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第12回東京都トーナメント(天皇杯東京都予選学生系の部)
7月23日 早大東伏見グラウンド
天皇杯出場の夢、またも法大の前で散る
またしても法大の前で夢が打ち砕かれた。昨季も天皇杯出場への道が閉ざされたのがこの法大戦。昨季からここまで4戦4敗である難敵から一勝を挙げるため、そして何より天皇杯への出場権を手に入れるために、何としてでも勝利が欲しい一戦だった。しかし、終わってみれば結果は0−2と完封負け。高く立ちはだかるオレンジのカベをきょうも越えることはできなかった。
本戦出場を懸け、負けることが許されないという緊迫したムードの漂う中キックオフ。猛攻が予想される法大対策として、早大は4−4−2のフォーメーションで「いつもより引き気味」(大榎監督)に臨んだ。前半は「守備は良かった」(鈴木修)、「守備もしっかりしてた」(松本征)とどの選手も口をそろえて言っていたように、関東大学前期リーグで失点の多さから課題にも挙げられていた守備において良さが際立った。カウンターやインターセプトからのチャンスも積極的に狙っていき、相手に引けをとることなく拮抗したプレーを見せる。しかし、ゴールには結びつかず、この時間帯に「点を決められなかった」(兵藤主将)ことが後に悪夢を呼ぶこととなる。
そして勝負の後半戦。59分、ついにコーナーキックからの先制点を許してしまった。早大もセットプレーからのチャンスを生かしたかったが、イージーなパスミスをしてしまったり、ボールが枠を捉えられなかったりと、点数には結びつかない。首藤、前田、中島健をピッチに送り込み攻撃を試みるも、状況は変化せず。次第に疲労や焦りの色が見え、集中力も散漫になる一方で、法大のポゼッションが目立ち、相手ペースに巻き込まれていくようになる。そして89分には、キーパーが前に出たチャンスを見逃さなかった法大が、空いたスペースに冷静に流し込み、痛恨の追加点。それでも早大も最後まで粘ったが得点には至らず、0−2での敗戦、そして予選敗退に終わった。
今季も天皇杯出場はならなかった。総理大臣杯も予選で敗れ、目標であるタイトル獲得のチャンスは、後期リーグが残る関東大学1部リーグと全日本大学選手権(インカレ)を残すのみである。前期を4位で折り返したリーグ戦でどこまで順位を上げられるのか。昨季タイトルを目前で逃したインカレで今季は雪辱を果たせるのか――。その後期に目を向ける前に、まずは3日後に高麗大戦が控えている。「定期戦とはいえ負けたくはないです」(鈴木修)。しっかり気持ちを切り換え、まずは前期の締めくくりとなるこの試合で勝利をものにしてから後期を迎えたい。
(菅田早希)
学生系の部準決勝
早大
0
0−0
0−2
2
法大
早大メンバー
位置
背番
名前
前所属
学部学年
GK
1
河野猛
大分トリニータU18
社2
DF
4
金守貴紀
四日市中央工
社4
5
横山知伸
帝京
スポ4
3
藤森渉
早実
教4
20
幸田一亮
横浜F・マリノスユース
スポ1
MF
2
塗師亮
東京ヴェルディユース
スポ3
→72分
前田亮
都立駒場
教4
7
鈴木修人
市立船橋
スポ4
12
松本征也
浜名
スポ3
→82分
中島健太
國學院久我山
社4
◎10
兵藤慎剛
国見
スポ4
FW
8
山本脩斗
盛岡商
スポ4
9
渡邉千真
国見
スポ3
→63分
首藤豪
ジェフ市原ユース
スポ4
※◎は主将、監督は大榎克己監督(昭63教卒)
◆コメント
大榎監督
(きょうの試合)いつもより引き気味にして、奪ったボールをしっかり繋ごうとしたが、なかなかできなかったし、チャンスを作り切れなかった。(ハーフタイムの指示は)前半、守備は良かったので、後半もそのままの守りを続けて、攻撃の時にもう少しサイドからのチャンスを作っていこうとは言った。(次は高麗大戦)去年うちが勝ってて、今年はそのリベンジをしてくると思うので、しっかりチャレンジして思い切ったサッカーがしたい。
兵藤主将
(法大は)繋いでくるのが上手いんで、あまり前からではなく、形をしっかり作ってからいこうとしていて、前半はそれがはまって良かった。(前半は)守備が頑張ったが、点を決められなかったのが良くなかった。セットプレーからの失点も多かった。(後半は)前半、守備に関しては良かったんで、攻撃陣が良い形を作ろうということだったが、自分らの形ができてなくて、個人的にも全然で、もっとボールに絡むべきだった。(今後の目標)後期はインカレとリーグ戦しかもう残ってないんで、それに向けてしっかり頑張りたい。(高麗大戦は)前期の締めくくりなんで、高麗大も強いですが、しっかり気持ちを切り替えて、最後は良い形で追われるように頑張りたい。
鈴木修副将
(試合を振り返って)決めるとこで決めないとですね。前半は守備は良かった。後半、セットプレーで(点を)取られた。集中力がきれてました。集中した方が勝ちですね。(対策は)相手はポゼッションしてくるので、プレスを低めにして入ってきたのを潰そう、と。前半は出来てた。回させてるってかんじで。恐くはなかった。(次の試合について)高麗大戦は定期試合とはいえ、負けたくはないです。国立でやれるので、見に来てくれる人たちのためにも勝ちます。
山本
(きょうの試合はどうでしたか)負けたんで悔しいです。勝ってもっと上に進みたかったので悔いが残ります。(相性の悪い法政戦でしたが何か意識はしてましたか)4連敗中だというのは知っていましたが、そんなの全く関係なかったです。全力で勝ちにいったんですけど…。(一点目は不運な形での失点となりましたが)自分たちが点を取っていれば…やっぱりFWなんで点を取っていれば試合展開も変わっていたかも知れません。(夏が始まりますが、ご自身で課題とかありますか)走り込みや筋トレをやっていきたいですね。フィジカルが課題なんで、その辺を強化していきたい。
松本征
(きょうの試合は)前半はいい試合が出来たと思います。守備もしっかりしてたし、カウンターもできてた。後半、点を取られてから、セカンドをうまくとれなかったり、中盤無理してやられました。でも全体はそこまでひどくなかった。(法大戦に向けての対策は)特に法大だからという事はなかったです。しっかり、ポジショニングをして全体でボールを触って、コンパクトに、入ってきたのを狙うようにと心掛けてました。(木曜の高麗大戦について)国立だし、125周年記念だし、絶対勝ちたい。
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