戦とは逆に、いい時間帯に先制できたことで動きは目に見えてよくなっていった。しかしその後は得点機に決めきれず、逆にロングボールから裏へ抜けられて失点の危機を何度か迎えた。段々と受け手に回るようになり、勢いが消えかけた。

 後半、攻撃への意識を強め、勢いを取り戻そうとしたワセダが立て続けに得点する。後半10分に中野遼から右側にいた鈴木修へボールが回り、正確なクロスにヘッドで兵藤主将が合わせてゴール。続く10分にはロングボールを島村がヘッドで繋ぎ、ピタリと渡邉に渡ってネットを揺らす。怒涛の攻撃を見せ、勢いを殺さないように後半14分に松本怜、前田亮を投入するも、静岡大にファールが多くプレーが途切れることが多くなる。そしてそのまま試合は終了、得点では快勝したが、ワセダらしいプレーを終盤みることはなかった。

 これで早大は予選リーグ2勝とし、第3戦の最終戦を残すのみとなった。相手の桃山学院大も2勝中で、最終戦の結果が本戦出場に大きく関るため「最終戦が消化試合みたいにならなかったから、また集中して挑める」(大榎監督)。得失点差で勝っている早大が有利であることには間違いないが、決して負けることがあってはいけない一戦となる。

(菊地梨絵子) 


予選グループリーグ
早 大 1−0
2−0
静岡大
【得点者】(早)16島村、53兵藤、55渡邉


早大メンバー
位置 背番 名前 出身校 学部学年
GK 伊藤拓真 前橋育英 スポ3
DF 23 中川裕平 四日市中央工 社2
金守貴紀 四日市中央工 社4
横山知伸 帝京 スポ4
藤森渉 早実 教4
MF 鈴木修人 市立船橋 スポ4
30 中野遼太郎 FC東京U18 スポ1
15 岩田啓佑 川崎フロンターレY 教3
→59分 松本怜 青森山田 スポ2
◎10 兵藤慎剛 国見 スポ4
FW 渡邉千真 国見 スポ3
→82分 反町一輝 前橋育英 スポ2
11 島村毅 早実 スポ4
→59分 前田亮 都立駒場 教4
※◎は主将、監督は大榎克己監督(昭63教卒)


◆コメント
大榎監督
(きょうはボランチに岩田選手をおいて鈴木修選手を右サイドに)守備の安定を考えてのことです。ただ鈴木もガンガン攻めていく選手ではないので、時間によっては攻撃できずに受けてしまった。だから松本怜をいれてテンポアップした。(ゲームプランは)静岡大が長いボールをけってくるから、その次のボールをしっかり拾って、攻めていけるようにと。それがうまくいってない時間帯は危ない展開になってしまったね。(セカンドをとりにいく意識は前の試合より強かった)前よりはよかった。長いボールに頼りすぎた部分もあるけど。(効果的ではないロングボールもいくつか)そのロングボールが起点になってというのはなかったね。(予選リーグ最終戦は全勝同士で桃山学院大とになります)桃山学院の試合見てる感じでも前半は0−1で負けていたのに後半ひっくり返して勝っていたからね、実力があるチーム。(最終戦の勝敗で本戦にいけるかが決まりますね)まぁ得失点でワセダが勝っているから引き分けでもいけるけど、そこでの戦いが本戦にも繋がると思うから勝ちにいきます。最終戦が消化試合みたいにならなかったから、また集中して挑めることはとてもいいことです。ですもんね)コンパクトさが必要になるでしょう。

兵藤
きょうは前からのプレスをうまくはずせなくて、自分たちのサッカーができなかった時間帯もあって、そういう部分では勝ちはしたけど、内容は悪かったと思います。(相手の当たり強かったですね)すぐにファールをとるレフリーだったので、自分たちもあまり強く当たることができなかった。(相手のプレスに関して)裏その後にけられてっていう展開があって、プレスも一回後ろにひいてからいってもよかった。もっと自分たちで考えていってよかった。(前の試合よりセカンドの意識が高かった)けってくるサッカーってことがわかっていたから、セカンド勝負だなって思ってました。前の方ではしっかりボール回せていた。もっと前にあてて攻撃していくのもいいと。(最終戦は全勝同士で桃山学院大とになります)手強い相手っていうのもわかってるし、得失点では勝ってるけど、お互い2勝してて負けられないです。しっかりきょうの課題を修正していい準備をして挑みたいです。試合内容にもこだわっていきたいですね。







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