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 【世界氷準】スケート部フィギュア部門・中野友加里 1/2ページ



 新たな経験を新たな力に

 昨季、大きな飛躍を遂げたフィギュア部門・中野友加里(人3)。3月末の世界選手権から帰国した後も、日本唯一のプロアイスショー『プリンスアイスワールド』や荒川静香(平16教卒=現プリンスホテル)が立ち上げた『フレンズ・オン・アイス』、またトークイベントにもゲスト出演するなどその活躍の場を広げている。そんな中野の来たるシーズン最大の目標は、東京で行われる世界選手権の出場権を獲得すること。様々な経験を力に変え、常に向上心を持って取り組んでいる現在の練習状況、またショーやトークイベントの感想をうかがった。


早朝練習に励む中野  ―最近の過ごし方は
基本的には、氷に乗っている時間が多いです。

 ―昨シーズンと比べて進化したところはありますか
 進化…はしていないんですけど、特には。ただ、ちょっとジャンプを直したいな、と思っていて。変なクセがあって、それを今、矯正しているのでその分ジャンプがバラバラになってしまっていますね(苦笑)

 ―ジャンプはずっと安定していましたが、直すのですか
 やっぱりジャンプを跳び上がるときに腰が曲がっていたり、猫背になっていたりとか、足の形が悪かったりするので。特に言われているのは、もう、どの人にも言われるんですけど、足の形が『4』の字になってしまうんですよ。それを先生が「どうしても直したい」って言うんです。それで4月に入ってからずっと練習しているんですけど全然直らないです…。

中野友加里中野友加里

 ―ということは見た目の問題でしょうか
 そうです。直さないと、今の新採点で加点されないんですよ。加点されるようなジャンプにしたい、ということを先生も言っています。

 ―その新採点も、また色々変更点が発表されましたが、毎年対応が大変ですね
 今、6月ですけどまたさらに変わると思うんですよ。もう一回(国際スケート連盟の)会議があるので。それで最終的に決まるとは思うんですけど。それに合わせてまた振り付けの先生に(プログラムを)作ってもらわないといけないですし、それに沿ってすべての要素をレベル4に近づけるっていうことが、進化じゃないですけど進歩になるとは思っています。

 ―新ショートプログラムはすでに披露されましたが、どのようにして決めたのですか?ご自身の希望でしょうか
 えっと、ショートの『SAYURI』の方は、今年の1月に四大陸選手権がコロラドであったときに振り付けの先生に会って相談したら「『SAYURI』が絶対いい」と言われて。日本の音楽だし、って。ショートはその時点でもう決定してたんですけど、フリーが全然決まらなくて。「何にしよう何にしよう」って言ってたら結局決まったのが…、あっ、まだ言わない方がいいですね(笑)

中野友加里中野友加里

 ―では公表できる範囲でお願いします
 決定はしたんですけど、すごく難しいです。――バレエ音楽を選ぶつもりはなかったんですけど、たどり着いたのがバレエ音楽で。でも去年(※バレエ曲『ドン・キホーテ』)とはまた全然違った雰囲気のバレエ音楽にしました。

 ―新プログラムを作る上で意識したことは
 5コンポーネンツのトランジション(つなぎ)の部分です。去年はその得点が低かったので、少しでも上がるようにとプログラムを作っていただきました。これからそれをいかに滑りこなすか、というのが目標になっています。

 ―『SAYURI』は上半身の動きが豊富ですよね。合わせた両手をずらしたり…
 それ、何だかわかりますか?

 ―扇子ですよね。そういう細かい振り付けが多いと足と手の動きが混乱したりしませんか
 それはないです。最初はもちろんありますけど、滑りこなしていくうちに慣れてくるので大丈夫です。

 ―フリーのジャンプで、例えば3−3のコンビネーションを入れることなどは考えていますか
 練習…はしているんですけど、上手く跳べないですね。難しいです、やっぱり。去年からは特にジャンプ構成は変えていないです。去年の構成のままで(プログラムを)作っていただいて、そこから何かできるなら、3−3入れようかな?っていう程度なんですが、まだまだそこまでいってないですね。

中野友加里中野友加里

 ―ショーの話に移ります。プリンスのショー出演が決まったときの気持ちは
 うれしかったです。初めてでしたし、昔から出たかったショーなので。

 ―将来、ショーで滑っていきたい気持ちはありますか
 もちろんあります。私自身、見せられるうち、滑っていられるうちは滑りたいです。なので、できればショーで滑っていきたいですし、ショーは好きなので。

 ―荒川さんのショーに出てみていかがでしたか
 楽しかったです。(出演が)決まったのはプリンスより少し前、ほぼ同時期だったんですけど、4月頭くらいです。直接、静香ちゃんに「出てくれる?」と言われて、「私で良ければ喜んで」と。

 ―今まで経験したショーと違った部分はありましたか
 プリンスのショーでやるグループナンバーが楽しかったです。ああいうことはなかなかできることじゃないので。みんなでダンスをしたりとか。

ループジャンプの練習をする中野  ―2つのショーで合わせて約1週間も滑り続けたわけですが、体調管理は大丈夫でしたか
 いえ、風邪はもちろんひいて、そのあと倒れました(笑)3、4日間かな、その週はずっと寝込んでいました。でもすぐ練習は始めましたけど…。

 ―最後の荒川さんのショーでは「鼻声ですいません」と観客にあいさつされていましたね
 そうです。喉が痛くて、声がひどかったですね。









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