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 JR東日本カップ2006 関東大学リーグ 5月6日 国立スポーツ科学センター西が丘サッカー場



 今季初完封&連勝で『黄金の一週間』完結

兵藤がまたまた先制弾!ケガもこの男には関係ナシ  ワセダにとってまさに『黄金の一週間』となった。3日の明大戦の勝利に続きこの日も東学大を圧倒。兵藤、松本怜のゴールで2−0の快勝を収めた。これで今季初の2連勝。1部昇格後は波に乗り切れていなかったチームだったが、今季初完封も果たし、調子は確実に上向きだ。

 中川、松本怜、市川という1年生プレーヤー3人がスタメンに名を連ねた早大イレブン。試合開始後6分に山本が放ったシュートが惜しくもゴール上に外れると、その後はMF酒井を攻撃の起点とする東学大に押され気味の展開となる。だが、38分の酒井の鋭いシュートをGK時久がすばやく反応してしのぐなど、堅い守りで反撃のチャンスを狙い、42分には市川に代わって鈴木を投入。今季初出場となった鈴木は開幕直前に負った怪我の影響でこの試合が復帰戦となったが、この日は安定したプレーを披露した。頼れる男の完全復活を期待したい。そのまま早大は大きな見せ場をつくれずに前半を終える。

 後半は、立ち上がり直後こそ東学大に攻め込まれるが、その後は兵藤を中心に積極的な攻めに転じる。10分には中央の兵藤から左サイド中島へボールを運び、クロスボールに山本が合わせるがDFにクリアされる。12分には鈴木がゴール左手からの距離のあるフリーキックを直接狙い、キーパーにパンチングされるも復調をアピール。続く17分には松本がゴール前までの40メートル近くをドリブルで駆け抜けシュートするが、これもDFに阻まれる。

鈴木修人が帰ってきた!完全復調が待ち遠しい  点に結びつかなくてもいい形が作れてきたワセダは23分に渡邉に代えてFW島村を投入。すると、32分に中央左からのロングボールに反応した島村が相手DFに競り勝ちシュート。惜しくもゴールポストに阻まれるが、詰めていた兵藤が跳ね返った球を落ち着いてゴールに決め先制。待ち望んでいたゴールでチームがさらに躍動感を増すと、試合終了直前の44分に相手CKのこぼれ球からカウンターを仕掛けた松本が独走すると、走りこんできた中島に2人のディフェンスの間をかいくぐってパス。中島はワンツーで松本につなぎそのまま落ち着いて決めて2−0。松本は初得点。二人の美しいコンビネーションで試合を決定づけた。

 兵藤がここまでの戦いについて「一部の厳しさにも触れました」と語る通り、やはり関東1部リーグには豊富なタレントを誇る早大にとっても簡単に勝てるようなチームは少ない。だが、今日先発した一年生も活躍するなど、試合を重ねるごとにチームとしての層の厚さや成熟度は目に見えて上がっている。前期はあとわずか三試合だが、この勢いを持続できればさらに勝利は増やせるはず。このチームはどこまで成長するのか。残りの試合のワセダに注目したい。

(大仁田和彦) 


第8節
早大 0−0
2−0
東学大
【得点者】(早)兵藤、松本怜


順位表
チーム 勝点 勝数 負数 分数 得点 失点 得失
流経大 18 18 11
駒大 17 17
法大 15 13
早大 12 12 12
国士大 11 17 13
順大 11 10
筑波大 11 14 14
東学大 10
東農大 11 −5
10 中大 17 −11
11 明大
12 専修大 22 −14
※第8節終了時点
早大メンバー
位置 背番 名前 出身校 学部学年
GK 時久省吾 大津 スポ4
DF 塗師亮 湘南台 スポ2
金守貴紀 四日市中央工 社3
31 中川裕平 四日市中央工 社1
MF 10 兵藤慎剛 国見 スポ3
◎金田隼輔 星稜 スポ4
15 中島健太 国学院久我山 社3
32 松本怜 青森山田 スポ1
山本脩斗 盛岡商 スポ3
FW 渡邉千真 国見 スポ2
→68分 島村毅 早稲田実業 スポ3
33 市川雄太郎 大宮東 スポ1
→42分 鈴木修人 市立船橋 スポ3
※◎は主将、監督は大榎克己監督(昭63教卒)


◆コメント
大榎監督
(価値ある勝利でしたね)まあ楽な試合はないですからね。でも結果が出てよかった、失点を0に抑えたこともね。(試合前の指示は)ボールをきちんとつなぐようには言っています。今日はシステムを1トップ2シャドーにしたのでもう少し速い判断が必要だった。(前半で鈴木選手を投入しました)かなり狭いサッカーだったからどうしても展開、散らしが欲しかった。鈴木修斗はまあケガ明けでフルでは厳しいということで途中から入れることになりました。(前半の終盤からディフェンスの乱れを感じました)ああいうのは注意しないといけない。ビルドアップの段階でもうちはボールをきちんとつなぐスタイルだからある程度のミスは仕方ないが、ボランチへのパスでミスが出てはいけない。気を付けないと。(島村選手を投入しましたが)2トップに戻すか迷ったんですが、島村はそのままでも生きると思った。いい感じで攻撃に絡んでくれた。(兵藤選手は素晴らしかったですね)兵藤はずっとケガもあって痛め止めを飲みながらやってくれてる。ここまでして彼に頼らないといけないのも問題だけど、難しいコンディションの中よくやってくれた。でも彼のポテンシャルを考えるともっとプレーのクオリティはあがる、もっともっとやれるはずだよ。(松本怜選手の追加点は理想的なゴールだったのでは)そうですね。怜がよく勝負した。2対1の数的有利から中島もよくワンタッチで怜に戻した。いいゴールだった。今までは点を取った後にすぐ取られる悪い流れが続いていたのでそういう面で今日はよかった。(今日は初の完封試合でした)0点で終われた結果は満足です。でもこれからは結果だけじゃなく内容もしっかりしないといけない。カウンターの処理など問題点を修正して。とった後とられた後、試合開始と終了間際、気を付けないといけない時間帯でいかに落ち着いてできるかですね。

金田主将
(中二日でしたが)調整してきたのでコンディションは良かったです。(今季初の2連勝で、初完封です)危ないところもあったけどしのぐことができたし、1試合ずつ重ねる事に良くなってきたと思います。この感じを次に繋げていきたいです。(1点目の後に監督から指示を受けていましたが)ここで気をつけろって言われました。いつも先制した後に取られてしまうので。ボールを失った時は、逆に奪うチャンスでもあるので。(良かった点は)よくボールが回ってたところです。左右に展開して攻めることができた。(東学大は昨年7−0で負けた事を言っていましたが)こっちは特に気にしてません。昨年の事は昨年の事なんで、受け身にならず、積極的にいこうって。(次節に向けて)連勝したことにおごらず、修正するところはしっかりして挑みたいと思います。

早くもセットプレーを任される鈴木 鈴木
(久しぶりにピッチに戻ってきましたね)急に呼ばれてビックリしました!今日は絶対出ないと思ってたんで!流れが悪くて、流れ変えようとしたんですけど、なんか緊張というかなんというかミス連発しちゃって。まぁ、試合が勝ったんでよかったです。(ケガの具合はどうですか)薬飲んで出てます。まぁ良くなってきてるんで。でもまだ左足は蹴れないですね。あ、元から左足は蹴らないや(笑)(チームメイトとの連携に問題はありますか)いや、ないです。昨年から一緒にやってきてるんで、分かってる部分が多いです。
兵藤
(2連勝しましたね)いや〜よかった〜。トキさん(時久)とか守備のみんなが頑張ってくれたので。素直にうれしいです。(今季初完封にも成功しましたね)いや〜でかいですね〜。でかい!今までで1番攻守の切り替えへの意識が高かった。でもまだ遅いですね。あとは、試合中にもみんなが声を出して意見を言い合えるようになった。今まではなかったので。でももっと苦しいときに声を出さないといけない。チームのみんなには楽しくプレーしてもらいたいし、そうさせたい。(久しぶりのゴールも決めましたね)ボランチじゃなければ決めます(笑)!この前、トップ下なら決めるって言ったんで有言実行ですね!(この勢いに乗っていきたいですね)でも僕たちはチャレンジャーなんで。前評判は高かったかもしれないけど、実際1部の厳しさにも触れましたし。取りこぼしのないよう1試合1試合勝っていきたいです。そして前期には上位に、最終的には優勝を狙いたい。

自慢のスピードで相手を圧倒!松本怜が決めた 松本
東学大はすごい守備が堅いってことくらいしか印象がなかったです。チームとしては、サイドを使っていこうという話はしていました。最近CKとか、セットプレーを蹴っているのは兵藤さんが怪我しているから。兵藤さんが無理できない分、自分ができるところはそうやってカバーしていかないといけないので。今季初完封ってことについては、先制はできるだろうってみんな思ってたんで、その後集中できるかどうかでしたね。やっぱり今までずっと、すぐ返されてたんで、みんなかなり声出して集中してました。自分のゴールは…中島さんに決めてほしかったです(笑)。でももしかしたらくるかなぁとは思ってて。まぁ戻ってきたとこを決めれたんでよかったです。次の東農大戦でも今日みたいにゴールしたいです。自分が先制点を獲って、チームの勝利につなげたいです!(先月、高校選抜として参加した国際ユースサッカー大会では優勝に貢献しましたが)優勝っていうのが10年ぶりなんですけど、でも相手がそんなに上手くなかったです。体格とかはやっぱり全然違ってコンタクトとかも激しいし、足が長いから出されたら届かない。けど技術の面でいえば断然日本の方が上でした。

時久
東学大は失点が少なくて守備が堅いからうちの攻撃がどうやって崩すかが課題だった。前半も後半も間延びする時間帯があった。得点の後は金田中心に声出して集中してやろうとしてて今日はそれができたので良かった。(初完封ですね)やっとですね。内容的には危ないシーンもあったけど結果がでて良かった。(ファインセーブが多かったですが調子は)上がってきてます。これからも続けたいです。(次の試合は)1試合1試合ディフェンスをしっかりやっていきたいです。

金守
(中二日でしたが)別に影響はないです。(今季初の完封勝利ですね)良かったです!これが自信に繋がっていくと思います。(良かった点は?)みんな集中が最後まできれずにいけたことです。(得点した後、やはり完封は意識しましたか?)点取った後は特に意識しました。監督からも立ち上がりと終わりの5分、点を取った後はいつもより集中するように言われました。(次節に向けて)次も失点せず、0でいきたいです。勝ちにいきます。

中川
(今日の試合よく動けていたように見えたのですが、納得のいくプレーはできましたか?)そうですね、でもまだミスがあるのでそれを無くせるように頑張りたいです。(スタメン定着へ向けていいアピールができたのでは?)とりあえず初完封という結果が残せたのでいいアピールにはなったと思います。(同じ四日市中央工出身の金守選手とディフェンスを組んでいますが連携の部分とかはどうですか?)金守さんはとても上手いのでやりやすいです。(今日の試合は点数をつけるとしたら何点ぐらい?)100点中60点ぐらいですね。(次の東農大戦に向けて抱負は)出場できたら完封できるように、次の試合までの一週間頑張りたいです。

中島
(今日の試合について)自分は熱くてバテちゃいました(笑)でもプレー内容よりもチームとして勝てたことが大きいですね。僕はあまりドリブルができなかったんですけど、その分パスを回せたと思います。(アシストについて)リードしていたんで余裕を持って出せました(笑)(チーム状態は)連勝もできたし上向きですね。雰囲気も良くなっているし。カウンターを中心に攻められることが多いんで、そこは修正していきたいです。

山本
(今季初の2連勝ですね)うれしいです。(足の怪我は今日の試合でですか)いや、2月くらいからです。前節から試合後は冷やしてます。(今日も激しく動いてましたが体力面は大丈夫ですか)きつかったけど、体が動かなくて攻めでみんなに迷惑かけてたので、点とってからは守備の意識を高くして下がってました。島村の1トップで、オレと兵藤がシャドーだったんで、兵藤があがるからオレは守備がんばろうと。ヘディングとセカンドに意識を高くしました。(前期も残り少なくなってきましたが)この勢いで勝っていって、後期につなげたいです。







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