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 サッカー特集



 早大を支える、“陰の戦士”たち(2)

 選手の怪我の予防、処置、リハビリなどを中心に仕事をする、学生トレーナーの金子聡(人4)の話。

笑顔で取材に答える金子トレーナー Q.仕事内容を詳しく教えてください。
A.練習前:怪我している選手の怪我の具合を評価し、練習に参加できるか否か判断して監督に伝えます。怪我している選手にはテーピング等もします。
練習中:リハビリ(患部以外の部分の補強やランニングメニュー、怪我に合わせたメニューを提示)。練習中に怪我をした選手がいた場合は、その応急処置をします。
練習後:選手にケアの指示。マッサージをしてあげたり、ストレッチを手伝ったり。機材もそろっているので、それで治療したりもします。
また選手から、「この部分をもっと強化したい」などの要望があればフィジカルメニューも提示します。リハビリのメニューは、もちろん無理難題はださないけど、ぎりぎりできるかできないかってくらいに設定しますね。栄養補給についてはフィジコ(フィジカルコーチ)やコーチたちと相談したりしています。試合の時もやることは同じ。怪我の具合をみてどの程度やれるか判断したり、テーピングをしたり・・・といった感じです。テーピングだとか応急処置の仕方だとかは授業でもちろん習いますが、本を読んで自分で勉強したり、トレーナーの先輩の方達に教えてもらったりしていますね。関東選抜に帯同する機会があったんですが、やっぱレベルの高い選手は自己管理がきっちりしているなぁと思いました!意識が違うというか。もちろん全ての選手がそうってわけじゃないですけど(笑)

Q.トレーナーをやり始めたきっかけは?
A.高2頃から筋トレに興味を持ち始めて、アメリカのそういうトレーナーとかについての本とかを読み始めました。自分がプレーをしなくても、何らかの形でスポーツに関わりたいという思いがあったので。

Q.失敗談はありますか?
A.テーピングの時に、方向を間違えて逆に巻いちゃったことがあります。

Q.苦労話はありますか?
A.トレーナーをやっていて苦労することは、選手のメンタル面のサポートですね。やっぱりリハビリリハビリだと、どうしてもモチベーションが下がってしまうので、そこをいかにサポートするかですね。選手の教育も結構大変。言わなきゃストレッチをしなかったり、ただマッサージをして、と頼んでくる選手も少なくないんで(笑)これから先のことを考えても、選手自身でケアすることが大事になってくると思うので、その上で僕達がストレッチだとかマッサージでサポートするっていうのが理想なんです。あとはやっぱり忙しいですよね。大学院にもいきたいので。練習終わって選手のケアをして資料整理とかしていたら、いつも帰ると23時くらいですよ。

Q.選手の裏話とかはありますか?
A.徳永悠平(人4)選手:ストレッチあんましません。硬いです(笑)でも最近は頑張ってるかな。
高橋周大(人4)選手:彼が骨折してた時一緒にリハビリしてたんですけど、固定してるから練習とかは参加できないんですよね。だからジムでの筋トレってことになっていたんですけど、地元のジムでする、と言って実は遊んでたのを知っています。彼には言わなかったけど(笑)
玉田英史(商4)選手:普通、選手に1年の時にアイシングのやり方を教えるんですけど、こないだまで玉田選手がその作り方を知らなかったことが発覚。何でも今まで1回しかやったことがなくて、こないだのが2回目だったとか・・・普通に氷と水いれて空気抜くだけなのに、それすらできてなかった。
その他の選手達:矢島卓郎(人4)は怪我して、それが悪循環になっちゃって。もうちょっと柔軟性が必要かな?彼も体硬いんで。山本脩斗(スポ2)はすごいやわらかい!!いい筋肉をしてる(笑)千真(渡邊千真=スポ1)は怪我した状態で入ってきたんだけど、左右の筋力がちょっとアンバランスかな。

Q.監督はどんな人ですか?
A.あついです!あと、叙々苑の肉を不味いって言います。

Q.ズバリ、早慶戦では誰に期待していますか?
A.玉田。ゴールも決めちゃいます。

Q.この仕事のやりがいは?
A.長期リハビリしてた選手が試合でた時はやっぱりうれしいですね。やりがいは、全てですね。選手もそうだけど、そういった人と接すること全てにやりがいを感じます。

Q.将来の夢は何ですか?
A.Jリーグのトレーナーとか、いいなって思っていたんですけど、最近はそれだけじゃないなーって思いだして。小学生とか中学生とか、そういった若い世代にトレーナーの仕事っていうか自分の体のケアみたいなのを教える、普及活動がスポーツの発展にも寄与するんじゃないかってことで、教師っていう選択肢もあるかなって考えるようになりました。

(※取材は早慶戦以前に行われたものです)






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