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  東京都大学リーグ戦・第4節 日大文理戦   (9月26日 拓大グラウンド)

 島村復活弾も、初黒星で首位転落

 
早大  日大文理
前半
後半
得点者島村
退場松橋(55分)
  [ メンバー表はこちら ]


システム変更後、流れを変えるべく投入された玉田


 東京都リーグ第4節は雨の中行われ、日大文理と対戦した早大は1−2で敗れた。 ここまで3連勝と首位を守っていた早大だが、この敗戦により首位日体大から勝ち点 1差の2位に後退した。

 油断があったのであろうか。春の対戦では4−0と完勝、さらには今季1分け2敗 と苦しい戦いを強いられている日大文理が相手。現在3連勝中の早大には問題のない 相手だと思われた。しかし、そのような見方は試合が始まると一変する。相手の鋭い 出足の前にボールを回せず、チャンスをつくることができない。逆に積極的に裏への 飛び出しを狙ってくる相手に試合を支配され、苦しい試合展開となった。31分には 自陣右からのFKから決定的なピンチを招くが、GK植草が好セーブ。守備陣の踏ん 張りで前半を何とか0−0で折り返した。

 後半、嫌な流れを変えたい早大は4−4−2から3−5−2へとシステムを変更。 サイドからの展開を図った。だが、結果は裏目に。「サイドをうまくつかれた」とD F金守が語ったように、サイドMFの裏のスペースをつかれ、さらにピンチを招く結 果となってしまった。10分にはMF松橋が今日2枚目の警告で退場。数的不利にお ちいると、12分にはCKからのハイボールをGK植草が痛恨のパンチミス、このこ ぼれ球を押し込まれ、先制を許してしまった。しかし、そのわずか5分後。MF金田 のDF裏へのパスをケガから復帰したFW島村がDFを振り切りループシュート。少 ないチャンスを見事に生かし、同点弾を挙げた。その後の度重なるピンチも守備陣が 体をはってしのぎ、このまま引き分けかと思われた44分。悲劇が待っていた。自陣 左からのFKをニアでフリーで合わされ、痛恨の失点。試合はそのまま終了。初黒星 となった。

 集中力の欠如、攻守の連携など以前から顔をのぞかせていた課題がはっきりと浮き 彫りとなった。特に攻守両面における連携の拙さは深刻である。攻撃面では強引な個 人技での突破を図る場面が多く見られ、守備面ではセットプレーでのマークのずれか ら再三ピンチを招いた。これからの対戦はいずれもリーグ上位の相手となる。連携面 での向上に努め、気持ちを切り替えて次の試合に臨んでほしい。

(大迫拓郎) 


◆コメント

近藤主将
(初黒星ですが敗因は?)僕のせいですね。流れが相手で変えられなかった。やるこ とを統一するようにしないといけない。(後半からシステムを変更したが)初めてのポ ジションだったから何をやればいいかとまどった。やりたいサッカーはできなかった。 (先週もあまりいい流れの試合ではなかったが、それをふまえて何か練習中から意識し たことはあったか)ここ2試合うちの流れでできていない。もう1回よかった時を思い 出してやろうと。(具体的には)リーグ前。守備がよかったので。やっと練習の雰囲気 も引き締まってきた。(次に向けて)絶対に勝ちます。

植草
(試合を振り返って)残念でした。試合は何が起こるかわからないので絶対に勝てると は思ってなかった。ただやはり勝ちたかった。悔しいです。(2点ともセットプレーか らの失点だが)マークをもっと厳しくいかないと。集中が切れていたところがあった。 やっぱりこういうのは自分が言わなければ。(前半のファインセーブは)セーブできた ことはうれしい。ただファインセーブするということは攻められているということ。だ からそういう点ではうれしくない。(そのプレーで足を痛めたがケガの具合は)結構痛 い。今は歩くのも痛くて辛い。場所はふくらはぎ。途中で交代というのはいやだったか ら気力でやった。(後半3バックにシステムを変えたが)チームとして勝ちに行くため、 攻撃的にした。ただそれで点を取られてしまったのでしっかりしないと。(人数が一人 減ってしまったが)バランスの修正に初めは苦労した。でもそこまで問題はなかった。 体力などフィジカル面では自信があった。(直後の失点は)セットプレーだから人数は 関係ない。やはりマーク。(決定機が少なく感じるが)シュートの数は多い。相手が少 ない攻めながらGKまで何回も来られてしまうことが問題。守りはやっているのだが最後 の集中が足りないのかも。(次に向けて)早くケガを治して出たい。気持ち切り替えて 次こそは勝ちたい 。

矢島
(今日の試合は)ダメだった。ピッチが悪くてリズムがつくれなかった。先週もそうで、 土のピッチだとみんなつなげなくてボールが収まらない。そこは考えていこうと話して たんですが。(後半嫌な時間に勝ち越されましたね)セットプレーでピンチが多くて、そ こが課題。(敗因は?)最初点が取れなかったことと、セットプレーを不用意に与えたこ と。マークもズレていた。(次に向けて)切り替えていつも通りやっていこうと思います。

高橋周
(今日の試合は)後手後手になって向こうにペースをつかまれて、自分らの試合ができ なかった。最初多少油断もあって、点を取れないのが焦りにつながった。 (気をつける べき時間の失点について)集中力が切れてて、そこが強さの足りないところ。集中して 最低でも引き分けに持ち込みたかったのに負けてしまった。 (セットプレーでの失点に ついて)マークも甘かった。そこは練習でしっかりやらないといけない。(前回の反省か ら何に気をつけて練習してきた?)Jリーグのサテライトチームと試合したときも、ディ フェンスから入っていい攻撃につなげるということをやってきたので、今日も守備を重 視していい攻撃につなげたかったのに、つながらなかった。(次に向けて)一回頭を切り 替えて、いいプレースタイルが出るように、いい準備をして臨みたい。

金田
(後半から入ったが?)(松橋)優が飛び出すこともあって真ん中がスカスカで、いい飛び 出しをしても、飛び出した後スペースが空いてしまっていたので、そこを3―5―2に して埋められるように(自分が)入れられたと思って、空けないようにバランスを取ろう と思っていたが。(気をつけるべき時間に勝ち越されてしまいましたが)あそこでやられ るかやられないかが強いチームかどうかの差。時間帯的に嫌な時間だったので、失点し ないようにできればもっと勝っていけるのかなと。今日はいい教訓になった。(敗因は ?)バランスを最後まで修正できなかったこと。だから自分がバランスをとれなかった ことがすごく悔しいし、自分のせいで負けたと思ってます。次はやはりバランスを崩さ ないことと試合の入り方に注意したい。今日の植草さんのような気持ちの入ったプレー がみんなできれば絶対負けないし、優勝の為にも次は絶対勝ちます!とにかく一週間の 練習を大事にして次は楽しいサッカーを見せたい。

金守
(今日の出来は)全然ダメだった。(システム変更がありましたが)サイドのスペース、 特に右サイドをうまくつかれた。つねに数的不利をつくられていた。(セットプレーでの ピンチが多かったが)一点目は自分のマークだった。自分のミス。一人ひとりが責任をも ってしっかりつかないと。(今後にむけて)上位の相手だが、あと3試合しっかりと勝ちたい。

島村
(復帰戦で見事得点をあげましたね)いや、でも負けたら意味無いので。2ヶ月ぶりの試 合で点を取れたことはうれしい。チームのみんなやトレーナーに本当に感謝です。(これ でリーグ戦3勝1敗となりましたが)勝率とかは全然関係ないです。残りの試合全部勝ち ます。(残りのリーグ戦の抱負を)点を取るだけではなく、出たら流れを変えるようにな りたい。

島村選手のご両親
 ケガから復帰してよくやってくれた。頼もしく思う。昨日はメンバー発表で呼ばれずに 気落ちしたみたいですが、監督が呼び忘れたらしく、すごくう嬉しかったみたいです。

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