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JR東日本カップ2007 関東大学リーグ
4月18日 東京・江東区夢の島競技場
難敵・法大に勝てず今季初黒星
実力的に大きな差があるわけではないが、昨季は3戦全敗と法大に勝ちきれないワセダ。そのジンクスを取り払うためにも、そして開幕3連勝のいい流れを止めないためにも、どうしても落とせない一戦だった。だがオレンジのカベは厚く、1−2で敗れ連勝を3でストップした。
状態不良のグラウンド、さらには雨。そこに法大への苦手意識が加わったのか、ワセダは序盤からイージーなパスミスやトラップミスを繰り返す。さらには、丁寧なプレーでしっかりとボールをつないでくる法大にファールを重ねてしまう。また、兵藤慎剛主将(スポ4)をケガで欠いたため中盤で溜めを作れず、なかなか前線へいいボールを送れないでいた。自陣でのプレーが続く中、前半23分にCKからシュートを決められ先制を許してしまう。だが、この失点からワセダが落ち着きを取り戻した。「つなげないから、裏を狙って蹴っていった」(山本)と、スペース狙って走り決定的なチャンスをつくるも、放つシュートはバーの上。決めるべきところで決められない。
点数の決められない状況を打破するため、後半11分から松本怜が送り込まれた。スピードとテクニックで駆け上がり相手DFをサイドに呼び込み、ゴール前を空けさせる。しかしゴールはまだ遠い。追いかける展開に慣れていないワセダは、焦りから前のめりになってしまう。そして後半26分、中盤とDFの間をうまくつかれカウンターからまたもや失点。0−2とされる。
昨季までは、先制されると元気をなくしてしまっていたワセダ。だが、今季のワセダは違う。2点ビハインドの状況でも、勝ちたい気持ちを捨てなかった。その結果がついに出た――後半40分、ゴール前で混戦となった鈴木のCKを、渡邉が押し込みゴール。“らしくない”泥臭いゴールであった。
試合はそのまま1−2で終了。またも、法大に勝利をあげることは出来なかった。しかし、収穫は十分にあった。兵藤を欠いたことで、メンバーが大幅に入れ替わり、戦い方のバリエーションが増えた。また、兵藤主将の代役をつとめた鈴木副将は、辛い時間帯にも走り回りチームを鼓舞した。そしてチーム全体に、どういう形でも勝ちたい、という気持ちが見られた試合だった。長く続くリーグ戦のなかで、まだ1つ負けただけだ。今日の反省を生かし、悔しさを忘れなければ、狙うべきタイトルが見えてくるだろう。
(本濱 遥)
第4節
早大
1
0−1
1−1
2
法大
【得点者】
(早)85渡邉(法)24稲葉、71山本
★渡邉が得点ランキング1位タイ!
昨季リーグ戦で14得点を挙げた得点王・渡邉が、第4節終了時点で駒大の高崎と並んで得点ランキング1位に。現在4得点を決めているので、1試合に1得点を決めている計算になる。また、シュート数では高崎(駒大)が10本なのに対して、渡邉は14本と貪欲にゴールを狙い続けていることがわかる。「試合ごとに自分の調子は上がってます」(渡邉)。エース・渡邉の奮起が、早大に勝利をもたらす!
順位表
順
チーム
勝点
勝数
負数
分数
得点
失点
得失
1
法大
12
4
0
0
9
2
7
2
明大
10
3
0
1
10
2
8
3
駒大
10
3
0
1
9
5
4
4
流経大
10
3
0
1
6
3
3
5
早大
9
3
1
0
9
3
6
6
中大
6
2
2
0
3
5
−2
7
東海大
4
1
2
1
5
8
−3
8
国士大
3
1
3
0
6
8
−2
9
順大
3
0
1
3
5
8
−3
10
東学大
1
0
3
1
1
6
−5
11
筑波大
0
0
4
0
2
7
−5
11
青学大
0
0
4
0
2
10
−8
※第4節終了時
早大メンバー
位置
背番
名前
出身校
学部学年
GK
1
伊藤拓真
前橋育英
スポ3
DF
4
金守貴紀
四日市中央工
社4
5
横山知伸
帝京
スポ4
23
藤森渉
早実
教4
MF
2
塗師亮
湘南台
スポ3
◎7
鈴木修人
市立船橋
スポ4
6
中島健太
國學院久我山
社4
→77分
門田新平
早大本庄
理工4
14
首藤豪
市立千葉
スポ4
→70分
前田亮
都立駒場
教4
31
幸田一亮
港北
スポ1
→56分
松本怜
青森山田
スポ2
FW
8
山本脩斗
盛岡商
スポ4
9
渡邉千真
国見
スポ3
※◎はゲーム主将、監督は大榎克己監督(昭63教卒)
◆コメント
大榎監督
きょうは法大の前線からのプレスがすごく、いつも通りコンパクトにいきたかったけれどもできなかった。(ピッチ状態が悪く、雨も強くて)コンディションが悪い中で(法大に)シンプルに繋がれて攻められて、ラインを下げてしまった。裏もつかれてしまったし。(前半は特にボール支配されていたが)立ち上がりのプレスが悪かったし、自分たちのいいようにサッカーをさせてもらえなかった。(1番の敗因は)先制点を許してしまったこと。(1点はかえしたが)まぁ2点目も入れられちゃったからね(笑)。(中二日で次節になってしまいます)もう少し自分たちのサッカーができるようにならないと。サイドから攻めあげて、背後をついてと、いつも通りのことができるように。
鈴木副将
(きょうの試合を振り返って)ここが一番大事な試合で、どうしても勝ちたかったんですけど・・・負けてしまって残念です。(法大の印象は)トップ下とかにおさまってドリブルで仕掛けてくる選手が多い。そうやって崩される場面が多かったですね。(ひどい雨の中での試合でしたが)中盤でとぎれちゃうんですよ。セカンドボールをもっととれれば出来たと思います。そういうリアクションサッカーというか、ボールがないところでの動きを意識していきたいです。(次節、順大戦への意気込みを)リーグ戦なんで、きょう負けてこれで終わりってわけじゃないので。やっぱり優勝目指してるんで、勝つように頑張ります。
山本
きょうは試合の入り方が悪かったです。最初の2、30分おされてしまって。グラウンドが悪かったんで、いつものようにパスでつなぐのが難しくて、裏を狙っていきました。法政はボールつないできましたけどね。後半は最初からうちのペースで、その時間帯に点をとっときたかったですけど…。(昨季から)法政に4連敗ですね。ちょこちょこやってくるし、うまいです。でも、へこんでてもしょうがないので、次すぐに試合あるし切り替えて、次につなげたいです。
横山
雨だし、ピッチコンディションも悪かったんで、シンプルに前に前につなぐことだけを考えてやっていました。キーパーへのバックパスをなくしたりだとか、リスクの少ないプレーを心がけてやっていて、そこはある程度できていつぁかなとは思うんですけど、法大に比べて勢いが足りなかったように思う。自分は今日全然ダメだったので、プレーに対しての意識だけじゃなく、もっと雰囲気から盛り上げていくようにしたい。
首藤
技術云々というよりも気持ちの戦いで、僕らになかったわけではないんですけど、法政の方が上回ってたんじゃないかと思います。法政は苦手というよりも勝てないって感じです。ここまで流れは良かったんで結果出せなくて残念です。順天は結構相性良いんですけど、勝つことだけを考えて準備していきたいです。
門田
(公式戦初出場)負けていたので、気持見せて点取りたかったので悔しいです。監督には思いっきりやれって言われました。点取らなきゃ何しても一緒なので、出ただけって感じです。次が大事なので切り替えて連敗しないようにしたいです。Iリーグでは活躍したらチャンスがあると思って今の自分の状況でできるかぎりやろうと、上目指してやってました。得意なプレーはゴール前でチョイチョイとしてシュートすることとセンタリングに中で合わせることです。
渡邉
(きょうの試合を振り返って)最初のセットプレーでの失点が痛かったですね。(法大の印象)つなぎ方がうまいですね。きょうも雨の中なのに、よくつないでいて。(敗因は)決定力の差ですね。チャンスが少ない中、得点につなげられませんでした。(せっかくの首位決戦ですが、雨の中でした)厳しい戦いになることは予想してましたけど、やっぱり法政には勝てませんでした。(試合は負けましたが、3試合連続得点中です)試合ごとに自分の調子は上がってます。(試合が続きますが、次の順大戦にむけて)きょうの負けを引きずらず、切り替えて頑張りたい 。
塗師
(法大相手に3連敗という結果は)同じ相手に3連敗というのはちょっと…監督からもぜひ勝ちたいといわれていて、自分たちも今度こそ勝ちたいというのもあった。3連勝という流れを崩したくなかった。けれど、やられてしまいつらいです。(土曜日には順大戦がありますが)ここで連勝は止まってしまったんですけど、もう次の試合がすぐなので切り替えて、勝利のために体調を整えるだけです。
伊藤
きょうは、グラウンドが悪いこともあって、ワセダとしてのサッカーがまったくできなかった。切り替えるしかないです。後半の失点は、全体的に前がかりになっていたので、しょうがないとう部分もあるけれど、もっとリスク管理を徹底できればと思います。(法大への苦手意識は)個人的にはないです。法大は個々の力も優れているし、チームとしても素晴らしい。こういう強いチームから今後勝ち点を取っていけるように、がんばります。
松本怜
(試合前には監督からどんな話が)去年一度も勝てなかった相手ですし、これからに向けての勝負の一戦になるから必ず勝ち点3を持って帰ろうと。(前半ベンチから見ていてどういうイメージを)雨でパスがつながってなかったので、ドリブルでどんどん仕掛けていこうと思ってました。(監督の指示は)とにかくお前の持ち味をどんどん出していけと。(スペースを意識しているようでしたか)(法大左サイドの)11番のスペースを消しながら(サイドバックの)3番がオーバーラップした裏のスペースいつも狙ってました。(チームが松本選手を生かそうとしていました)裏にスペースがあったのでみんな狙ってくれました。高い位置でボールが持てると相手のラインが下がって試合を支配できるので。(主導権を握っていた中での失点)チームが前がかりになっていて中盤とDFが離れてしまってそこをつかれました。悔しかったですが、あれは相手がうまかったです。(ロスタイムにチャンスが)右下のコースがぽっかり空いていたのでそのコースをしっかり狙ったんですけど。当たりすぎちゃって抑えが効かず浮いてしまいました。あれは自分のミスです。(これからに向けて)全勝優勝を目指していたんですが負けてしまってすごい残念です。でも次の試合も近いので切り替えて確実に勝ちたいです。自分はスーパーサブとしてがんばります(笑)。途中からの方が自分の持ち味が出しやすいんでやりやすいです(笑)。
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