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JR東日本カップ2006 関東大学リーグ戦
11月10日 東京・駒沢オリンピック公園総合運動場第二球技場
昨年の覇者・駒大のカベ厚くリーグ2連敗
前節、東学大に敗れたため優勝の可能性が消滅してしまったワセダ。しかしこれですべてが終わったわけではない。全日本大学選手権(インカレ)制覇に向けて、そして来シーズンに繋げるためにも勝って弾みをつけたいところだ。しかし、昨年の覇者・駒大の横綱サッカーの前に善戦するもあと一歩及ばず、0−1で敗れた。
前半、駒大の前線からの素早いプレッシャーの前に、持ち前のパスサッカーは完全に封じられた。相手の素早いプレスの前にロングボールを多用せざるを得ないワセダ。さらに、空中戦で上回る相手に対してセカンドボールを拾えず、苦しい展開が続く。それでも何度か惜しいチャンスを作るがゴールには至らない。そんな中迎えた前半37分、自陣ゴール前で与えたフリーキックを駒大・塚本に直接決められ先制点を許してしまう。流れをつかめないまま0−1で前半を折り返した。
後半に入ると、「サイド攻撃をチームとして意識しました」(渡邉)と語るように一連のパスワークからサイドを上手く使い、クロスを放り込む場面が多くなるが、前線が上手く合わせられない。逆に前がかりになったところをカウンターから危ない場面を迎えるが、時久の冷静な判断で窮地を凌ぐ。また後半40分にはゴール前の混戦からシュートを放ち、相手ゴールネットを揺らすが、無情にもオフサイドの判定。試合はこのまま互いに決定機を迎えることなく終了。駒大を苦しめはしたが、勝利には至らなかった。
優勝戦線から離脱したワセダと2連覇を目指す駒大の勢いの差が出た試合だった。シュート数は駒大の6本に対してワセダはわずか1本という寂しい結果に。後半は特にワセダペースだっただけに悔しい敗戦だが、これで落ち込んでいる暇はない。気持ちを切り替え、残り2試合の流経大、法大戦を良い形で締めくくってほしい。
(仲宗根源)
第20節
早大
0
0−1
0−0
1
駒大
【得点者】
(駒)37塚本
★国見兄弟の“四男”デビュー!
サッカーの名門、長崎・国見高出身の松橋優(スポ4)、兵藤、渡邉の“国見3兄弟”。その弟分、中川翔が待望の公式戦初出場を果たした。後半開始からピッチに送り出されると、本人は「緊張した」と振り返る。しかし、そこは高校で主将も務めた中川。得意のクロスボールでチャンスを演出し、大榎監督からも「よくやってくれた」と合格点をもらった。これからは“国見4兄弟”。兄たちのように早大を背負う存在になるであろうルーキーの成長に注目だ。
順位表
順
チーム
勝点
勝数
負数
分数
得点
失点
得失
1
流経大
46
14
2
4
48
20
28
2
駒大
44
14
4
2
37
18
19
3
明大
38
11
4
5
39
17
22
4
早大
34
10
6
4
39
22
17
5
法大
32
10
8
2
33
28
5
6
東学大
27
7
7
6
19
19
0
7
中大
27
8
9
3
26
39
−13
8
国士大
25
7
9
4
30
37
−7
9
順大
23
7
11
2
30
31
−1
10
筑波大
21
6
11
3
31
35
−4
11
専大
11
2
13
5
20
51
−31
12
東農大
10
2
14
4
15
50
−35
※第20節終了時点、残り2節
早大メンバー
位置
背番
名前
出身校
学部学年
GK
1
時久省吾
大津
スポ4
DF
12
横山知伸
帝京
スポ3
4
金守貴紀
四日市中央工
社3
3
◎山口貴弘
帝京
スポ4
MF
2
塗師亮
湘南台
スポ2
7
鈴木修人
市立船橋
スポ3
14
首藤豪
市立千葉
スポ3
→45分
中川翔平
国見
スポ1
8
山本脩斗
盛岡商業
スポ3
10
兵藤慎剛
国見
スポ3
FW
9
渡邉千真
国見
スポ2
18
島村毅
早稲田実業
スポ3
→74分
前田亮
都立駒場
教3
※◎はゲーム主将、監督は大榎克己監督(昭63教卒)
◆コメント
大榎監督
前節サイドからのクロスの精度も回数も少なかったのでサイドからのクロスをもっと期待して山本を使いました。決して駒大と同じことをしないようにして序盤はつぶし合いになるケースが多いので、そこのところはしっかり負けないようにするけども、時間が経ったときに自分たちがしっかりポゼションすること、サイドからうまく攻撃することをチームとして目指していました。向こうが得意なセットプレーでサイドからのロングスローもありましたのでその辺にしっかり準備をして。攻撃の時に枚数を割いたのは私の指示ではなく選手達が負けている状況で考えてのことです。いろんな選手にチャンスを与えたいし、1年間Iリーグも見てきて力のある選手にはトップでチャンスを与えたいからね。優勝がなくなったからというのも1つにあるんですが、これからインカレに向けて広い意味で準備をして行きたいと思いました。しっかりボールをつないでやたらむやみにボールを蹴らない。ただ相手のプレッシャーがかかったらうまく逃げて自分たちのピンチにならないように、それ以外だったらボールを速くうまく動かせ、向こうの守備を疲労させてもっとやろうと、むこうもかなり疲れてきていましたから。でも点を取れないと勝てない。ここ2試合点が取れていなくて公式記録を見てもうちは1本しかシュート打ってない。実際そんなことないと思うけど。もっとチャンスは作れるだろうし、シュートに行くまでが課題ですね。フィジカルでも勝てはしなかったけど負けもしていないし、相手にもしっかり対応できた。リスタートの1本でやられて不運な部分はあったけど、もっと自分たちがボールを動かして取られないポゼションする部分では課題はある。基本的な目指すものは変わらないけれど、精度をあげてシュートまで持っていくところをやりたい。あくまで22試合のうちの1つ、を2回、ベストを尽くす、それで出た結果はそれが力。
山口
(敗因は何だと思いますか)やっぱりセットプレーを与えちゃったってことですかね。(駒大の印象はいかがでしたか)いつもと変わらないですね。(裏に)蹴ってきます。(前半結構自分で攻めていましたが)上では五分五分だったので下で勝負しようかと思って、DFラインからボールをつなげていきたかったんですけど、プレスが早くてあわてちゃって、攻撃の起点になれなかったですね。(次も強豪の流経大ですが抱負は)優勝はなくなったんですけど、インカレにいい形でいけるように、勝っておきたいです。
兵藤
(今日の駒大の印象は)いつもどおりで、球際が激しくて。やっぱりむこうは優勝かかってるし、モベーションが高くて必死さが伝わってきたっていうのはありますけど。(敗因は何だと思われますか)シュート全然打ってないし、自分でも前半2点は入れられた機会があったんですけど、中途半端なプレーになってしまって。2試合連続無得点なんで、やっぱりそこはFWというか攻撃陣の責任だとは思います。(残り2試合、優勝は無くなりましたがどのようにモチベーションを高めて試合に臨まれますか)そうですね。優勝はなくなってしまったけど、インカレで結果を残すためにも(レベルの)高いチームとやれるっていうのはいいことなので。2試合連続敗戦なんで、そういうところを修正して試合にのぞみたいと思います。
鈴木
(試合を振り返って)ディフェンスラインでボールをつなぐんじゃなくて、もっと前でつなげれればよかったです。俺もヌリ(塗師)も全然ボールがもらえなかったし、そこから組み立てるってことができなかったです。後半もサイド狙ってこうってことだったんですけど、相手にうまくカバーされちゃって。(モチベーションのもっていきかたは)まぁ優勝はなくなったけど、インカレがあるし、1試合1試合ちゃんと戦っていきたい。自分のレベルアップっていう面もあるし。
山本
(駒大の印象は)いつも通り蹴ってくるサッカーでしたね。駒沢はどんどん蹴って放り込んでくるサッカーですけど、うちらはパスを後ろからつないでいくスタイルなんで、ボールにいく最初の人がちゃんと競ってセカンドボールを拾うようにしないといけないと思いました。(前半はディフェンスラインでかなりボールを回していましたが意図は)簡単に前に蹴ってもはね返されてしまうから、今日は特に後ろからつないでゲームを作っていこうっていうのがあったんで。ただ駒大FWのチェイシングが早くて、やむをえずサイドに蹴ってしまうというのがあったのは修正点でしたね。(試合を総括すると)前半はシュートを全然打てなくて嫌な時間にセットプレーで点を取られてしまったというのが悪かったですね。後半になるとピッチをワイドに使ってサイドにボールが入るようになったので、いい流れがつくれたと思います。やっぱうちはサイドから攻撃を組み立てていくチームなのでああいう形が増えるとリズムも良くなりますし。だから、あの流れのいい時間帯で得点とっておきたかったですね。(攻撃面での課題、収穫は)課題としては、さっきシュートを1本しか打っていないということを聞いたんですが、やっぱ90分通してシュートが1本だけって言うのは少なすぎると思うんでそれじゃ点はとれないし、一人一人がシュート意識をもっと高く持っていかないといけないということですね。収穫は負けた合なんでないです。(U21日本代表の練習などには参加されているのですか)合宿が24日からなんですけど、そこでアピールしてもし出番が与えられたら自分のプレーをしっかりしたいと思います。
金守
(試合へのモチベーションは)インカレにつながるようないい試合ができればと思っていました。(ともにレベルの高いチーム同士、いい試合はできたのでは)前半は相手のプレッシャーがすごくて大変でした。でも後半になって相手の足が止まってきてだいぶ攻められるようになれたのですが、点が取れなかったのが痛かったです。(その中で前半でもボールは結構回っていましたよね)スペースを見つけてボールを回すことで相手を走らせて消耗させるようにしていました。(駒大の2トップともにつめてくるのが早かったですが、1番やりにくかったのは)巻さんの高いヘディングがすごかったです。(特に課題を挙げるならば)シュートが少ないことです。そうしないと点が取れないんで。(次節は現在1位の流経大とです)いつも通りのプレーをしたいです。しっかりボール動かすようなプレーをしたい。
横山
(駒大の印象は)強い。やりにくさはあった。(高さは)全然負けてました。個人的には完敗です。(前半は駒大・原とのマッチアップがありましたが)原はスピードでくる感じだったんですけど、そっちは別によかった。対応できたと思う。(駒大・小林が速くてよく動いていました)そうですね。彼だけじゃなくてみんなに言えることなんですけど、駒大はどの選手も最後までしっかりついて追ってくる印象だった。(前線にあがるシーンも見られました)そのときの状況に応じて。フリーだったらあがって攻撃参加しろとは言われてるんで。(自身の出来は)ヘディングがダメだった。ほんとに競り負けてた。あとは縦へのキックもよくなかった。(敗因は)(相手にFKを与えた場面)あそこでいかなくてもよかった。判断ミスです。(もう優勝はないけどあと2試合モチベーションの維持は)インカレあるんで集中切らさずに、一日一日を大切にしていきたいです。
渡邉
(今日の駒大戦の感想は)とにかくプレッシャーが早かったですね。自分たちも速い攻撃を心がけたんですけど、チャンスをうまく活かすことができませんでした。(後半に向けて何か意識したことは)外から崩すように言われたので、サイド攻撃をチームとして意識しました。(今日の試合の敗因は)やはり決定力ですね。駒大は少ないチャンスをものにしてたけど、自分たちはチャンスをものにできなかったので。(次の流経大戦に向けて抱負を)前期に負けている相手なので、自分が点を取って勝ちたいです。
塗師
セットプレーから失点してしまったのは仕方ないが、2試合続けて点が取れなかったことが敗因ですね。シュートが少なすぎました。(空中戦は厳しかったか)放り込んでも、はね返されるので、サイドから攻撃するように指示されました。中を固められたときにどう点を取るかが今後の課題です。(今後の戦いは)優勝はないですが、その先にインカレが控えているので、そこへ向けた戦いですね。監督からも「どの試合も22分の1だ」と言われています。
中川翔
(初出場はどうでしたか)緊張しました。(自分のプレーはできましたか)クロスを上げることができたので、少しはできたと思います。(監督に言われたことは)攻撃的にっていうことです。試合後は「よくできた」と言ってもらえました。(自分のアピールポイントは)クロスです。(今後の目標は)レギュラー定着目指してがんばります。
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