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JR東日本カップ2006 関東大学リーグ
9月3日 国立スポーツ科学センター西が丘サッカー場
“国見トリオ”大活躍も後期は引き分け発進
悲願の逆転優勝に向け後期リーグが開幕した。相手は後期での挽回を狙う名門・筑波大。前半は夏合宿から意識した“走って考えるサッカー”を体現することに成功。長崎・国見高出身の選手たちの活躍により2−0とリードするも、後半に2点を奪われ、痛い引き分けとなってしまった。
前半から早大は、渡邉を筆頭に前線から激しくプレスをかけていく。すると31分、その渡邉が相手DFからボールを奪い自らドリブル。中に走りこんでいた兵藤がそのボールをもらうと落ち着いてゴールに流し込んだ。さらに42分、松本怜のクロスをゴール前でうまくトラップした松橋が、相手に倒されPK獲得。それを兵藤がしっかりと決め、リードを2点に広げる。だが、後半からは試合は完全に筑波大ペースになってしまい、まさかの2失点。逆転優勝には“激痛”とも言える引き分けとなった。
前半こそ松橋、兵藤、渡邉の“国見トリオ”の活躍でリードこそ奪ったものの、前期リーグ同様、後半の粘り強さが見られなかった。「相手のリズムの中でどれだけやれるかが強いチームと弱いチームの差」と兵藤が語るように、少ないチャンスの中で確実に点を取っていく必要があるのだ。後期は始まったばかり。もう、負けられない。
(杉渕 敦)
第12節
早大
2
2−0
0−2
2
筑波大
【得点者】
(早)31兵藤、42兵藤(筑)51麻生、84麻生
順位表
順
チーム
勝点
勝数
負数
分数
得点
失点
得失
1
駒大
29
9
1
2
24
10
14
2
流経大
27
8
1
3
25
11
14
3
法大
21
7
5
0
20
16
4
4
早大
19
5
4
3
19
14
5
5
東学大
18
4
2
6
10
5
5
6
明大
16
3
4
4
20
12
8
7
国士大
15
4
5
3
20
18
2
8
中大
14
4
6
2
10
22
−12
9
筑波大
12
3
6
3
17
22
−5
10
順大
11
3
7
2
14
17
−3
11
東農大
9
2
7
3
9
25
−16
12
専修大
7
1
7
4
13
29
−16
※後期リーグ(第12節)終了時点
早大メンバー
位置
背番
名前
出身校
学部学年
GK
16
伊藤拓真
前橋育英
スポ2
DF
12
横山知伸
帝京
スポ3
4
金守貴紀
四日市中央工
社3
3
◎山口貴弘
帝京
スポ4
MF
2
塗師亮
湘南台
スポ2
7
鈴木修人
市立船橋
スポ3
15
中島健太
国学院久我山
社3
17
松本怜
青森山田
スポ1
→69分
首藤豪
市立千葉
スポ3
10
兵藤慎剛
国見
スポ3
FW
9
渡邉千真
国見
スポ2
→89分
島村毅
早稲田実業
スポ3
11
松橋優
国見
スポ4
→74分
前田亮
都立駒場
教3
※◎はゲーム主将、監督は大榎克己監督(昭63教卒)
◆コメント
大榎監督
(今日の試合について)流経が負けていたので勝ち点を縮めるチャンスだったのに残念。前半はプラン通りだったけど後半は相手も前がかりになってきて、ポジションが修正できず、裏に蹴ることが多くなってしまった。守備の時間が長くなって無駄な体力を費やしてしまった。(前半のプラン通りというのは?)FWからバックまでをコンパクトに保って、出たボールを挟み込むこと。攻撃では3−5−2のシステムを生かしてワイドに攻めること。(夏の走りこみの成果は出ていましたか?)出ている部分と物足りない部分がある。もっともっと走れたらいいけど限界はある。チームとしてどう戦っていくかということ。(2点を追いつかれた原因は?)相手をほめていい、素晴らしいシュートだったね。しっかり寄せなくてはいけないけれど。(先制しながら追いつかれるあたりは前期と同じですが)勝ちきれない。戦術、メンタルともにもっとたくましくしないと。
兵藤
(前期同様、先制を取っても追いつかれてしまう展開でしたが)本当に筑波とは相性が悪いです。なんなんですかね。前半はボールも回ってて良かったんですけど、後半になって運動量がガタ落ちしちゃって相手のリズムになってしまった。でも、サッカーだからそういうことはあるし、その相手のリズムの中でどれだけやれるかが強いチームと弱いチームの差だと思います。きょうのワセダは3点目が取れずにダラダラやってしまった。(2得点挙げましたね)1点目はディフェンスの中に入っていくのが1番いいと思ったんで、入ってって「出せ!」って千真(渡邉)に言ったらくれました(笑)PKはまぁアノ状況だと誰も蹴りたがらないから蹴ろっかなって。(今後の抱負を)これで1位と勝ち点10開いてしまったので、もう1試合1試合勝っていくしかないです。次節が(出場停止処分で)出れないので、みんなに頑張ってもらって、自分も次に出るときには頑張りたいです。
渡邉
(一点目につながるインターセプトは狙っていましたか)自分は普段あまり守備を意識できてないので、今日は高い位置で狙ってました。(後期がスタートしましたが、前期と同じような、先制して追いつかれるパターン。前からチーム全体を見ててどう思いましたか)まだまだ90分間気持ちを切らすことなくプレーができてないです。特に点を奪うと足が止まる。ただ後期は始まったばかりなので、まだ充分にチャンスはあると思ってます。(PKは蹴りたかったですか)はい、蹴りたいって言ったけど、蹴らせてくれなかったです。
中島
(2点とって追い付かれるという前期と同じ展開でしたが)ダメでしたね。後半流れが悪くかったです。その時はまぁ苦しかったですね。(後半までずっと走れてましたが、夏合宿でたくさん走りましたか?)そうですね、その効果もあるみたいです。(監督はオシムジャパンのサッカーを目指してるのですか?)はい(笑)。目指してるというより、早大のサッカーにプラスしていきたいんじゃないですか。(筑波は戦いにくい相手ですか?)いや、戦いやすいですよ。(後期リーグの抱負をお願いします)また上(駒沢)に差をつけられたんですけど、一戦一戦を大事に戦っていきます。
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