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 第31回東日本ショートトラックスピードスケート選手権大会 11月6日 東京・江戸川区スポーツセンター



 桜井、復活の総合優勝!

他選手を抑え、先行する菊池
 東日本選手権の2日目。この日は1000メートルが行われ、ワセダからは復活を期す桜井美馬(スポ4=東京・武蔵野)と菊池萌水(社1=長野・野沢北)が出場。500メートルで優勝、1500メートルで2位だった桜井は、この日も安定した滑りを見せ、他を寄せ付けずに優勝。この日の優勝により、前日まで同点だった北吹(法大)を抜いて総合優勝を達成した。また菊池は前日まで総合得点3位の健闘を見せていたが、この日は準決勝で僅差の敗退。結果として姉の悠希(立大)に総合得点を抜かされてしまい、悔いの残るレースとなった。

 まさに復活を印象づけるレースだ。今季安定した滑りを見せることが出来なかった桜井が再びトップの座に戻ってきた。「良い滑りが出来たと思う」と本人も振り返るように、予選から落ち着いた滑りを見せる。最初から飛ばしすぎず、後半に一気にスパートをかけて先頭に立つ。メリハリのある、風格を感じさせる滑りであった。バンクーバー冬季五輪代表という輝かしい実績を残す桜井にとって、今季の結果への焦りもあっただろう。「ほっとしている」という桜井の言葉からも、重圧から解き放たれた安心感が垣間見えた。


準決勝では桜井vs菊池の早大対決が実現した
 一方の菊池も一緒に練習を積んでいる桜井と共に成長を続けている。「自分に対して悔しい」と今レースを振り返るように、準決勝の足出しという僅差での敗退には不完全燃焼が否めなかった。菊地の言う安定したフォームや強い気持ちが確立された時、必ずや満足した結果が得られるだろう。

 再び強い姿を見せてくれた桜井には、トップの座以外に目指すものはない。菊池にも表彰台という大きな目標がある。次の全日本選手権では、お互いさらにたくましい姿を見せ、リンク上で躍動する。

(記事 佐々木裕充、カメラ 辻耕平) 




◆結果
▽女子1000メートル
2位 桜井
5位 菊池
▽総合成績
優勝 桜井
4位 菊池


◆コメント
桜井美馬(スポ4=東京・武蔵野)
――今日のレースを振りかえっていかがですか
良い滑りができたと思います。
――レースを追うごとに調子があがってきましたか
そうですね、だんだん良くなっていきました。
――総合優勝という結果については
ほっとしています。
――具体的にどのような所に手ごたえを感じていますか
だんだん調子が戻ってきていたのを、このような良い結果で表すことが出来たのが良かったです。
――ピラティスを取り入れていると聞きましたが、競技に生かせていますか
そうですね、ピラティスを取り入れるとスケートも良くなるんですけど、今はなかなか取り入れることが出来ていないんで、また取り入れたいと思います。
――全日本への意気込みをお願いします
少しずつ調子を戻していって、本来の力を出せるように頑張りたいと思います。

菊池萌水(社1=長野・野沢北)
――ただいまの感想はいかがですか
悔しいです。
――それは準決勝で敗退したことですか
そうですね。最後に足出しの差で負けてしまったことが本当に悔しいです。
――大会を通して、どのような感想を持っておられますか
まだまだ努力や練習が足りなかったこととか、気持ちで負けてしまうことが積み重なってしまい、このような結果になったと思います。しかし、そういうところが反省点として見つけることが出来たので、もう一回気をつけてやろうという気持ちになることが出来ました。
――元からこの大会の位置づけはどのような気持ちでいらっしゃったのでしょうか
とりあえず選手権に通ることが大前提で、いつも出来ない冷静なレース展開などを意識して滑ることを気をつけていました。フォームがまだ安定していないので、きちんと自分で身につけられるように気をつけていました。
――立教大にいらっしゃるお姉さんが1000メートルで準優勝でした。それについてはいかがですか
結局、総合で逆転されてしまいました。私が決勝に行っていれば、総合で3位だったので、そこが心残りです。そういう展開が多いので、詰めが甘かったなと感じています。姉に対してというより、自分に対して悔しいなという気持ちです。
――次戦の全日本選手権に対しての意気込みをお願いします
前回が総合10位でした。来年のナショナルチームに入るためにも、最低で総合10位を守れるように、最後まで諦めずに、レースをしたいと思います。









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