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 関東リーグ 4月29日 埼玉スタジアム第二グラウンド



 東海大を相手に今季初の無失点勝利

先制点を決めた玉田は終始キレのある動きで相手を翻弄した 東海大戦・布陣  前節、慶大に敗れた早大。一部昇格を目指すためにも何としても勝ち点を奪いたいこの東海大戦は強い日差しの照りつける中で行われた。そんな中、早大は前半から積極的なプレーを見せる。試合開始早々の前半3分、右サイドの徳永悠平(人4)からのセンタリングにこの日FWとして出場した山本脩斗(スポ2)が飛び込みヘディングシュート。キーパーが弾いてこぼれたボールを玉田英史(商4)が押し込み先制ゴールを挙げ、幸先の良いスタートを切った。その後も、玉田、高橋周大(人4)らに兵藤慎剛(スポ2)が上手く絡んで左サイドを何度も突破。山本のオーバーヘッドなど、得点にはつながらなかったが、ゴールラッシュの期待を予感させる前半だった。

 後半になっても早大が試合を圧倒的に支配する。金田隼輔(スポ3)のミドルシュートが相手キーパーの好守にあうなど、ジリジリする展開が続くかと思われた後半57分。コーナーキックの流れで前線に残っていた山口貴弘(スポ3)に金田が絶妙なピンポイントクロス。「来ると思った」。(山口)これをきっちり山口が決め2-0と東海大を突き放した。後半は徳永が右サイドを完全に制圧。角度のないところからの際どいシュートや自ら切り込んでのスルーパスなど、フィジカル、視野の広さともに格の違いを見せつけその存在感はフィールドで際立っていた。その後、疲れの見え始めたチームを活性化するために首藤豪(スポ2)、中島健太(社2)、横山知伸(スポ2)を次々と投入。後半84分にはリーグ戦初出場の中島が相手DFラインを抜け出した兵藤からのパスを落ち着いて流し込み3-0とし、決着をつけた。この日の早大は安定したDFラインを披露。相手にDFラインの裏を何度か狙われても冷静に対処した。キーパー霜田健仁(人4)の好守もあり、リーグ戦5試合目にして初の完封勝利を挙げた。

 「チームとしてサイド攻撃を意識していた」と山本の語るように、この日の早大は徹底してサイド攻めた。再三の大きなサイドチェンジやサイドを基点とした二列目からの飛び出しに相手DF陣は振り回されていた。徹底したチームの戦術があったからこそ、輝きを増した個の力。この試合に早大がワンランク上に行くためのヒントがあった。前節の敗戦を引きずることなくしっかりと勝ち得た勝ち点3。この試合で得たものがそれだけではないことを、願う。

(小原秀樹) 
◆コメント

徳永
今日は勝ててよかった。初完封だったことが良かった。次につなげていきたいし つなげていけると思う。東海は怖くないと思った。自分たちのサッカーがやり易 かった。慶應戦からの切り替えも美味く出来たことが大きい。今日はサイドから 良く崩せていたと思います。サイドを崩すことでよりチャンスは生まれてくると 思うので積極的にいきたい。次節もいつもどおり自分たちのサッカーで勝ちたい

大榎監督
(リーグ初の無失点ゲームでしたね)締まった試合だった。今まででも一番締まっていた。(前回からの修正点は)相手がカチッっと守ってきたときの戦い方の確認。守備の意識とか。あとは戦術よりもメンタルの部分でリードされても自分たちのサッカーをすることをこころがけた。今日はメンタルも安定してたし結果も出たから良い自信になると思う。(兵藤が復帰しましたが)長いこと離れてたからサッカーの感覚はまだまだかな。それでも彼独特のタメやリズムが生まれてくる。(今日は色々な選手を試しましたね)頑張っていたから使ったけど、それで出て仕事してくれた。うれしい。これでポジション争いもし烈になってくるし良い傾向だと思う。(そんな中で外せない選手は?)金守や岡、徳永は今のところ全試合に出てるかな。あと山口も良かった。能力的には良いからあとはポジションとかかな。やはりDFの選手はあまりいじくりたくないというか変え辛いところはある。(これからの戦い方は)1試合1試合を勝っていけるように。終わって振り返った時に慶應の負けがあそこで負けておいて良かったと思えるようにしたい。

兵藤
(試合を振り返り)前半早くに点が入ったから落ち着けた。後半は相手が暑さでバテてくれたからパスがつながった。でも前半ももっとつないでチャンス作れたと思う。(久しぶりの試合でしたが)調子自体は良くないので。体力落ちでいるし。その中で90分出たのは良かった。(リーグ初の無失点)やっぱり入れられたくないから良かった。(トップ下のポジションはやりやすい?)やりやすいっていうのはある。ただこだわっていない。流れでポジションチェンジすることも多いので。(アシストの場面)自分で決めたいという思いはあったけど確率の高い方にした。3点目は試合を決めるものだったし大きな意味があった。だから決めてくれて良かったです。(代表合宿はどうだった?)メンバーもそろそろ決まると思う。次の合宿でワールドユースに出られるようになりたい。トップ下では水野や梶山、本田、中山が同じポジションになってくるのでライバル。ワールドユースでは日本が一番弱いとくらい。そのくらいの考えでいかないと勝てないと思う。

金田
(今日の内容は)ガッチリ守ってこなければ何とか形にはなりますね。早いうちに 点が取れたので戦いやすかったです。(ボールを放り込んでくる相手でしたが)デ ィフェンスラインは安定してるし高さもあるので、セカンドを取れるように意識 してました。(山本選手がトップでしたが)周太さんもやましゅう(山本)も足が速 いんで、スペース狙えたんでやりやすかったです。

鈴木修
(初完封でしたが)FWのところで挟み込んでボールを奪えたし、ピンチらしいピン チもなかったので安心してできました。(ロングボール放り込まれていましたが) セカンドはいつも取れるように意識しています。それでも取れないときはあるの で、取られた後どう対応するか考えながらプレーしていました。(攻撃面は)相手 のディフェンスラインが押し上げてくることが多かったので、サイドとラインの 裏にスペースがあってやりやすかったです。(山本選手がトップでした)あいつも 足元あるし、1.5列目で起点になれていたので良かった。トップが変わって も、練習でいつもやっているので、特に問題はないです。(関東リーグ続きますが) チームが勝てればいいです。その中で自分もいいプレーができればと思います。

玉田
(試合内容)もっと点が取れた。内容としては良かった。(相手の印象)特になかっ た。早稲田は自分たちのやることを徹底していた。(前回初黒星、切り換えられた ?)4年で話し合った。2連敗したら自信とかもなくなっちゃうから、連敗だけは避 けたかった。だから声だして盛り上げていこうと。(初スタメン、連携はうまくい ったか?)監督に期待をかけてもらった。信じてもらえたので。監督には、とにか くドリブルで前に出てセンタリングを上げろと指示された。連携については、み んなうまいんで、誰が出ても、誰とやってもうまい。 ボールの運び方とかみんなうまい。1タッチ、2タッチで局面を打開する。(序盤早 々の自身のゴールでしたが)俺じゃなくて山本にもらったゴール。あの得点でチー ムがのったというより、2点目がとれなくて不安だった。(自身の課題)体力。あと はシュートをもっと打つ。徳永も右サイドから打っていたので、左サイドからも もっと打つ。(次節に向けて)全員でたたかって勝てるようにする。

山本
(今日の試合を振り返って)FWは久しぶりだったんで、点に絡めてよかった。今日FWで出ることは昨日言われてビックリした。 (チームとしてはこの試合は何を狙っていたか?)サイド攻撃を狙っていた。この試合ではある程度できたと思う。 (次節に向けて一言)出たらとにかく点に絡む仕事ができるようにがんばりたいです。







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