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JR東日本カップ2006 関東大学リーグ
4月9日 千葉・フクダ電子アリーナ
闘将・金田弾で新生ワセダ今季初勝利!
勝利に手が届きそうで届かなかった――。勝ちきれない悔しさを抱えて迎えた第3節。なんとしても勝ちがほしい早大は、ともに勝ち点1で並ぶ順大と戦い、3−1で今季初勝利を収めた。
先制点は早大から生まれる。前半14分、コーナーキックから兵藤が蹴ったボールに渡邉がヘッドで合わせてゴールネットを揺らす。FW陣では今季初ゴールとなった。この1点を守りつつも追加点が欲しいワセダ。この日2アシストの兵藤が果敢に攻め込み、多くのチャンスをつくるも得点には結びつかない。それどころかフリーキックなどで自陣に攻め込まれると、上手く対応できずに流れをもっていかれてしまう。そして前半も終わろうとした44分、早大ゴール前でのプレーで、順大にPKを献上してしまうと、それを決められ1−1。いやな流れのままハーフタイムを迎えることとなった。
ここで人一倍声を出したのは主将・金田である。今年キャプテンを任されることになった闘将は、以前にも増して声を出し続け、ピッチの中を駆け回る。攻守の要として、チームの軸として、気持ちでワセダを引っ張っていく。そして後半38分、その金田から逆転弾となる2点目が決まる。兵藤のフリーキックを相手GKが弾き、そのこぼれ球を金田が右足でゴールへと突き刺す。自分のチームの勝利は、自分で決める――魂がこもったゴールだった。
1部という暗闇のなかを手探りで戦ってきたワセダ。3節目にしてつかんだ一縷の光は、もう二度と手放さない。戦いはまだ始まったばかり――「気を引き締め直していきたい」(金田主将)。1部で荒れ狂うワセダの活躍が、見たい。
(菊地梨絵子)
★スーパーサブ島村、時給はおいくら?
後半44分、勝利を確かなものにしたのは島村の決めたゴール。兵藤が出したパスを、島村がつま先で押し込みダメ押しの3点目。今日は後半36分に途中出場となったが、「島村は短時間で結果をだして、時給が高い選手」(大榎監督)と言うように昨季を思い起こすような得点率の高さで、今季初勝利に花を飾った。
第3節
早大
3
1−1
2−0
1
順大
【得点者】
(早)渡邉、金田、島村(順)中村
順位表
順
チーム
勝点
勝数
負数
分数
得点
失点
得失
1
筑波大
7
2
0
1
7
3
4
2
法大
6
2
1
0
7
3
4
3
流経大
5
1
0
2
5
3
2
4
駒大
5
1
0
2
4
2
2
5
東学大
5
1
0
2
3
1
2
6
明大
4
1
1
1
4
2
2
7
国士大
4
1
1
1
6
6
0
8
早大
4
1
1
1
5
5
0
9
東農大
4
1
1
1
3
5
−2
10
中大
3
1
2
0
2
5
−3
11
順大
1
0
2
1
2
6
−4
12
専修大
0
0
3
0
1
8
−7
※第3節終了時点
早大メンバー
位置
背番
名前
出身校
学部学年
GK
1
時久省吾
大津
スポ4
DF
2
塗師亮
湘南台
スポ2
3
山口貴弘
帝京
スポ4
4
金守貴紀
四日市中央工
社3
24
松本征也
浜名
スポ2
MF
◎6
金田隼輔
星稜
スポ4
12
横山知伸
帝京
スポ3
14
首藤豪
市立千葉
スポ3
→68分
前田亮
都立駒場
教3
10
兵藤慎剛
国見
スポ3
FW
9
渡邉千真
国見
スポ2
→81分
島村毅
早稲田実業
スポ3
8
山本脩斗
盛岡商
スポ3
※◎は主将、監督は大榎克己監督(昭63教卒)
◆コメント
大榎監督
(ようやく勝ち点3を得ましたが)そうですね。ただ、毎試合同じような事をやって、ようやくそれに結果がついてきたということだと思います。前半先制して、なかなか思うように試合運びができず、前節の事が頭に浮かびました。でも前半終了間際に追いつかれたので、ハーフタイムは「後半はふりだしからだと思ってやろう」というようには言いました。(その後半ですが、途中から投入した二人のFWに求めていたものは)前田はとにかく、スピードで相手の守備をかき回すようにと、島村の場合は、短い時間の中でも仕事ができる選手ですので。(先に前田選手を投入したのは)まずは、(渡邉)千真とのバランスを考えたときに、高さとスピードで攻めようと思ってましたので、先に前田を入れました。その後は、1点を取りに行くために島村も、という感じでしたね。(FW陣が結果を出しましたが)FWはそれが仕事だからね、今日は良かったと思う。島村は短時間で結果をだして、時給が高い選手だね(笑)(今日の試合の組み立て方を振り返って)もっともっと流れからつないで、サイドに展開してクロスをあげるような場面を増やしたいね。次からはさらに、ビルドアップの時からテンポのいいサッカーを心がけていこうと思う。(守備面での細かなミスがありましたが)ミスをするのは仕方がない。リスクを恐れて、パスをつながずに、ただ大きく蹴り出していたのでは何の意味もない。大事なのは、ミスを周りがカバーする事と、ミスから学ぶこと。ミスは選手の成長に欠かせないものだから、決定的なミスさえしなければ、問題ないと思っている。ミスの後のリアクション、これが大事なんです。(次へ向けて)今日の勝利に浮かれることなく、同じ姿勢で何事にも取り組んで、上位へ巻き返しを図りたいと思います。
金田主将
(今季初勝利です)ここ2試合勝てない状態だったので、勝利の大切さが身にしみました。(自分で決めたゴールで2−1になりました)(ゴールを決めた瞬間は)最高です。奇跡なんですけど(笑)。まぁこの結果にうかれることなく気を引き締め直していきたいです。後半に前半のような流れをつくれなかったし、課題はまだあります。(今日も先制点を取ってから相手に決めらる展開でしたが)PKで決められてしまったのでしょうがないって所もあるんですが、それでもよく集中を切らさずにできたと思います。(前節の課題は改善できましたか)一戦一戦やっていく中で少しずつ直っていけばいいと思う。あとはセットプレーに対しての対応の仕方とかがまだまだですね。(ゲームプランニングは)(監督からは)バランスを見るようにといわれました。あとはセカンドをしっかり取ることとか、サイドを上手く使えるようにとは意識しました。(試合終了後に副将の山口さんと握手していましたが、何か話しましたか?)お前勝負強いなって(笑)。(次節へ向けて)修正点をみんなでつぶしていって、勝ちにいきたいと思います。今日の勝利にうかれないで、気持ちをまた切り替えて挑みたいと思います。
島村
(今季初ゴールはダメ押しの3点目になりました)ラッキーでした。嬉しいです。(今日はスタメンではなく途中出場でしたが)(監督に)点取ってこい。って言われました。(次節に向けて)絶対勝ちたいです。個人的には点を決めたいです。
渡邉
(今季初ゴールを決めた感想は)ずっと決めたいと思っていたので、決められてホッとしてます。開幕戦から狙っていたので。(今までFW陣が無得点でしたが、今日は2点決まりましたね)やっぱりFWが点を取ればチームも波に乗れるので。(次節への抱負は)切り替えですね。監督からも言われたのですが、みんなで次の試合に切り替えて、個人的には点をとることを意識します。
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