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JR東日本カップ2006 関東大学リーグ戦
10月29日 東京・国立スポーツ科学センター西が丘サッカー場
変則型『2−7−1』で国士大にリベンジ!
早大が『2−7−1』の変則フォーメーションで、前期敗れている国士大に4−0でリベンジ。攻守に大活躍した鈴木のゴールなどで3戦連続4得点を挙げると、守備では4試合ぶりの完封とチームの好調ぶりを見せつけた。
今季ここまで採用してきた『3−5−2』のシステムを一変。「向こうのフォーメーションに合わせて」(大榎監督)敷いた国士大用フォーメーションは『2−7−1』だった。渡邉の1トップ、後ろには兵藤・山本・鈴木らの豪華攻撃陣がそろい、2バックには山口・金守、そこに横山がより守備意識の強いボランチで加わったかたち(図参照)。この大胆シフトが大成功を収める。
中盤に人数が多いため、得意の『パスサッカー』が前半から機能した。13分に山本のスルーパスに反応した渡邉が右サイドに流れ、中にクロスを入れると2.5列目から飛び出してきた鈴木が滑り込みながら先制弾を決める。28分には、自ら持ち込んだ渡邉が追加点を挙げると試合は完全に早大ペース。決定的なチャンスを何度もつくった。
後半になってもその流れは変わらず。山本がゴール前で敵4人に囲まれながらパス、それを中川が今季初となるゴールを豪快に叩き込むと、こちらも今季初となる山口がダメ押し弾を決めた。「自由に飛び出すようなサッカーをしたい」という大榎監督のまさに思惑通り、2列目・3列目よりも後ろの選手が得点を決め、終わってみれば3戦連続となる4得点。完封勝利を収めた。
駒大、流経大の上位2チームも勝利したため勝ち点差は変わらないが、主将の金田が後期初出場を果たすなど上位陣との直接対決へ準備は着々と進んでいる。特質なフォーメーションへの急な変更に対し、高い順応性を披露した早大。残り4節、今後の大榎采配にも注目だ。
(杉渕 敦)
第18節
早大
4
2−0
2−0
0
国士大
【得点者】
(早)12鈴木、28渡邉、49中川、71山口
★ワセダの守護神・時久の甲府入りが決定!
J1・ヴァンフォーレ甲府がGK時久を来季新加入することを発表した。大榎監督も「本人もJを希望していてそれもJ1で、とても喜ばしいことだと思います」とコメント。現在、Jリーグで活躍している徳永悠平(J1・FC東京)、矢島卓郎(平18人卒=現J1・清水エスパルス)ら先輩たちのシュートをキャッチングする日も近い。
★上位陣激突!残留争い激化!今後の要注目試合はコチラ!
リーグ戦が残り1カ月となり、優勝争い、残留争いが本格化してきた。ここから上位陣の直接対決が増えていくため、順位変動が激しくなることが予想される。また11位、12位のチームは2部リーグ優勝校、準優勝校との入れ替え戦に臨まなければならないため、こちらの残留争いも必死の戦いが繰り広げられる。
▽第19節 流経大(2)−法大(5)、
早大(3)
−東学大(6)
▽第20節 駒大(1)−
早大(3)
、筑波大(10)−東農大(12)
▽第21節 流経大(2)−
早大(3)
、筑波大(10)−専大(11)
▽最終節
早大(3)
−法大(5)、流経大(2)−駒大(1)、中大(7)−明大(4)、東農大(12)−専大(11)
※カッコ内は第18節終了時点での順位
順位表
順
チーム
勝点
勝数
負数
分数
得点
失点
得失
1
駒大
41
13
3
2
36
17
19
2
流経大
40
12
2
4
38
17
21
3
早大
34
10
4
4
39
20
19
4
明大
32
9
4
5
34
17
17
5
法大
29
9
7
2
29
25
4
6
東学大
24
6
6
6
18
17
1
7
中大
24
7
8
3
21
33
−12
8
国士大
22
6
8
4
28
30
−2
9
順大
20
6
10
2
25
26
−1
10
筑波大
15
4
11
3
24
33
−9
11
専大
11
2
11
5
19
45
−26
12
東農大
10
2
12
4
14
45
−31
※第18節終了時点、残り4節
早大メンバー
位置
背番
名前
出身校
学部学年
GK
1
時久省吾
大津
スポ4
DF
13
中川裕平
四日市中央工
社1
→83分
◎金田隼輔
星稜
スポ4
4
金守貴紀
四日市中央工
社3
3
山口貴弘
帝京
スポ4
MF
2
塗師亮
湘南台
スポ2
7
鈴木修人
市立船橋
スポ3
12
横山知伸
帝京
スポ3
14
首藤豪
市立千葉
スポ3
→62分
柳瀬貴史
国学院久我山
商1
10
兵藤慎剛
国見
スポ3
→80分
前田亮
都立駒場
教3
FW
9
渡邉千真
国見
スポ2
8
山本脩斗
盛岡商業
スポ3
※◎は主将、監督は大榎克己監督(昭63教卒)
※ポジションは登録ポジション
◆コメント
大榎監督
(試合前、選手達にはどのような言葉を)自分たちのサッカーをきちんとすることですね。向こうのフォーメーションに合わせてうちのフォーメーションを変えて、向こうの1トップに対して2バック、中島じゃなく向こうの柏(国士大)に中川裕平をつけたり、いつもとは少し変えたりして、うまく機能するのか気になったんですが、問題なくやってくれました。(試合を支配しました)国士も引いてくる感じではなかったので、そういう意味では良い時間帯に点が取れてよかったですね。(鈴木選手と塗師選手がかなり攻撃に絡んでいました)固定して自分のポジションにいるんではなくいろんなモビリティというか、ポジションチェンジをやろうとチームに言っているんで、でもボランチの1枚を残ってバランスを取りながらですけど。あんまりポジションにこだわらず、自由に飛び出すようなサッカーをしたいので。(中川選手が流れのなかから得点しました)向こうが1トップだったら2バック、3トップ気味に来たら4バックと自分たちの形だけを押しつけるんじゃなくて相手に合わせることも必要。よくあそこまでいたし山口もなんであそこにいたのかわからないけどいろんな選手が飛び出すこと、前の選手だけではなく後ろの選手も飛び出されると相手の守備は守りづらいからね。(松本怜選手のケガについて)ケガはしょうがないから、ほかにいる選手で戦うということですね、うちは層が厚いと思うし。(金田選手が復帰しました)誰が出るのかわからない状況ですね、僕にとっても嬉しい悩みですね。(調子は上向きですね)点が取れたこと、失点しなかったことは評価できる、いくら点をとっても失点すればしまりのない試合になってしまうので。(今後の抱負を)シュートが少ないですね、もっと打てるチャンスがあるのでどんどん撃っていきたいですね。
金田主将
(かなり久しぶりにピッチに帰ってきました)きょうは点差も開いていたので楽しもうかなと。(ここまで外側からチームを見てきて)練習では一緒にやってきてたんですけど、試合では頼もしく見てました。夏の走りこみでみんな動けるようになってきたし、得点が多いのもそのおかげだと思います。(残り4節、主将として)ここからが正念場。気持ちが強いチームが勝っていくと思うので、練習からチームを引っ張って、支えていきたいです。(時久選手が甲府入りを決めました)うれしいです。あいつは1年の時から本当に頑張ってたんで。
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