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関東大学女子リーグ戦
10月20日 神奈川・神大グラウンド
5−1大勝で、リーグ戦初制覇!
今季のワセダはいける――そう思わせる試合だった。前節で昨季まで3連覇していた日体大が神大に敗れたため、優勝決定戦となった神大戦。ワセダは圧倒的な攻撃力で神大を制し、関東大学1部リーグ初優勝を果たした。
序盤からワセダは、リスクを恐れずアグレッシブに攻める。攻撃の起点となる小野、サイドを攻め上がる有町、そして積極的にシュートを放つ小山と、1年生トリオが大暴れ。先制点もそこから生まれる。前半16分、相手キーパーの飛び出しに合わせ小山が浮き球でシュート、ボールは無人のゴールへと転がった。さらに続く同27分、今度はゴール前で佐藤からのパスを受けた小野がキーパーとの1対1を冷静に決める。後半に入り、簡単なミスから1点を献上するも、直後のCKで小山がきょう2点目となるヘディングシュートを叩き込む。その後ワセダは大幅にメンバーを入れ替えたこともあり、試合はこう着状態となるが、そこではベテランの粘りが目立った。終了間際には、なかなか決定機を決められずにいた佐藤のゴール、そしてゲーム終盤まで豊富な運動量で動き続けた松長の追加点でゲームセット。守備の面では、「普段の動きから見ると疲れが出ていた」(長岡義一監督=昭43商卒)と、連戦の疲れからか相手に決定的なチャンスを与えるも、岸の好セーブや相手のミスなどで失点を1に抑える。そして、東京都大会、全日本選手権東京都予選に続き、今季3度目の優勝を決めた。
優勝という結果に部員全員で喜びながらも、「まだ通過点」(佐藤)と選手たちに慢心はない。連戦で得た若手とベテランとの融合、新戦力の発掘、そしてチーム状況が悪いときでも勝ち抜く強さは、ワセダの大きな財産になったはず。まだまだ戦いは終らない、悲願の全日本大学選手権(インカレ)優勝を果たすその日まで。今季のワセダなら、きっとやれる。
(本濱 遥)
関東大学女子リーグ戦・優勝決定戦
早大
5
2−0
3−1
1
神大
【得点者】
小山2、小野、佐藤、松長
★佐藤が得点、アシスト共に1位!
佐藤が得点、アシストランキングともに堂々のトップに立った。自身の調子は「ピークではない」と語るも、7試合で17得点を挙げる活躍ぶり。初優勝に大きく貢献した。
早大メンバー
位置
背番
名前
前所属
学部学年
GK
16
岸星美
日ノ本学園
スポ3
→72分
天野実咲
常盤木学園
スポ4
DF
2
澤夏美
東経短大村田女子
スポ3
→72分
武末彩子
豊田レディース
スポ4
3
島田知佳
日テレメニーナ
スポ2
12
寺澤希
ルネサンス熊本FC
人2
→45分
鶴田佳代
富士見FCガイア
スポ1
MF
5
今井さゆり
神村学園
スポ2
7
堂下弥里
横須賀シーガルズ
教3
9
松長佳恵
伊賀FCフロイライン
スポ3
19
小野瞳
聖和学園
スポ1
FW
11
佐藤衣里子
清水第八FC
スポ4
17
小山李絵
日ノ本学園
スポ1
→70分
大脇友里佳
十文字
スポ2
18
有町紗也香
福井工大附属福井
スポ1
→76分
原一歩
富士見FCガイア
スポ1
◆コメント
長岡監督
(リーグ全体を振り返って)踏ん張りが足りない。U19で抜けたり、Lリーグの特別指定選手で2人(天野、佐藤)抜けたりしてチームワークが心配だった。まあ楽しくやってくれたんで良かったですが。疲れがあったので、2日間オフにしたりしました。ディフェンスで言ったら島田、澤、あとは佐藤とか、普段の動きから見ると疲れが出ていた。(佐藤選手は惜しいシュートも多かったですね)もっと抜けるのに、体がへばっていた。(コンスタントに出場していた大脇選手を外した)大脇も疲れてる感じがあった。(武末選手や天野選手も最後に出場)今年はできるだけ多くのタイトルを獲ろうと言っていて、4年生が頑張っていたので、出してあげるべきかなと。(初優勝ということで昨年までと違った点は)1人1人の強さと戦術に合った1人1人のスキルが合わさってやっとワセダらしいサッカーが出来るようになった。去年は出来ていなかったんでね。今年は週1回、ヘディングやスライディングのクリアなどの練習を取り入れています。(1年生の活躍も顕著)そうですね。層が厚い。(そのワセダらしいサッカーとは)ディフェンスにしてもオフェンスにしてもいつでもアグレッシブにやるサッカーと常々言っています。(チームワーク以外の課題は)3トップの動き方、2トップ4バックの動き方、2トップ3バックの動き方、この3種類を夏合宿からやらせています。(明日から都リーグ、全日本予選、インカレと続く)全日本でベスト8に入ることを目標にと、スタート時点から言っています。
武末主将
(初優勝。今の気持ちは)タイトルを獲れたことは素直に嬉しいです。1試合1試合、目の前の敵を倒すということを目標にやってきたことが実って結果に繋がったと思います。(このリーグで主将としての難しさなどは)いやそれはまだわかんないです(笑)。本当にここからです!(日体大戦で惜しくも引き分け。チームの雰囲気は)まあ結果は結果で、前向きにやれました。(今年のチームの強さなどは)私以外の4年生3人がプレーで引っぱってくれて、そして監督が私たちのために熱心に指導してくれて、それが合わさって結果として優勝できたと思います。(これから試合が続きますが1番の目標はやはりインカレ優勝ですか)そうですね。インカレで優勝するのが1番の目標なので、この結果に喜ぶだけでなく、しっかり切り換えてインカレで優勝したいです。
佐藤
(優勝した感想は)嬉しいです。でもまだ通過点なので、1つポイントをとれたって事は評価出来るけど、最後のインカレと関東リーグの入れ替え戦まで、まだまだです。(試合の内容は)最初は相手のリズムに慣れるのに時間かかったんですけど、その中で先制点取れて落ち着けました。1個自分たちのミスから失点しちゃった後も、焦りなくやれて良かったです。(1年生の活躍が目立ちました)1年生が積極的にやってくれると助かります。いつも微笑ましく見てます。(ご自身の調子は)悪くは無いけど、ピークではないですね。(今のチームの課題は)年度初めからボールへの執着心って部分ではよくなったんですけど、逆にボールばっかりに気を取られちゃってます。もっと余裕を持ってできるようになればいいなと思います。
岸
(リーグを振り返って)負けなかったことが良かったです。勝てる試合で勝てなかったこともありましたが。(その引き分けた日体大戦後、チームの雰囲気は)メンタルで負けたらダメなんで、悔しかったけどそれを出さずにやりました。(早大の点が入っても「切り換えろ」と何度もおっしゃってましたが)相手は一発を狙ってたので浮かれてたらいけないと思いました。1―1、2―1という状況でもいかに自分らのペースにするかが大事。(1点取られたが完封したかったですよね)それ(完封)はいつも目標にしています。取られ方もあんまりよくなかったです。(この大会フルスタメン出場)ケガしててずっと出れなかったんで楽しかったです。感覚は戻ってきました。(今年のチームの強さなどは)個々の能力が上がったことと得点力が上がったこととかです。(今後も試合が続きます)強いチームとできるのは楽しみです。自分らが力発揮したらある程度できると思うし、格上とやっても勝てるのがサッカーなんで。
小山
(優勝した感想は)素直に嬉しいですね。自分は中国帰り(AFC U19選手権中国2007)なので動けるか不安だったんですけど、点数も取れて良かったです。(1年生がいい動きでした)若さですかね(笑)。でも、今日の内容に満足してたらインカレ優勝は出来ないんで、質を上げていきたいです。(自身の課題は)個人的には、運動量増やしたいです。要求する声ももっと出して行きたい。あとはシュートの精度ですね。打ったら入るくらいにしていきたいです。(チームとしての目標)インカレしか見えてないって感じですね!
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