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wasedasports.com >  スケート >  フィギュアスケート 中野友加里インタビュー


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 東京選手権 10月6〜8日 明治神宮外苑アイススケート場



 いよいよグランプリシリーズへ!

中野友加里 ――次に、フリーについてですが。この曲は佐藤信夫先生が以前使われていた曲ですよね
 振付の(マリーナ・ズエワ)先生が持ってきたCDの中から2曲に絞ったんです。そしたらなんと、その2曲が信夫先生と久美子先生の曲だったんです(笑)。それで、先生方に相談したら、久美子先生が「信夫先生の曲にしましょう」ということでこの曲にしました。

――曲のテーマは
 そうですね。やっぱり『スペイン奇想曲』という題名からしてスパニッシュな感じなので、テーマは『情熱』ですね。情熱的に滑りたいと思います。

――衣装は、昨シーズンとはがらっと変わった鮮やかな色ですね
 あの色はマリーナ先生が選んでくれたんですけど、『サニーカラー』と言って、太陽のイメージなんです。はっきりした色の方があの曲には合っているのではないかなと思います。

――フリーで表現したいことは
 SPとは全く雰囲気が変わってくるので、SPは滑らかに、優雅に。フリーは一つ一つの技を、丁寧というよりもきちんと、ダイナミックに表現できたらと思います。

――3A成功されました
 嬉しかったですね。跳んだ瞬間は、何が何だかよくわからずという感じでした(笑)。自分がどんな感じで跳んだのかも、会場がどんな感じだったのかもわからなかったですね。

――以前よりも踏み切りの位置がリンクの中央になっていた気がしましたが
 そうですね。たぶん、跳び方を変えたから、(3Aが)跳べるようになったんだと思います。入るまでのプレパレーションを変えたんですよ。それで、助走が若干短くなったんです。だからリンクの中央で飛ぶようになったんだと思います。

――3−3回転については
 これはたぶん信夫先生も知らないと思うんですけど(笑)。実は、6分練習の時にあまりにも調子が悪かったので入れるのをやめようかと思っていたんです。そしたら、演技前に信夫先生が「他のジャンプは失敗してもいいから絶対にやりなさい」と。東京ブロックは試合の緊張感を思い出すための大会だったので、挑戦するのには丁度いいかなと思ってやりました。

――ループが回転不足でしたが
 タイミングがあわなかったというか、早かったですね。もう目に見えて分かっていました。気持ちが前へ前へと、急いでしまったんです。

――フリップも珍しく抜けてしまいましたが
 それも、完全にタイミングが早すぎましたね。どうしても気持ちが前のめりになって、せかせかしてしまって。曲よりも早くなってしまっていました。それだけ、たぶん一つ一つ丁寧にやっていないという証拠です。

――ステップのレベルが伸びませんでしたが
 SPもそうですが、ボディムーブメントですね。あとは全然スピードに乗れていなかったです。まだまだ滑り込みが足りていない証拠ですね。

中野友加里 ――SP、フリーともにドーナツスピンでのフィニッシュですね
 やっぱり自分では一番得意なスピンだと思っています。それだけ、周りの人も期待してくれていますし。そうやって期待され続けるようにしたいですね。

――昨シーズンは特に表情を意識されていましたが
 去年とは曲が全然違うので、また別の表情を見せれたらと思っています。去年のようにずっと笑顔で滑るというよりは、『静と動』。ここは笑顔で、ここは激しくというように変えていきたいと思います。

――昨シーズンの今大会と比べてスコアが大きく伸びました
 やっぱり夏の間にちゃんと練習できていたのが良かったのかなとは思います。去年は靴の調子が悪くて、バタバタしていたので十分に練習時間がとれなかったんですよ。最終的に今の靴に決まったのが東京ブロックの一週間でしたし。

――今年の練習については
 去年はSPを重点的に練習してきたのですが、今年は4月にプログラムが完成してからずっとフリー重視で練習してきました。やはり今はフィギュアスケートブームで競技人口が増えたために練習量が減ってしまったんです。以前であれば朝と夜に練習できたのですが、夜の練習が全くできなくなってしまって。なので、短い時間でいかに密度の濃い練習ができるか、それを心がけて練習してきました。45分の練習時間であれば、時間内いっぱい滑って疲れさせるといった感じでした。

――フリー全体の課題は
 やっぱりジャンプですね。ジャンプと…まあ、全部ですね(笑)。課題は挙げれていくとキリがないですね。

――フリーの見所は
 昨シーズンの『シンデレラ』は可愛らしい感じでしたけど、今シーズンはガラッと変わって情熱的な曲。「友加里はバレエ曲だけでなく、こんな曲も滑れるんだな」と思われるように頑張りたいですね。

――今シーズンのエキシビションについてですが、まずコルテオの『リトルナーレ』について
 この曲は今まで滑ったことのない曲ですね。オリエンタルで不思議な雰囲気を出せたらと思います。衣装はロシアの方にお願いしました。(アイスショーで3A挑戦は)練習です。アイスショーは試合のための勉強の場だというアドバイスをされたことがあったので、思い切って挑戦しました。

中野友加里 ――『アリア(風)サン=サーンス』については
 風のように優雅に。あの衣装は母が慌てて作ったものです。今、改造中です。羽があると太って見えるので、羽をとって、すっきりしようと思っています。

――先日の早慶戦はいかがでしたか
 そうですね、他のアイスショーとは違った独特の雰囲気ですよね。(SP初披露については)あの時は何が何だかよくわからないまま滑っていたので、ぼろぼろでしたね。(早慶戦で滑ってみて)滑り込みが足りていないというのが身にしみて分かりました。あの後一週間はずっとSPの滑り込みでしたね。やはりSPを上手く滑ると、次のフリーの自信に繋がるので、SPは大切です。

――今シーズンの目標は
 もちろん世界選手権が大きな目標ですが、まずはGPシリーズ…というよりもスケートカナダに向けて練習に励みたいと思います。(練習は)何時間もダラダラとするのではなく、少しの時間でも集中して、時間を無駄にしないように、密度の濃い練習を心がけて頑張ります。もちろん、怪我にも気をつけて。

――今シーズンの意気込みを
 家族、先生、友だち、ファンみなさん、サポートしれくれている方々の期待に応えられるように頑張りたいと思います。

――プレッシャーを感じることは
 期待してくれて、喜んでくれる人がいるというのは本当に嬉しいことです。その姿があるからこそやっていけるんだと思います。なので、プレッシャーと感じることはありませんね。

――ファンの方へメッセージをお願いします
 いつも支えてくれてありがとうございます。今シーズンも頑張りますので、応援よろしくお願いします。

(取材・編集 伊藤奈緒美、服部愛子、西村佳恵) 








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