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 第11回東京都トーナメント(天皇杯東京都予選学生系の部) 7月17日 東京・早大東伏見グラウンド



 ホームで今季初黒星、天皇杯出場権を逃す

前期リーグに続き同じ相手への連敗に頭を悩ます兵藤  梅雨空の下、ホーム東伏見で強豪・法大を迎え撃つワセダ。悲願の天皇杯出場へ向け全力で挑んだが、法大のパスサッカーの前に力尽き、1−3というスコアで完敗。天皇杯出場という夢は断たれた。

 前半、両チームとも積極的に攻撃を仕掛けチャンスを作るも得点にはつながらない。しかし前半23分、法大のエース・井上が落としたボールを菊岡がミドルシュート。DFに当たったボールは軌道を変えそのままゴールへ。欲しかった先制点を相手に許す。だがワセダも黙ってはいない。失点の7分後、金守からのロングフィードを受けた松本が持ち味のスピードを活かし縦へ突破。「相手のDFが大きかったのでグランダーのクロスを心掛けていた」(松本)と語るように、低く速いボールが法大ゴール前へ。それを渡邉がスライディングしながら足先で合わせゴール。前半を同点で折り返す。

 雨足が強くなり始めた後半、立ち上がりこそよかったものの次第にワセダに疲れの色が見え始める。後半14分、「人数は足りていたけど、人にしっかりとつけていなかった」(山口)と語るようにセットプレーから失点を許すと、続く26分にも運動量が落ちたところをスピードで突破され3失点目。ワセダも何とか逆転しようと、攻撃的な前田、首藤を送りこむが状況は変わらず。焦りからか、ボールも上手くつながらず、決定的なチャンスを作れないまま、無常にも試合終了のホイッスル。天皇杯出場はまたも夢と消えた。

 今季、東伏見での公式戦初黒星と同時に天皇杯への切符を逃したワセダ。「悪いところはない。気持ちもあるし。あとは最後のシュートを決めるところだけ」(伊藤)というようにやはりフィニッシュの精度に課題が残る。今回の敗戦をバネに、9月から再開される関東大学リーグでは、スター選手を多く擁するワセダらしいサッカーを見せてほしいものだ。

(仲宗根源) 


学生系の部決勝
早大 1−1
0−2
法大
【得点者】(早)30渡邉(法)23菊岡、60元木、71菊岡


早大メンバー
位置 背番 名前 出身校 学部学年
GK 伊藤拓真 前橋育英 スポ2
DF 13 中川裕平 四日市中央工 社1
金守貴紀 四日市中央工 社3
◎山口貴弘 帝京 スポ4
MF 鈴木修人 市立船橋 スポ3
→83分 首藤豪 市立千葉 スポ3
塗師亮 湘南台 スポ2
15 中島健太 国学院久我山 社3
17 松本怜 青森山田 スポ1
10 兵藤慎剛 国見 スポ3
FW 渡邉千真 国見 スポ2
18 松橋優 国見 スポ4
→70分 前田亮 都立駒場 教3
※◎はゲーム主将、監督は大榎克己監督(昭63教卒)


◆コメント
大榎監督
(今日振り返って)自分たちのプレーができた部分と足りなかった部分の両方が出た試合かな。できた部分は1点目を取った後と後半の立ち上がり。何度もチャンスがあった。あそこで決めていたらというところ。でもサッカーは得てしてそういう部分があるからね。(声が少なかった印象だが)あまりリーダーシップを取れる選手がいなかった。ただ兵藤が出していたし、試合の中で必要な分の声は出ていたと思うよ。(法大の印象は)前にいいタレントがいて、ドリブル、高さの部分で競り負けていた。セットプレーでも多くやられてしまった。(選手交代の意図は)首藤については前の試合で良かったというのもあるが、ボランチを1枚にして、2列目からの飛び出しを考えていた。パワープレーなら島村という選択肢もあったが、2点差がついており、相手も高さがあったので難しかった。(後期に向けて修正すべきところは)ディフェンスの強さ。1対1の対応を上げないと。守備はディフェンスだけでできるものでもないし、全体としても必要。(4バックは)攻撃のバリエーションが増えるし理想だが、メンバーを見ると難しいかな。

兵藤
(法大の印象は) 前期と変わらず、つないでくるチームだと思ったんで、こっちもつなげていこうかと思ったんですけど…。守備やセットプレーでの課題がのこります。(今日の試合、ご自身の評価は)いや、全然ダメっすね。自分で点取れなかったし、アシストとか得点にからめてなかったんで。(これから夏、そして後期リーグですがチーム、そしてご自身の課題は)チームとしては、やっぱり守備ですね。組織での守備、個人での守備をもっと意識してやっていく。自分は、同じように守備もだし、自分で点取るのもそうだけどセットプレー、アシストなど得点にもっとからんでいきたい。(後期リーグに向けての意気込みをお願いします)やっぱり全勝しないと、もう優勝できないと思うんで。全勝するためにがんばります。

山口
(どういったテーマや意識で試合に臨みましたか)相手がつないでくるチームだったので、引いて守って素早くカウンターすることを心がけました。(3失点の原因は)余計なところでセットプレーにしてしまったのが駄目でしたね。あとセットプレーでの守りも、人数は足りていたけど人にしっかりとつけていなかった。(個人的な今日の試合の出来は)全然駄目でした。もっと仕事をしっかりしたいです。(後期リーグに向けての課題を)今日の法政のような強いチームに対してどのような試合をするかが重要ですね。後期は全勝する気持ちで臨みます。

鈴木
(これで法大に2連敗ですが)強かったです。ヘディングが強くて、蹴っても跳ね返されるし、セカンドボール狙ってもボールが飛び越えていっちゃってたんで。ただ、セカンドを自分で取りにいかないとボールが回ってこなかったんで、狙っても取れないの繰り返しでした。(点が取れなかったですね)おれと兵藤が決めてりゃよかったんですけど。(後半出だしはうまくボールも回っていましたが)はい。でも、おれと怜(松本)との間に向こうの6番と9番がいてやりづらかったです。だからパス出してもカットされちゃってました。(後期リーグまでの課題は)走ることですね。フィジカルが大切、ってことらしいんで。

中島
(今日の試合を振り返って)内容は負けてないですけど、決めるところで決めるということと、それができなかった差だと思います。(雨は)きょうくらいの程度だったらあんまり関係ないです。(前期リーグと同じ1−3という結果になってしまいましたが)特に苦手意識はないんですけど、差は埋まってなかったのかなぁと思いますね。(今日見えた課題は)チームとしてはやっぱりヘディングとか競り負けていたことと最後のシュート精度です。フィニッシュが課題です。つなぐ意識は高いので速攻も。(リーグ戦に向けて)流経大、法大、駒大など上のチームに勝つこと。自分としてはこれから夏あるので成長していきたい。

伊藤
(今日の試合を振り返って)全体的によくなかった。いいところもあったけど決めきれなかった。(サイドが崩されていましたが)相手の両サイドが結構上がってきた。対処がうまくできなかった。(セットプレーからの失点でしたが原因は)人にタイトに付かないと。自分もそうだけどボールに出ていけば防げた。(3失点でしたが)久しぶりに公式戦に出て大量失点っていうのは良くないんですけど次出た時は修正したいです。(後ろから見て今のワセダはどうですか)悪いところはない。気持ちもあるし。あとは最後のシュートを決めるところだけだと思います。

松本
(後半は決定的なチャンスが多くありました)後半最初の決めなければならないところで決めきれなかったから苦しくなってしまいましたね。(序盤は相手に主導権を握られて守備に追われる苦しい展開でしたが)耐えるところを耐えれば相手もボロが出ると思ってたんですがなかなか隙がなくて。(DFラインの裏のスペースをかなり狙っていたようですが)監督から相手の左サイドバックがかなり上がるので狙っていけって言われてました。中があんまり自由がなかったからボールが来ないのは仕方なかった。(中に切れ込んでのプレーが多かったようですが)ボールを持ったらいつも2人来てひとりが裏をカバーしていたんで。くさびがなかなか収まりにくかったようなので切れ込んでのほうがいいと思った。相手のDFが大きかったのでグラウンダーのクロスを心掛けていたんですが後半は雨で浮いちゃいました。(後期に向けての抱負を)チームは今日からオフなんで切り替えて。自分は関東大学選抜で韓国に遠征なんで頑張って。後期にむけてしっかり走り込んで仕切り直したいです。

中川
開幕戦法大とやった時は自分はベンチだったんで、その時とメンバーがどう変わったかとかはわからないんですけど、組織で守ってくるって印象があった。ヘッドとかも強くて、負けてる部分があった。今日はサイドを崩されてて、自分が周りに迷惑をかけてしまった。セットプレーから点をとられたとこは、一人一人がマークをみるってことができてなくて、あの時間帯でとられて厳しくなってしまった。3失点目のカウンターは切り替えが上手くいかなかった。ボールのとられ方が悪くて中盤がフリーになってしまった。もっと一人一人が上手くならなきゃ勝てないと思う。8月の間に練習を頑張って課題を克服していきたい。(U19日本代表に召集されましたがどうでしたか)みんなプロなんでレベルが違った。自分も負けないように頑張りたいです。







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