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 GPシリーズ・NHK杯 11月30日〜12月3日 長野・ビッグハット



 プレーバックNHK杯

 感動の優勝から1年。ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今大会、中野友加里(人3)が3位に入賞した。「去年のよかった成績に伴った演技を」というプレッシャーから得意のスピンでミス、ジャンプの回転不足判定など取りこぼしもあったが、表現力は着実な成長を見せ自身過去最高のプログラム・コンポーネンツ・スコアを獲得。惜しくもグランプリファイナル進出は逃したものの、堂々と銅メダルを掲げた。また修正点も明確になり、全日本選手権に向けて意欲を見せた。


 スコア順位
SP56.86
フリー104.07
総合160.93


中野友加里 ――フリーを終えた瞬間の気持ちは
 一口に言えば、悔しかったです。中国(杯)のときよりいい演技をしよう、と思っていたくらいなのでプレッシャーの部分ではそれほどではなかったんですが。

――連覇へのプレッシャーは
 今年も優勝したい、とかファイナルに行きたい、といったプレッシャーではなく、人の見る目…ですね。去年のよかった成績に伴った演技か、という目で見られますから。うまく演技しなきゃ、というプレッシャーです。

――スピンのミスは
 起こってはいけないミスであって、練習だったらもしぐらついても持ちこたえているはず。試合で、足元がフラフラしていて失敗につながってしまいました。でもそれも言い訳で、何にもならないんですけど。中国杯のときより落ち着いていただけに、本当に痛いミスでした。

――ミックスゾーンでは「ループがトラウマになっている」という発言もありましたが
 さっき、終わった瞬間に、という質問でほかに思い浮かんだのもループのことです。ああ、また跳べなかったな、って。残念な気持ちでした。先生には「考えすぎ」と
中野友加里 言われますけど…。練習でも調子は悪くなく普通に跳んでいたのに、試合になると焦るんでしょうか。「跳ばなきゃ!」と思ってしまいます。

――レイバックスピンのレベル4は収穫ですね。具体的に何か変えたのですか
 特別練習した、というわけではなかったんですが、強いて言うなら回転速度を心がけたことです。でも次の試合でまたレベル4になるかというとわからないので、維持できればとは思っています。

――プログラムコンポーネンツも3項目で7点台でした
 アメリカチームとして来ていた(振付師の)マリーナが演技前ついていてくれました。練習を見て、「私が言ったことをやれてない、もっと上を見て、床の上でもシンデレラになりきれ、かわいくなくてもなりきれ」って(苦笑) 目線は上で、怖い顔をするなということでした。振り付けの点が一番高かったので、「私のおかげよ」と言っていました(笑)

――東京選手権、中国杯と不安定だったルッツは流れがよかったですね
 安定していました。東京ブロックは最悪でしたから…。あとはこれを試合で落ち着いてやり続けることが大切です。

中野友加里 ――昨季との技術点の差を気にしていましたが
 やっぱり、まずジャンプが跳べてからですね。去年は失敗しませんでしたから。失敗は印象も悪くなって、色んなところに響いてきます。

――全日本に向けてジャンプ構成を変える予定は
 変えると思います。もしかしたらループを跳ばないかもしれないですし、ジャンプの場所を入れ替えるかもしれません。

――トリプルアクセルは
 新横浜にいるときも、やっと跳べたかな?というくらいだったんです。NHK杯の会場入りしてからはコツをつかんできていたのに、あんな失敗(踏み切りのタイミングが合わず跳び上がれない)は初めてでした。硬くなりすぎました。

――野辺山ではどんな練習をしたのですか
 NHK杯の前の週、11月20〜23日までです。まずは練習を充実させよう、密度の濃い練習をしようということでした。疲れるためでもなく、失敗を少なくする練習を心がけました。先生にも「1回1回が本番と思いなさい」と言われていて、実際に失敗を少なく過ごせました。

中野友加里 ――今回は浅田真央選手(中京大中京高)が高得点を出しましたが、演技前に他選手の得点が気になったりしませんか
 それは見ないようにしています。それに、気になるということは集中していないということですから。

――現時点で不安点はありますか
 第一にジャンプ。スピンも回転がちょっと遅いような気がしています。

――2回目のNHK杯を振り返っていかがでしたか
 後から思うのは、ファイナル出たかったな、って…。去年出た試合に出られないのは残念です。それだけ世界はレベルが高いということですね。男子もすごかったです。一緒にスタオベしました。みんな精神力があるなぁ、なんて思いながら。あとは…やっぱりループを跳んでおきたかったかな。









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